にゃんズの母

「老猫、桐ちゃん18歳、青(せい)くん15歳」「あたし、お洒落大好き還暦」「母、87歳。方言と訛り×認知症要介護3」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

生きるということ

父の命日に想う、母の行く末

2021.2.1(月)

12年前の今日、79歳の誕生日で旅立った父。
本来であれば、十三回忌法要は本日か少し前に済ますべきであったが、私のミスで来月の夫の命日の少し前にと、決まった。

詳しくはこちらから
http://aya1205k.xyz/archives/26018748.html


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父は下戸で、タバコも一切喫わなかった。
その父の酔った姿を見たのは、あたしが保育園年長さんか、小学1年生辺りの頃。
その日は何かの飲み会だったのだろう。
へべれけに酔った父が、部屋の入り口で寝ころんでしまい、

「まや・・・ごめんや~、こったに酔っ払って、ごめんや~」

なぜあたしに謝ったのかは、幼いあたしには理解できなかった。
そして、この記憶は残っていても、今もってその理由は分からない。

酒は百薬の長と言う。
全く飲まないよりは、僅かずつでも飲んだ方が身体には善いと。

飲めない父が、そのことを気にして日本酒(ワンカップ)やビール、二口三口の量をコップに注いでいたことがあった。
何日か続いていたが、飲み慣れていない父にとっては薬ではなく、頭痛や胃の塩梅が悪くなったと言い、長続きはしなかった。

宴会に呼ばれても、つまらないと言うことが多かった。
自分以外の仲間は皆飲める。
会費制のときなどは、お酒が飲めないことで損をしていると言うことがあった。それでも、唄や踊りは好きだったので、場を盛り上げてくれるということで、皆様方には喜ばれるとも言っていた。

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       甘酒は飲めていたようです

完全甘党の父は、食後に必ずと言って良いほどリンゴなどの果物を食べていた。
歯周病のために、50歳そこそこで総入れ歯となったいたが、若い故に歯茎(土台)はしっかりとしていたので、固定された入歯で少しくらい硬い物でも楽に食べられていた。

・・・ねぇじいちゃん、美代さんはじいちゃんのこと生きていると思ってるよ。でね、会いに来てくれないから心配もしてる。夢枕に立って、美代さんを安心させてあげてよ・・・

あの世という所はどれほど済み良い所なのか、戻って来たという方はいらっしゃらないようで。

修行のためにこの世に生まれ落とされるという仏教の教え。
美代さんは、まだまだ修行が足りないのね。
その美代さんの介護をするあたしもまた、修行が足りないのね。

父の誕生日も命日も、すっかり忘れてしまった美代さん。
カレンダーにはマル印をつけ、ジイ・91歳と、記しています。
お仏壇には、草餅と道明寺の詰め合わせをお供えしましたが、果たして気付いてくれるのかしら。

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じいちゃん、あなたの亡くなり方は、俗にいう「ピンピンコロリ」に近かったね。
ねぇ、美代さんにもその逝き方を教えてあげて。
「もうそろそろ修行は終わり」と思ったら、迎えに来てあげてね。
それまでは、喧嘩しつつ・愚痴三昧でも、なんとかかんとか頑張るから。

あ、でも。
できれば冬や真夏のお迎えは控えて頂戴。
この時期は、葬儀や法要は大変なのよ。
そうね、じいちゃんみたいに美代さんの誕生日とかが理想だね。
わがまま娘でごめんね。

じいちゃん、91歳、おめでとう。


命日を過ぎ、コロナ禍での回忌法要はアリ?

2021.117(日)

愚かなあたしをお笑いくださいませ。

今年は、12年前に亡くなった父と夫の十三回忌になります。
一周忌・三回忌・七回忌と済ませており、昨年の秋辺りに・・・そうだ十三回忌が近いな・・・などと想っていました。
亡くなって12年になることは重々解っていましたが、回忌法要のことをすっかりと忘れていました。
昨夜、布団に入り突然十三回忌の事を思い出し、

「ヤバッ、お寺さんに法要の予約を入れていないわ・・・」


これまでは、2月前くらい前には予定をお伺いしていたのに、今回はものの見事に忘れていました。
今朝、慌てて岩手の菩提寺(わが家は曹洞宗・開祖は道元禅師)に電話をしました。

回忌法要は一般的には命日、若しくはその前に済ますことになっているようです。
参列して下さる方々の事を考え、土日を利用することが多く、わが家もこれまでは日曜日に執り行っていました。

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父は2月1日。夫は3月28日が命日です。
父の命日より前にとなると限られてくるので、今からでは予約は取れないだろうなと思いながらも、一応お伺いを立てましたが、やはり土日(むすめ達の仕事を考えて)は無理とのことでした。

が、ここで住職より提案がございました。
夫の命日に合わせて、間を取って2月や3月でも良いとのことでした。
なんなら、夫の命日の3月28日(日)が宜しいのではないですか、と。

ここで疑問。
父の命日を過ぎても仏法上大丈夫なのか。

「ふたり一緒の法要なので、遅い方に合わせることは特に悪いことではありませんよ」

これまでは、何が何でも父の命日に合わせて来ましたが、今回は土日がいっぱいで、尚且つ雪でお墓も埋もれているので、春になり暖かくなってからでも良いとの、御住職からの提案でした。
そして父の命日には、お位牌を置いている仏壇に、ご飯をお供えしてくださいとアドバイスを頂き、それで善とすることにしました。

七回忌までは、親戚や夫の兄姉妹にも参列して頂いていましたが、コロナ禍でもありますし、家族だけの法要になることを御住職に申し伝え、「それで宜しいですよ」と、仰って頂けました。

問題は、2ヶ月後に美代さんの歩行と認知機能は、どこまで衰退しているかです。
無理な時には、それこそショートステイにお願いし、あたしだけの帰省もアリと想っていますが、まぁ近くなったら考えてみましょ。

※ コロナ禍での他県からの移動ですが、岩手県知事はなるべくなら控えるようにと言っているそうです。それでも、法要には差し支えないという住職の判断でした。

とにかく、感染しない・させないを徹底してまいります。


死は平等 苦しまずに逝く方が幸せ・・・?

行きつけの美容室の担当美容師・Tさんのお母様のことは、度々載せています。
脳梗塞を数度発症され、言葉の不自由さと半身麻痺で、デイサービスやショートステイを利用されていたようです。

Tさんは3人姉妹の末っ子でお母様と同居され、どうしても仕事が休めないときなどは、上のお姉様方が交代でお母様を看てくれていたそうです。

1年くらい前だったでしょうか、ご自宅の廊下で転倒なさり、幸いにも、骨折などはなく安堵なさっていましたが、それ以後歩くことを拒否なされ、車椅子生活になってしまったと仰っていました。
半身麻痺があっても、それまではちゃんとご自分で歩かれたいたそうですが、やはり転倒に対する恐怖心が出てしまったのではと。

そのお母様にガンが見つかったと聞いたのが、その少し後だったような。
血液検査での数値に異常があり、詳しく調べた結果が胃ガンだったということでした。

70代半ばで、ステージⅣ・余命宣告を受けたそうですが、オペも延命処置もしない選択肢をとり、痛みを取り除く、緩和ケアで病状を観ていくと仰っていました。

ガンは、とにかく痛い。
意思疎通が上手く図れない中で、痛みだけは取り除いてほしい。
それが姉妹の出された結論だったようです。

先月、美容室へ行った際に、闘病中だったお母様が亡くなられ、家族葬を執り行ったと仰っていました。
お母様の最期は、眠るように静かに息を引き取ったと・・・。

死ぬということは初めから覚悟をしていたので、そんなに泣くこともないだろうと思っていたそうですが、そこは人間ですものね、やはり泣いてしまったと話され、それでも苦しまずに逝ってくれたことが母には幸せだったのではないか・・・とも。

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夫も、ガンで亡くなりました。
受診した時には既に手遅れに近く、黄疸が激しくオペができない状態なので、抗がん剤での治療になると言われました。

その当時は、夫のガン専用の抗がん剤はないとのことで、他のガンの抗がん剤での対処。効き目に関しては手探りとの説明を受けました。
医師からは、余命宣告という形ではなく、生存率の説明で、
1年生存率50%、5年生存率10%と。

入院後、ガリガリに痩せこけ、抗がん剤の副作用で食べ物に味がなく、身体が怠くてしょうがないと言い、亡くなる数日前から朦朧となり、ベッド上で寝たり起きたりを繰り返していた。
結局、入院後2ヶ月で、53歳での旅立ち。
亡くなる間際まで苦しみ、意識が混濁としている中でカァッと大きく口を開けたまま逝ってしまいました。

Tさんのお母様は、苦しまずに眠るように逝かれた。
夫とあたしは、もしかしたら選択肢を間違えたのか。
どうせ手遅れなら、緩和ケアを択べば善かったのだろうか。

人は、必ず死を迎える。
生前、元気な頃から言っていた。

「死ぬことは怖くはない。でも苦しむのは嫌だな」

そして、入院中にも言っていた。

「俺は死ぬとき苦しむのかな・・・」

「死にたくない」
とは、一言も発せず、苦しむことだけを嫌がっていた夫。

静かな最期を遂げられた、Tさんのお母様。
ご冥福をお祈り申し上げます。


限りある命だから、輝ける・・・?

初代ジェームズボンド役だった、俳優のショーン・コネリーさんが亡くなられたとのことですね。

007シリーズは、たま~に観ていました。
特に思い入れはありませんが、水戸黄門のような勧善懲悪は好きなので、悪を懲らしめる内容にはスカッとしていました。

90歳だったようですね。
ご家族に見守られ、寝ている間に逝かれたとか。
想像するに、苦しむことのないご最期だったのでしょう。

2~3年くらい前だったでしょうか、綾瀬はるかさん主演の「クローン」を題材にしたドラマを観ていました。亡くなられた三浦春馬さんも出演されていたドラマです。

どんなに医学が進歩しても、生身の人間が永遠の命で居られることはない。
自分と全く同じ遺伝子を持つクローン人間から、臓器を少しずつ奪い(言葉は悪いですが、敢えて)生きながらえる。
クローン人間は、クローンとして生を受けたことを受け入れ、これに従い亡くなっていくが、クローンとて、感情はある。
運命を受け入れたとしても、そこには葛藤も生まれる。
その演技をしていたのが、共演の水川あさみさんでしたが、強く印象に残っています。

人は必ず老います。そして、その先には死があります。
これは避けられない事実です。

もしこのドラマが現実のことであったなら、世界中の人間がどんどん生まれ、死にゆく者がいない世界となってしまう。
人間だけが増え続けた世界を想像したら・・・それこそ恐ろしい顛末となるに違いない。

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命には限りがある。だから輝いていられるのかもしれない。
人生100年の時代と言われ、60代は若輩者?
これからの時代を、自分はどのように生きていくのか。

与えられた命を全うし「あ~、楽しい人生だった。ありがとう」
こう言えたなら、どんなにか幸せなことだろうと思う。

あたしは人生を諦めたくはない。
もう少し、頑張ってみよう。

その選択肢は最善ですか? 女優竹内結子さんの死

左足首の腫れと痛みですが、少しずつ引けています。
内服薬の効果あり!のようです。

今朝、芸能人の訃報が伝えられていました。
竹内結子さんの自殺ではないか・・・報道です。

少し前には、芦名星さん。
その前には、三浦春馬さん。

何故死に急ぐのか。
コロナ禍の中で、精神を保つことができなかったのでは・・・
コメンテイターと呼ばれる方々が口々に言っています。

竹内さんは、今年の1月に二人目のお子様を出産されているとか(知りませんでしたが)
その、まだまだ手のかかる乳児を残して自らの命を絶つということを、あたしは簡単には理解できません(育児うつ?と、言う方もいた)

あたしも先日、死を考えたことを載せましたが、とどまらせてくれたのはにゃんズの存在です。
あたしが死んでも、娘たちが引き取ってくれるでしょう。
でも、あたしほどの愛情を注いではもらえないでしょう。
ふたり(桐と青)の性格や体質・体調等全てを知っているのはあたしだけ。
そのあたしには、二人を見放すことになる行動は、できなかったということです。

亡き夫が、癌で闘病中のときのことです。
朝からずっと病室に詰めていたあたしに「もう、帰れ。あいつらが寂しがっているはずだから」と。
自分の方がずっと辛かったはずなのに、にゃんズのことを心配する言葉を発していました。

にゃんズはあたしの生きるための糧。
もしかしたら、美代さんもその糧の一つになっているのか。
日々愚痴を言いながらも、この人の世話をしていることが、生きる糧となっているのだろか。

お子様の存在は、生きて行くための糧にはならなかったのでしょうか。
この世には、シンママ・シンパパさんは沢山いると思います。
特にシンママさんは、金銭面等の為に必死で働いています。
竹内さんとて、最初の夫・中村獅童さんと離婚されてからは、シンママとして頑張っておられたはず。

ご家庭・ご家族のことを、他人がとやかく言うことではないですが、生きる選択肢は本当になかったのかと、残念でなりません。

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竹内さんの死を聞いて、ふと頭の中で死ぬということはどの様な状態になるのかと考えました。
何も観えない・何も聞こえない・何も喋れない・何も感じない・・・。
三重苦のヘレンケラーさんは、触れ・感じることはできたはず。

何もない世界に逝くということ。
それが死ぬということ、無になるということ。
(宗教の世界のことは置いて)

三浦春馬さんの死が報じられた際の知り合いの言葉

「その死が最善の選択肢であって欲しい。そうでなければ残された人たちが辛すぎる」

竹内結子さんのご冥福をお祈り申し上げます。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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