にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん17歳、青(せい)くん14歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

生きるということ

優しい嘘?嘘も方便?結局は・・・ウソ・・

11年前、癌で53歳の若さで他界した夫。(2ヶ月後には54歳)
体調の異変には気付いていた。
疲れやすく身体全体が黄色くなっていたが、仕事が忙しく休みを取ることも
できず、気が付くと、白い便が出るようになっていた。

元々軟便気味の夫で、下痢もしょっちゅうだったけれど、この頃はトイレに
駆け込むのもやっとで、時に階段で粗相をしてしまうことも。
白い便が出たことで、もうこれ以上猶予はならぬと病院へ。

検査結果、即入院。
診察室に呼ばれ医師からの説明で、この癌ではこれまでの術後生存率は最長で4年と。
1年生存率、50%
5年生存率、10%

「どうしますか?奥様から告知されますか、それともこちらの方で言いましょうか?」

泣いてはいけない。涙顔は見せられない。
そうは思うものの、話の途中から涙が溢れていた。
どの顔であたしから告知が出来ようか、医師に頼むしかなかった。
検査から戻ってきた夫は、あたしの顔を観て何かを悟ったかもしれない。
しかし、医師はその場での告知はしなかった。

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黄疸が出ていることですぐのオペが出来ず、治まるのを待ってからとの説明。
だが、薬の効果もなく黄疸が引けることもないまま結局はオペではなく、
抗がん剤での治療に変更。
その時、初めて医師から夫へ生存率の説明。
そう、余命宣告ではなく生存率の説明だった。

夫は、驚くこともなく淡々と聞いていた。
病室に戻り「まぁ、仕方がないか・・・」と。
持病を持っていた夫だったので、長生きできるとは思ってはいなかったようだったし、太く短くを心情に生きていた人だった。

あたしは、夫の前では泣かない・泣き顔は見せない。
常に言い聞かせて、病室で過ごしていた。

自分の死期を悟った夫は、死ぬのなら実家の岩手でと転院願いを出した。
全ての手続きが終わり、翌日には岩手へという晩に、

「オレは死ぬとき苦しむのかなぁ」

ポツンと言ってきた。
その問いにあたしが応えた言葉は、

「それは、神様にしか判らないよ。とにかく明日の朝には岩手に出発だから」

その晩に急変し、呼吸も荒々しく意識も薄くなり、ガッと口を開け目を見開いたままこの世去った。
苦しみながらの最期。

今でも後悔している。
なぜあのとき、嘘でも「大丈夫だよあたしがついているし、苦しまずに逝けるよ」などの言葉が出なかったのだろうかと。

夫は死を恐れてはいなかったが、苦しむことだけは嫌だと言っていた。
死ぬときは、スーッと眠るように逝きたいとも言っていた。

あのとき、優しい嘘・嘘も方便で夫を勇気づけていたら、苦しまずに逝ったのだろうか。いや、もう少し生きていてくれたのだろうか。
今となっては後の祭りで、後悔してもどうにもならないし、後悔したところで夫は生き返ることなどない。

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金曜日。
いつものように、寂しいと言い孫娘に電話した美代さん。
ユカに「昨日の雨はすごかったね」と言われ「雨なんか降ってながった」と答えていた。
聞き流せばいいものを、ついつい「雨、降ってたでしょ!」と、隣で言ってしまった。

「そだね、雨なんか降っていなかったね・・・」

と、言えばよかったのかもしれない。

昨日・今日と涼しい古河です。
明日は30度超えになるそうな。

マスク着用も辛くなりますね。
でも、お忘れなきようにお願いします。


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生きることに精一杯になってほしい

今日もお疲れ様です。

昨日に比べとても涼しい古河です。
涼しいは、表現がおかしいのかな・・・
だとすれば、寒い。が正解・・・かな。

起き掛けは、さほどの寒さは感じられなかったけれど、
時間が経つとともに、寒さを感じています。
こたつ布団を片付けたことを、少し後悔。
こういう時のことわざは。

「後悔先に立たず」

事が終わってしまってから、ああすればよかった、
こうすればよかったと悔やんでも、もう取り返しがつかないことをいう。

日東書院、ことわざ辞典より。

ちょっと大げさですよね。
又、出せばいいのですから(笑)

後悔と言えば、タラレバ
あのとき、ああしていタラ、こうしていレバ

人生に全く後悔なし!なんて言い切れる人って、
どのくらいの割合で居るんだろう・・・

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亡き夫は、したいことをして、好きなように生きてきた。
後悔は無し!って言ってたけど、たぶん稀なんだと思う。
もし生きていタラ、コロナ禍の中でどういう風にモチベーションを
保っていたんだろう。

パチンコが大好きで、お給料が入ると必ず遊びに行っていた。
自粛でパチンコ店も休業しているけれど、休業要請が出なければ、
たぶん、間違いなく行っていたはず。

会社勤めの夫のテレワークや自粛で、常に家に居ることへの不満が、
夫婦どちらからも出ているよう。
3度の食事はもちろん、片付け掃除の邪魔になるなど、
妻たちのイライラも増え、その妻のイライラを感じ摂ることもせず、
「俺だって大変なんだぞ」などと平気で言う夫たち。
挙句、家にいてもつまらないからと、パチンコに繰り出す。

夫は優しかったけれど、普段から家庭的なひとではなかった。
買い物時などでは、買い物袋は率先して持ってくれたけれど、
家事については一切手を貸す人ではなかった。
でも、ホレた弱みで、あたしはそれでも文句は言わなかった。
傍に居てくれるだけで、幸せだったから。

生きていタラ
読書が好きだったけれど、図書館も閉鎖になり、
家で、何をしていただろう・・・。
あたしと一緒に、ウォーキングやジョギングをしてくれていただろうか。

人は、生きていタラ、生きてさえいレバ、何とかなる。
生きたくても、誰にも看取られずに苦しみの中で亡くなっている人もいる。

喧嘩、してもいい。
大喧嘩、してもいい。
相手がいるからこそできる喧嘩。
それでも仲直りして、一緒に居てくれる人がいることに感謝してほしい。

人生は一度限り。
後悔しないで生きることは、難しいことだと思う。
あたしも、
亡くなる間際になぜもっと優しい言葉をかけて上げられなかったかと、
後悔している。

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コロナ禍。
終息はおろか収束になるのさえも、いつになるのか判らない。
でも、皆が同じ気持ちで生きることに精一杯になってほしい。

「家にいてほしい」「外では、人との距離を保ってほしい」


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女優 岡江久美子さんの突然の訃報

女優、岡江久美子さんが、新型コロナが原因の肺炎ででお亡くなりになりました。

昨日、何気なくTVのスイッチを入れ「今日もコロナ一色・・・」
そう思っていた矢先に、TVの上面に緊急速報。

「エッ!」
思わず口から漏れたひとこと。
その後は画面にくぎづけ。

岡江さんが乳がんを患っていたことは公表していなかったようだ。
そして、入院していたことも・・・
発熱後わずか3日での急変で意識不明の重体になり、入院後17日での急逝。

今朝の情報番組では、乳がんの抗がん剤治療で免疫力が低下していたのではと。そして、乳がんでの放射線治療は胸の奥の肺への影響もあるとの、専門家の解説がありました。


彼女が40歳の時に始まった、はなまるマーケット。
あたしも一視聴者として、毎朝を楽しみに観ていました。
さばさばとした性格で、テンポの良い司会と、
同じく司会を務める薬丸裕英さんとの掛け合いも、楽しみの一つでした。

はなまるマーケット卒業の1年後に、何かのイベントで真っ赤なドレスに身を包み、孫の成長を楽しみに長生きしたいと語っていた彼女。

63歳。
今年還暦を迎えるあたしとは4歳違い。
あたしも含め、若い・・・とは言えない。
でも、簡単に亡くなるような年齢でもない。
彼女の命を奪ったものは、闘病中の癌ではない。

古河市に近い埼玉県の白岡でも、
50代の男性が、軽症ということで自宅療養中での急変で亡くなっている。

彼女がどういった経路で感染したのかは判らないけれど、
解っていることは、罹ったら誰でも急変し重症化しうるということ。

罹らないための最善策が家にいること。
皆が同じような気持ちでいてくれたなら・・・切に願う。

ご冥福をお祈りいたします。

「家にいよう」「人との距離を保とう」


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命日に、想う 猫好きではないと言っていた夫

今日3月28日は、亡き夫の命日。

2009年・・・もう、11年前になるんですね。
この年の2月に父も亡くなっています。
わが家では、2か月間で二人の大黒柱を失くしたということなのです。

生前、夫が言っていたことです。

「定年を迎えたら岩手に帰り、畑に大きな小屋を建て柵を作り、犬や猫を沢山飼うんだ」

にゃんズは、夫が亡くなる前から家族でしたので、
「そっかぁ、増えるのかぁ・・・世話が大変になるな」なんて、当時は勝手に思っていたものですが、

♪飼えない数を飼ってはいけない・・・ニャ~♪

そうです、高齢のにゃんズにとっても負担になるでしょうから、新しい家族を迎えることは、なるべく考えないことにしています。

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夫は、特に猫好きという訳ではなかったそうです。
知り合い始めた頃には、それこそ老齢のおばあちゃんニャンコを飼っていました。
いや、飼っていたというより、いつの間にか棲みついたが正解のようで、人懐っこく通学時には、小学校までついて来る。そんなニャンコだったそうです。

伝書バトも数羽飼っていたそうですが、このおばあちゃんニャンコに仕留められ、当時はとても悲しい想いをしたと言っていました。

室内飼いが主流の今とは違い、40年も前の田舎でのこと。
車の往来もそれほどではなかったので、犬も猫も放し飼いでした。

結婚し、夫はわが家へ婿入り。
その後、おばあちゃんニャンコは、いつの間にか姿を見せなくなったそうです。
動物は自分の死期を感じると姿を消すと言われているので、おばあちゃんニャンコも自らいなくなったのだと考えられます。

動物を特に好きではなかったと言っていた夫ですが、飼ってみると情も沸いて来るのでしょうね、犬でも猫でも、それこそねこっ可愛がりで、愛情いっぱいで接してくれていました。

癌で入院中も、

あいつらが寂しがっているだろうから、もいいから帰れ」(にゃんズ)

少しでも長く夫の傍にいようとしてあたしでしたが、にゃんズが気掛かりだったのでしょうね、面会時間終了前に帰るように促されることもしばしば。

もし仮に、夫にそっくりな人がにゃんズの前に現れたら、にゃんズはどんな反応を見せてくれるでしょうね。
千客万来の桐ちゃんは普通に懐くでしょうけれど、去る者は追わず来る者は拒むの、青くんの反応は果たして・・・。

桐と青

高身長で、スリムな体型だった夫。
生きていたなら、5月の誕生日を迎えて65歳となります。
白髪交じりの、イケメンちょい悪オジサンになっているのかしら。
仏壇へは、好きだったビール(発泡酒)の淡麗をお供えしましょ。

「にゃんズはまだまだ元気だよ。だから、あたしも暫くはそっちへは行けないよ。姫ちゃんやシロやデンと仲良くして、あたしが行くのを首を長~くして待っていてくださいな」
(ホルスタイン柄のミックス犬・ペルシャとシャムのミックス白猫・長毛種のミックス黒猫)

な~んて。
もう、いい人が出来ているから「簡単には来るな!」て、言われそうですね。

あたしも、今年は還暦です。
美代さんのこともあるので、それこそ簡単には行けません(逝けません)

あなたは、あの世とやらで。
あたしは、この世で精いっぱい生きるつもりです。
次にあなたに逢えるのは、あたしが天寿を全うしたときかしら。

(もしかしたらあなたは生まれ変わって、この世の人になっているのかも。だとしたら、逢えないね・・・)

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ドラマホリック 死役所 成仏したその先は・・・?

今季の好きだったドラマ。
  • G線上のあなたと私
  • 同期のサクラ
  • いだてん
  • 死役所
他にも観ていましたが、取り敢えずあげてみました。

ドラマホリック 死役所。
トキオの松岡昌宏さんが主演なさった、死後の世界の死役所でのはなし。

人は、おぎゃあと生まれた瞬間から死に向かっていく・・・と、言われて
います。
まぁ、人に限らず動物も同じだとは思いますが。

1話目を見逃したので、出だしの内容は解らずじまいなのですが、
人は、亡くなったときの状態で市死役所を訪れ、亡くなったときの状況で
申告する課が決まり、死の受付をする。

その課での指名確認の後、成仏の扉へと進むことができる。
そして、成仏の扉の向こうへ行けた者だけが、生まれ変わることができる。

死役所で働き、お客様(仏様)の案内をするのは、死刑で亡くなった者たち。
という、設定。
松岡さん演じる「シ村」さんは娘殺しの冤罪で死刑判決を受け、死刑課へ。

死刑課は簡単には成仏が許されないようで、でんでんさん演じる同僚のイシ間さんは、50年近くも亡くなった年齢のままで死役所勤めをしていたが、とうとう・・・やっと成仏許可が下りた。
が、成仏の扉の向こうへ行けたとしても、生まれ変わることができるかどうかが分からないのが、死刑課の仏様。

ドラマの中で、母親からの虐待を受け亡くなった少女は殺人課へ。
その少女は「パジャマの人が多いのはなぜ?」の疑問を持つ。
そう、亡くなった状態で死役所を訪れるのだから、いかに病気での死が多いか、ということになるようだ。

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夫は癌。
父は入浴中での死。
救急搬送された病院では、心不全と病名がつけられた。

夫はともかく、父の生前は可もなく不可もなし。
平凡・普通が一番かしら・・・仮に、苦労三昧だったとしても、
亡くなったその日は、サイコーの一日を過ごしての旅路であったはず。

夫は・・・そうね、誰かに恨まれるという人生は送っていないはず。
ただ、「悔いのない人生だった」というほど、自由奔放に生きた人だったので、家族の苦労はそれなりにあった。

ふたり共、死役所では病死課に通されたのでしょうね。
そして、とっとと成仏の扉の向こうへ行けたのでしょう。

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年明け、2月・3月には亡くなって11年になる。
既に生まれ変わり、この世で何方かの子どもとして生きているのか。
はたまた、犬や猫・・・動物として生まれ変わっているのか。

ある脳科学者の話では、死んだらそれっきりで、生まれ変わりなどない。
のだそうだが、幼い子どもの記憶の中には、天国での暮らしが残って
いる。という話を聞いたこともある。

今生を、悔いなく生きたいものですが、煩悩が多すぎてあれもこれもと、
思ってしまいます。

この世にあたしはあたしだけ。
今・現在のこの世に、あたしはあたしだけ。

日々ままならないことが多いのですが、先が見えてきている年代です。
来世のことを考えるよりも、今を有意義に生きたいものです。

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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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