にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん15歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。85歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

母娘関係

言って良いこと、悪いこと。気遣いの薦め。

朝食兼昼食で、久しぶりの外食。

ガッツリ食べたかったので、とんかつ店へ。
とても美味しいお店で何度か食べにきていたお店ですが、今回は1年ぶり。

母美代さんは総入れ歯。安定剤を使用していますが、硬い物は苦手。
メニューを確認し、一番軟らかそうなヒレ肉の梅肉巻きとチーズ巻きのセットを注文。
漬物・キャベツ・ご飯はお替り自由。


edf3c9854fbf9a53fa1b955b0f988f00_s

    (写真はイメージです)


脳梗塞後、漬物は封印していたので、久しぶりの漬物。加えて軟らかキャベツの千切りは、美代さんにとってはおごっそう。(漬物は浅漬け)

お米大好き美代さん。漬物とキャベツでご飯がすすむくん。
最後にカツが2切れ残りました。

「ご飯、ねぐなった。にぐ、飲み込めね」

でたでた。飲み込むご飯が無いのでカツを残したいという。
飲み込むためなら、みそ汁やお茶で流すように促すと、それはできないという。

デイケアでも指摘されています、ご飯をよりおかずを食べるようにと。
メインのカツを残し、ご飯は完食。

夕食時、

「かだくて、さほど美味しぐもね。ご飯よりにぐ食べろど言われでも、ご飯がすぎなのに食べれね。蕎麦どがご飯だば食べる。そでねがったらもう誘うな」


お店の名誉の為にも一言。
あたしはこちらのヒレカツが大好きです。
とても軟らかく、余裕でがお箸が入ります
今回は、母が食べやすいように通常カットを、更に小さくカットして頂きました。
お店の方々の態度も良く、何度でも行きたくなるお店です。

食べ物の好みは人それぞれ。
父はお店で食べた物を、自分流にアレンジして食卓に並べる人でした。
そして、出されたものは何でも食べてくれる人でした。

あたしは母が嫌い。母の、他の考えやアドバイスを受け入れない意固地な性格が嫌い。

85歳。今更改めろと言ったところで無駄なことは解っていますが、もう少し相手の気持ちを考え寄り添うことはできないのでしょうか。
元々気遣いはできない人です。それでも言い方とかがあるでしょう。

あたしは娘。他人様には決して言ってはいけない言葉。

「もう誘うな」

・・・二度と誘ってもらえなくなるのよ。それでもいいの?・・・

明日、自分が何を言ったのか、果たして母は覚えていますことか。


スポンサーリンク

親の心子不知。逆もまた真なり。世の中こんなもの・・・。

母美代さんは自分の意思で住所変更をしていない。

故に、岩手の役所関係の書類が必要なときは、その都度役所との確認の電話となる。
今回は住民票が必要な案件。
住民票は家族でも取ることができるので長女に依頼。
内容はラインで連絡済みだが、電話にて詳しく説明。その際に言われたキツイ一言。

「おかぁさ、祖母ちゃんに優しくしてあげてよ」

何を言ってるのか解らず訊いてみた。

「なんで?美代さんに何か言われた?」

「んんー、夢見た。おかぁが祖母ちゃんに厳しいこと言ってる夢」

「そんなことしてないよ。ゆっくり諭すような話し方で説明してるよ」

「あ、そう」


DSC_0771-2

  (長女と仲良しの美代さん。初孫は特に可愛いようで)

以前にも同じようなことを言われたことがある。
そのときは、お風呂で居眠りをし溺れかけている母を、やっとのことで浴槽から引き揚げたのだが、恐怖で浴槽のヘリにしがみつき、なかなか手をを離そうとしない母を厳しい言葉で諌めてしまった。
ゆでだこの如く真っ赤になった母。脱水と血圧が心配だったので慌ててかかりつけ医に連絡し、車を走らせ点滴。意識もしっかりとしていたので取り敢えず帰宅。
このときの手を離すように諌めた言葉が、よほど気に入らなかったと見えて、次の日こっそりと長女に電話。

暫くして長女からの。
「祖母ちゃんに怖い思いさせないでよ!それでなくてもビビりなんだから。
もっと優しくしてよ!」



スポンサーリンク


今回の長女からの言葉に、内心ムカついたあたしは母に詰め寄り、
「ねえ、〇〇(長女)に何を言ったの?あたし、そんなにあなたのこと邪険にしてる?」

【邪険】
相手の気持ちをくみ取ろうとせずに、意地悪くむごい扱いをすること。また、そのさま。邪見。「―に突っ放す」
類語:意地悪(いじわる)・ 突っ慳貪(つっけんどん) ・冷遇する ・ 冷たく接する ・ 冷たくあしらう ・ 適当にあしらう ・ ぞんざいに接する 
(引用:goo辞典・類義語辞典)

母に「邪険」の言葉は通じません。
言葉を改め再度詰問。

「憶えでね・・・。でもよ、まいにぢ笑ってばがりいる人はいねべ?どんなどぎもあるべ?」
(憶えていない。でも、毎日笑ってばかりいる人はいないでしょ?どんなときもあるでしょ?)

母は電話魔。今日も次女(孫)に電話していました。何を話していたのやら。
そんな具合で、あたしの言い方が気に入らなかったような日は、何気に告げ口をしているようなのです。

母の体調・居心地が善いように色々と工夫や考えを巡らせる毎日。
「ありがで」と言いつつ、孫には本音。

「来年のゴールデンウイーク以降、暫く向こうで暮らしてみる」と言い出しました。
毎度毎度、定期的に出てくる言葉です。
近所の友達全てが亡くなり寂しい。煮炊きもできないかもしれない。
それでも住み慣れた実家の方が善い。孫・ひ孫の傍が善い。

あたしは思います。

・・・やれるものなら、やってみればいいのよ。
              そのうち出来ないことに気付くから・・・



スポンサーリンク

おふくろの味(おやじの味)忘れられない一品

ある方のブログに『煮物』についてが記されていました。
あたしも好物ですので、煮物と言えば一般的にはおふくろの味、と思い記してみたくなりました。

『おふくろの味』(おやじの味)

母美代さん、家事全般大嫌い。特に料理嫌い。
料理の何が嫌いなのか:献立を考えること・調味料を考えること。
外食をすることもなく、若くして母親を亡くした母には料理をすることが何よりの苦痛だったらしいのです。
その美代さんですが、煮ものに関しては絶品なのです。
特別な調味料を使用するわけでもなく、通称「そばつゆ」一つでちょちょいと作ります。
(あたしの煮物の調味料は、醤油・酒・だしの素・ノンカロリー液体砂糖等そして隠し味にそばつゆ)

「シンプルイズベスト」の言葉がありますが、母の様に単品調味料のほうが、素材の旨さを引き出すのかもしれないですね。
あたしにとってのおふくろの味は煮ものです。


0c9ae39fd663a314c9e1ae669f0901b6_s

(写真はイメージです。母の煮物はおでんに近かった)


昨日、むすめ達にもラインで訊いてみました。
すぐの返事は長女でした。これは珍しいことなのです。
普段の長女は、しばらく返信がなく、忘れた頃にポツン。てな感じで。

「卵焼き?」
この一言。

そう、卵焼きです。
あたしも内心同じ気持ちでしたので

「ありがとー」の返信。


一夜明けて、本日昼頃次女からの返信。

「みそしる?お刺身のつまのやつ」以外でしたが、気持ちはわかりました。

「あぁ・・・今もたまに作ってる。おねぇは卵焼きだって」


「おねぇは、つまの味噌汁食べたことないもんね」

「笑、だね」

むすめ達は5歳違い。
長女次女共に高校から専門学校までの5年間。通算10年間のお弁当作り。
その間お弁当に卵焼きを欠かしたことはありませんでした。
味付けに関しましては、ネギやタラコ・ソーセージと中に刻み具を入れることもありましたが、基本的にはだし巻卵。
現在も、帰省時には卵焼きのリクエストがあります。

さて、次女の「つまのお味噌汁」ですが、早い話再利用なのです。
次女は、高校からの5年間をこちらで過ごしています。
前日の切れ端しお刺身のつまや、サラダの残りを朝のお味噌汁の具として入れていました。
夫のギャンブル等で生活に余裕のない頃のことですが、かなりのインパクトとして記憶に残っているようです。

因みに、母の卵焼きの味付けはお醤油のみで焦げ目あり。それはそれで美味しいのですけど。


『おふくろの味』(おやじの味)

「忘れられない一品」なのかもしれませんね。


スポンサーリンク

「老い」を受け入れることの難しさ

日曜日の朝は、いつもより遅い朝を迎える。

8時30分頃だろうか。母美代さんの携帯が鳴り響く。何事かと思い慌てて起きて出ると、母の二番目の妹からのいつもの電話。

朝早くから(早くもない?)何事かと思い電話が終わった後で訊いてみたら、朝仕事が終わり何とはなしに掛けてきたとのこと。
それはそれで良かったけど、少しお騒がせの叔母だ。

午後、暇を持て余した美代さん、今度は自ら電話。
母と丁度一回り違う叔母との会話。

自室で掛けていたのだが暑くてドアを開けっぱなしなので、全てではないが話し声が居間に聞こえてくる。

「なんちゃらみだいなとごろさ入るには、
 1000万円もかがるらしい
(たぶん、介護施設のこと)
 おめはまだ73だべ、オレど一回り違うんだがらまだわげべ(若い)
 オレだってよ、膝がいだぐねば曲げれれば、
 も少し動げればこんなどごで娘の世話になんかなってね
 オレはまだ85だ。よその奴らど同じぐらいピンピンして稼げる」



DSC_0426-2


母は、
身体の自由が利かなくなったことがあたしとの同居の理由と思っているようだ。

まぁ、間違ってはいないが、
本来の理由は認知症により薬や食事の管理ができなくなったことによるものだ。

昨年の9月初め。風邪で高熱。自らタクシーを呼ぶことができず、あたしにどうしたらいいのかと電話。

何を話しても要領が得ないので、ここから地元のタクシーを手配。
点滴を受けて帰ってきたらしいのだが、どうやって帰ってきたかも憶えていないと言っている。

処方された薬の飲み方も理解できず、電話をしてくる。
(母の携帯は『らくらくホン』で、9年前父がが亡くなってから畑作業をひとりでするようになり、何かあっては大変と76歳の時から持たせている)

孫が(あたしの次女)が用意しておいた、お椀の中身が即席みそ汁の具であることも、それがみそ汁であることも作ることもできずに電話。(フリーズドライの具)

次女からの電話。
「祖母ちゃん、ヤバイよ。おかぁ、何とかして」

まだまだ大丈夫だと思っていたのだが、思いの外症状が進んでいたのかもしれない。
母を引き取ることに葛藤したが、たった一人の親だ。そんなことも言っていられない。
ここで一緒にくらそうと電話。

「いがったぁ(良かった)おめがら一緒に暮らそうど言われるの待ってだ」

そして現在に至っている。

若い時分からがむしゃらに人一倍働き、何でもやってきた自負というものがあるのだろう。
弟妹に、のんびり暮らしていると思われるのが心苦しいと言う。

人は必ず老いる。
その時は、できないことを受け入れる心の余裕を持っていたいものだ。

   
 スポンサーリンク
       

そのとき、あたしは母を守れるのか?

西日本の記録的豪雨

被害に遭われた方々へお見舞いを申し上げます。

東日本大震災時、津波に襲われた際の、沿岸にお住いのおばあちゃんの
お言葉。

「命てんでんこ」
 自分の命は自分で守れの意味。

日頃から避難場所の確認をしておくことが大事、ということのようです。


親は命懸けで子を守るでしょう。

では、子は命を懸けられるのでしょうか。


脚の悪い母を連れての避難。

あたしには自信がありません・・・。


86歳。独り住まいで耳の遠い認知症の老女がお亡くなりになりました。

家族が非難されています。



『鬼娘の介護日記』の、あんず様のお言葉。

しみじみと感じます。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
お問い合わせ
プライバシーポリシー
ギャラリー
  • 性格の不一致。ケアマネさんさんからの提案。
  • 食べることが大好きなのに
  • 食べることが大好きなのに
  • 食べることが大好きなのに
  • 認知症?貧乏性?ズボラな性格?相変わらずの母
  • 男性の丸首シャツから思う(想う)こと
  • ズボン下と室内履き。身体は慣れる。
  • 100均で購入「ミニリース」
  • 100均で購入「ミニリース」