にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん17歳、青(せい)くん15歳」「あたし。お洒落大好き還暦」「母。87歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

生きるということ

死は平等 苦しまずに逝く方が幸せ・・・?

行きつけの美容室の担当美容師・Tさんのお母様のことは、度々載せています。
脳梗塞を数度発症され、言葉の不自由さと半身麻痺で、デイサービスやショートステイを利用されていたようです。

Tさんは3人姉妹の末っ子でお母様と同居され、どうしても仕事が休めないときなどは、上のお姉様方が交代でお母様を看てくれていたそうです。

1年くらい前だったでしょうか、ご自宅の廊下で転倒なさり、幸いにも、骨折などはなく安堵なさっていましたが、それ以後歩くことを拒否なされ、車椅子生活になってしまったと仰っていました。
半身麻痺があっても、それまではちゃんとご自分で歩かれたいたそうですが、やはり転倒に対する恐怖心が出てしまったのではと。

そのお母様にガンが見つかったと聞いたのが、その少し後だったような。
血液検査での数値に異常があり、詳しく調べた結果が胃ガンだったということでした。

70代半ばで、ステージⅣ・余命宣告を受けたそうですが、オペも延命処置もしない選択肢をとり、痛みを取り除く、緩和ケアで病状を観ていくと仰っていました。

ガンは、とにかく痛い。
意思疎通が上手く図れない中で、痛みだけは取り除いてほしい。
それが姉妹の出された結論だったようです。

先月、美容室へ行った際に、闘病中だったお母様が亡くなられ、家族葬を執り行ったと仰っていました。
お母様の最期は、眠るように静かに息を引き取ったと・・・。

死ぬということは初めから覚悟をしていたので、そんなに泣くこともないだろうと思っていたそうですが、そこは人間ですものね、やはり泣いてしまったと話され、それでも苦しまずに逝ってくれたことが母には幸せだったのではないか・・・とも。

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夫も、ガンで亡くなりました。
受診した時には既に手遅れに近く、黄疸が激しくオペができない状態なので、抗がん剤での治療になると言われました。

その当時は、夫のガン専用の抗がん剤はないとのことで、他のガンの抗がん剤での対処。効き目に関しては手探りとの説明を受けました。
医師からは、余命宣告という形ではなく、生存率の説明で、
1年生存率50%、5年生存率10%と。

入院後、ガリガリに痩せこけ、抗がん剤の副作用で食べ物に味がなく、身体が怠くてしょうがないと言い、亡くなる数日前から朦朧となり、ベッド上で寝たり起きたりを繰り返していた。
結局、入院後2ヶ月で、53歳での旅立ち。
亡くなる間際まで苦しみ、意識が混濁としている中でカァッと大きく口を開けたまま逝ってしまいました。

Tさんのお母様は、苦しまずに眠るように逝かれた。
夫とあたしは、もしかしたら選択肢を間違えたのか。
どうせ手遅れなら、緩和ケアを択べば善かったのだろうか。

人は、必ず死を迎える。
生前、元気な頃から言っていた。

「死ぬことは怖くはない。でも苦しむのは嫌だな」

そして、入院中にも言っていた。

「俺は死ぬとき苦しむのかな・・・」

「死にたくない」
とは、一言も発せず、苦しむことだけを嫌がっていた夫。

静かな最期を遂げられた、Tさんのお母様。
ご冥福をお祈り申し上げます。


限りある命だから、輝ける・・・?

初代ジェームズボンド役だった、俳優のショーン・コネリーさんが亡くなられたとのことですね。

007シリーズは、たま~に観ていました。
特に思い入れはありませんが、水戸黄門のような勧善懲悪は好きなので、悪を懲らしめる内容にはスカッとしていました。

90歳だったようですね。
ご家族に見守られ、寝ている間に逝かれたとか。
想像するに、苦しむことのないご最期だったのでしょう。

2~3年くらい前だったでしょうか、綾瀬はるかさん主演の「クローン」を題材にしたドラマを観ていました。亡くなられた三浦春馬さんも出演されていたドラマです。

どんなに医学が進歩しても、生身の人間が永遠の命で居られることはない。
自分と全く同じ遺伝子を持つクローン人間から、臓器を少しずつ奪い(言葉は悪いですが、敢えて)生きながらえる。
クローン人間は、クローンとして生を受けたことを受け入れ、これに従い亡くなっていくが、クローンとて、感情はある。
運命を受け入れたとしても、そこには葛藤も生まれる。
その演技をしていたのが、共演の水川あさみさんでしたが、強く印象に残っています。

人は必ず老います。そして、その先には死があります。
これは避けられない事実です。

もしこのドラマが現実のことであったなら、世界中の人間がどんどん生まれ、死にゆく者がいない世界となってしまう。
人間だけが増え続けた世界を想像したら・・・それこそ恐ろしい顛末となるに違いない。

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命には限りがある。だから輝いていられるのかもしれない。
人生100年の時代と言われ、60代は若輩者?
これからの時代を、自分はどのように生きていくのか。

与えられた命を全うし「あ~、楽しい人生だった。ありがとう」
こう言えたなら、どんなにか幸せなことだろうと思う。

あたしは人生を諦めたくはない。
もう少し、頑張ってみよう。

その選択肢は最善ですか? 女優竹内結子さんの死

左足首の腫れと痛みですが、少しずつ引けています。
内服薬の効果あり!のようです。

今朝、芸能人の訃報が伝えられていました。
竹内結子さんの自殺ではないか・・・報道です。

少し前には、芦名星さん。
その前には、三浦春馬さん。

何故死に急ぐのか。
コロナ禍の中で、精神を保つことができなかったのでは・・・
コメンテイターと呼ばれる方々が口々に言っています。

竹内さんは、今年の1月に二人目のお子様を出産されているとか(知りませんでしたが)
その、まだまだ手のかかる乳児を残して自らの命を絶つということを、あたしは簡単には理解できません(育児うつ?と、言う方もいた)

あたしも先日、死を考えたことを載せましたが、とどまらせてくれたのはにゃんズの存在です。
あたしが死んでも、娘たちが引き取ってくれるでしょう。
でも、あたしほどの愛情を注いではもらえないでしょう。
ふたり(桐と青)の性格や体質・体調等全てを知っているのはあたしだけ。
そのあたしには、二人を見放すことになる行動は、できなかったということです。

亡き夫が、癌で闘病中のときのことです。
朝からずっと病室に詰めていたあたしに「もう、帰れ。あいつらが寂しがっているはずだから」と。
自分の方がずっと辛かったはずなのに、にゃんズのことを心配する言葉を発していました。

にゃんズはあたしの生きるための糧。
もしかしたら、美代さんもその糧の一つになっているのか。
日々愚痴を言いながらも、この人の世話をしていることが、生きる糧となっているのだろか。

お子様の存在は、生きて行くための糧にはならなかったのでしょうか。
この世には、シンママ・シンパパさんは沢山いると思います。
特にシンママさんは、金銭面等の為に必死で働いています。
竹内さんとて、最初の夫・中村獅童さんと離婚されてからは、シンママとして頑張っておられたはず。

ご家庭・ご家族のことを、他人がとやかく言うことではないですが、生きる選択肢は本当になかったのかと、残念でなりません。

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竹内さんの死を聞いて、ふと頭の中で死ぬということはどの様な状態になるのかと考えました。
何も観えない・何も聞こえない・何も喋れない・何も感じない・・・。
三重苦のヘレンケラーさんは、触れ・感じることはできたはず。

何もない世界に逝くということ。
それが死ぬということ、無になるということ。
(宗教の世界のことは置いて)

三浦春馬さんの死が報じられた際の知り合いの言葉

「その死が最善の選択肢であって欲しい。そうでなければ残された人たちが辛すぎる」

竹内結子さんのご冥福をお祈り申し上げます。


お墓参りは必ず必要・・・?

あたしの住む地域は、迎え盆から送り盆までの4日間お墓参りが続く。
何故?
母美代さんに訊くと、ご近所の皆様方がそうしてきたから、自分も右習いをしてきたと。

13・14日と、行ってきたが、今日は朝から雨。
昼頃には止むのかなぁ・・・と、思いながら待っていたが、一向に止む気配がない。
ユカが言うには「今日はこれから大雨警報が出てるよ」と。

そんな感じで空を眺めていると、美代さんの携帯に着信。
いつものヨッコさんではなく、美代さんの従妹にあたるミソノさんから。

「うんうん、昨日来た。うんうんそがありがでな。うんうん来てけろや」

えっ?何・・・これから来るって言うの?
ダメでしょ。
コロナの時代で、あたしたち親子は関東から来ているのよ。
関東者がいる家にわざわざ来ないでよ・・・。

美代さんは昨日帰省したと言い、顔見せに来てくれることを有難いと言っていたが、隣の部屋で聴いていたあたしは急いで断りの電話を入れさせた。
ミソノさんも夫に注意を受けたらしく、結局は来ないことに。

そう言えば、帰省する2~3日前にヨッコさんからの電話で「帰省しても弟妹や、ミソノさんの家には行かないように」と言われていたが、そんなことはすっかり忘れていた美代さん。
歩くことがままならないので、来てくれると言われたことが、とにかく嬉しかったようだ。

コロナの怖さを理解できていない。
昨年の7月から8月にかけ市中肺炎で入院したが、そのときの記憶はあると言い、そんなに辛くはなかったと言う。
コロナで入院したら、家族との面会もできずにひたすら白い壁を眺めるだけの生活になるのだと、何度も教え聞かせてきた。
退院の3日くらい前まではベッド上安静だったけど、それも憶えていると言うのか。

昨夜、入浴をさせようとしたが寒いと言い出し、ならば今日の昼に入れようということにしていた。
美代さんをお風呂に入れ、気付くと3時を回っていた。
雨も止んでいたが、何だろう・・・気が載らない?
お墓参りの気分じゃない?
父と夫には申し訳ないが、今日は無しとさせてもらうことに。

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わが家は分家。
父は、兄姉の末っ子で、長姉とは、親子ほどの年齢差がある。
父が亡くなり、本家筋とは絶縁状態になった。
墓地も、父が生前に用意していたもので、ご先祖様と呼ぶ対象は父になるのだろう。
ユカにとってのご先祖様とは誰かと、訊いてみた。
即答で「祖父ちゃん」

この先、年齢的には美代さんが。その後にあたしが入ることになるお墓。
墓守はユカに。
独身のユカの後は、嫁いだサキの役目になるのだろうが、取り敢えずは今生きているあたしの判断でのお墓参りのやり方になる。

ご先祖様は大事だ。
でも、生きている人間が第一になるだろう。
ご近所に習ってきたと言っていた美代さんだが、葬儀のやり方もこじんまりとした家族葬にすることが多いらしい。
わが家もその家族葬にすることを考え、昨年秋には母方の叔父・叔母には話は着けてある。
お墓参りも、あたしの代で変えたとしても、父や夫は文句を言わないだろう・・・勝手にそんな想いでいるが、草葉の陰で父は嘆いているのだろうか。

明日は送り盆。
午前中に墓参りを済ませ、立てたお線香やろうそく・花の片付けがある。
全てをきれいに片付け何もない状態で、お墓を後にすることになる。


三浦春馬さんの死から想うこと

なぜ?

なぜ自ら命を絶つの・・・


夫が亡くなったときに読んだ仏教の本に、

「人は修行のために生まれ、修行が終わったときにお釈迦様の元へ召される」

こういうことが記されていた。

自由奔放に生き「人生に悔いなし」と、言っていた夫。
それでも、心残りはあると言っていた。
「孫の顔が見られなかったこと・・・」と。

華やかに観える芸能界で、順風満帆のように想えていたけれど、それは傍目からであって、本人には計り知れない悩みがあったということなのか。

人は、死を覚悟するときに何を想うのだろう。
夫は、死は怖くはない・・・が、死にゆくときの恐怖があると言っていた。
苦しむのか・・・穏やかに逝けるのか・・・
その、恐怖があると言っていた。

死・・・
人生は一度限り。
死なない人間はいないだろう。
必ず訪れる死なら、なぜ待つことができなかったのだろう。
しかし、それも本人にしか分かり得ないこと。

「冥福を祈る」という言葉がある。
冥土での幸福を祈ると言うことらしい。

自ら命を絶った者は、冥土へ辿り着けるのだろうか。

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三浦春馬さん。
彼を詳しく知ったのは、ドラマ『ブラッディマンデイ』
世に、こんなにも麗しい青年がいたのか・・・
衝撃的でした。

『おんな城主直虎』そして、昨年主演したドラマ『TWO WEEKS』
大人となった彼の演技に、心を奪われていました。


ご冥福をお祈り申し上げます。

プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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