にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん15歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。85歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

母娘関係

母よ、あなたは本当に認知症なの?

本当に認知症なの?

母美代さんは、心に寄り添うことができない。
いい加減、頭にくる。
再度?再再度?再々再度?すみません。度々の事で何度目なのか忘れましたが、今度もまた?の話です。

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昨年の9月、脳神経外科にてアルツハイマー型認知症の診断を受ける。
約1ヶ月後、脳梗塞発症。右脳だったことと、発見と処置が早かったので後遺症はなし。
現在、脳梗塞再発予防の薬と物忘れの薬、そして過活動膀胱突発性尿失禁の薬を飲んでいる。

母は料理嫌い。料理は父のほうが得意だった。そんな環境の中で父他界。
父が亡くなってからは、一層料理嫌いに拍車がかかり、ご飯・みそ汁・漬物の3点セットの生活を8年。
たまには魚を食べることもあったようだが、基本野菜中心の毎日。

あたしと暮らすようになり、観たこと食べたことのないような料理が食卓に並ぶ。(注:母にとって)
その中には、拒否反応を起こす料理もあり当然の如く残す。人生は経験値だ。分からないものを口に入れることには抵抗があるだろう。何より総入れ歯の母、「硬いものは食べ物に非ず」の考えだ。

昨夜、言い争い。
一昨日のおかず、ロールキャベツのトマト煮。汁が少し残ったので明朝リゾットで食べることを提案。
リゾット・・・わかるはずがないが、簡単に説明。「美味しそうだな食べてみたい」の返事で昨日朝食へ。
あたしは朝食は摂らないので、母のみ済ます。完食したようだった。

そして昨夜。
「ねぇ、リゾットどうだった?」

「なぬよ?」

あぁ、やはりだ。今朝食べたものの説明。

「おどどい食べだ味ど同じであぎだ。美味しぐねがった」

「えっ、食べてみたいって言ってたよね?それに少し味を変えたのよ」

「何がなんだがわがらねものより、漬物やキャベツの千切りのほうがおがずになる」

「解った、もう作らない。漬物やキャベツは自分で作ってよ!」

あたし・・・切れた。
その後、ボソッとつぶやく母。

「・・・めんどくせ・・・もうたくさんだ」

面倒くさい・・・作るのが面倒。
もうたくさん・・・漬物以外は要らない。
作ることが面倒なのだ。故に漬物以外は要らないと言う。
認知症患者は作ることを忘れる。この考えは認知症ではないと思う。

「勝手だねぇ。もうあなたの分は作らないよ好きにすればいいのよ」



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夜遅くに友人に相談。友人はご両親を亡くされているので、あたしの母を親しみを込めて「お母さん」と呼ぶ。

「お母さん、ほんとに認知症なの?この間のとんかつ店の件で頭きてるんだけど。ご馳走さまも言ってもらえなかったよ。まぁ、美味しくないのにご馳走さまは言えないかぁ。漬物食べて、また脳梗塞になったら非難されるのあんただよ。いいの?」

元々、気遣いのできる人ではない。言葉の裏読みもできない。社交辞令などおおよそできない。悲しいかなこれがあたしの母親だ。
これらを踏まえて、これまでのことが本当に認知症からの行動言動なのか。


更に友人が言う。

「お母さん、わざとボケてるんじゃない?だって、電話の時はすっごくまともなんでしょ?」

そうだ。母の妹たちとの会話時は、とても認知症の患者が話しているようには見えない。

「もう、何が何だかわからないのは、あたしの方なのよ。疲れたわ」


今朝、デイケアより迎えが来るギリギリまでなにやらしていた母。
まともな会話もせず、あたしの方が無視の形。
迎えに来てくれたKさんは母のお気に入り。北海道出身で言葉が通じるらしい。それこそ「外面良子さん」で出かけて行った。

夕方、脳梗塞の定期検診とインフルエンザの予防接種。


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インフルエンザ予防接種、痛みのない注射

今日の古河はとても寒いです。

昨日、通っている耳鼻科へインフルエンザ予防接種の予約を入れ、今日午前中に受けてきました。
上腕部への注射だということは以前の経験から知っていましたので、巻き上げるためになるべく袖の広めの服を着ていきました。

問診表の記入と熱を測り、中待合室へ。
診察台で、喉のチェックと聴診器。
場所を移していざ!

「チクッとしますよ」
「ハイ」
「薬が入ると更に痛いですよ」

針を刺し抜き終わるまでの多分10秒あるかないかの間に、先生の「手」でしょうかミニ雑談があり殆ど痛みを感じずに終わったのです。
一般的に、インフルエンザ予防接種は痛いと聞いていますし、実際過去に受けた際は「うぅ・・・」みたいな感じでしたから。

問診表の説明に、触らないようにと書かれていたのに、ついつい揉もうとして手が・・・。

「あぁ~、触らないでください。揉まなくてけっこうですよ」
「あ、そうでした」

「今日は、激しい運動などは控えてくださいね」
「ハイ、お世話になりました」


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母美代さんも明日受けます。
脳梗塞の定期検診が明日なので、4~5日前に予約を入れています。

出がけに、母へは予防接種を受けに行くことを伝えました。注射大っ嫌いな母のことです、自分も受けなければならないのだから、痛み具合を気にしているのかと想い、帰ったら何か言われるのかと思いきや特になにも言われず拍子抜け。
悔しいので(何が?解らないけど悔しい)接種済表を見せました。

「4,500円とられだのが・・・」

金額のことも昨日のうちに話してあるんですけどね・・・。
敢えて注射の話をしない?相変わらずのマイペースさ。
予約を入れる際、一応母の了承を受けていますが、お盆帰省時に受けた肺炎球菌ワクチンと混同したらしく、

「盆にうげだじゃ。まだ、受げるのが?」

「あれは、肺炎のでしょ。今度のはインフルエンザ」

「あれどは違うのが?で、インフルエンザって風邪が?」


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【インフルエンザ】

インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症。上気道炎症状・呼吸器疾患を伴うことで流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)、詰めて流感(りゅうかん)と言われる。
季節性インフルエンザには、A型、B型、C型の3種類があり、全ての年齢層に対して感染し、世界中で繰り返し流行している。
風邪(普通感冒)とは異なり、比較的急速に出現する悪寒、高熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛を特徴とし、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、咳、痰などの気道炎症状を伴う。腹痛、嘔吐、下痢といった胃腸症状を伴う場合もある。
主要な合併症として肺炎とインフルエンザ脳症がある。
潜伏期間は1–2日が通常であるが、最大7日までである。
A型インフルエンザはとりわけ感染力が強く、症状も重篤になる傾向がある。
まれにA型、B型の両方を併発する場合もある。
肺炎や上気道の細菌感染症を続発し死亡することがある。
(引用:Wikipedia)

「風邪ではないけど、感染したら特に美代さんのような高齢者は重い症状になるかもしれないのよ。デイに行くようになったんだから、移すのも移されるのもいやでしょ?」


「そだども、前行ってだデイでも移らながった。痛いのはやんたなぁ」

痛いの大嫌いですものね。でも、感染したらもっと辛いと思うよ。
ん?あたし痛いって言ってませんけど。

この顛末は後日載せます。


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外食出来ないストレスと外食時のプレッシャー。

昨日、友人とランチをしてきました。

久しぶり。1年半ぶりくらいになりますか。
北関東地方の方々には知られているかと思います。

「フライングガーデン 爆弾ハンバーグ」


爆弾ハンバーグ、一押しのハンバーグ。
サイズは、キング・クイーン・ダブルの3種類。
ライスはおかわり自由。

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         クイーン、和風味


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          ジョッキビール


粗挽きジューシーハンバーグ&昼からビール。しあわせー。
とってもおいしゅうございました。

友人はお酒を飲みませんので、帰りは運転を交代してもらいました。

グルメコメントで、色いろな表現をされますが、本当に美味しい時って「おいしい」の一言しか出ないと思うのです(自論)。お仕事の方々は大変ですね・・・。


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母と暮らすようにになってからは、なかなか外食が出来ずストレスが増えていました。
好き嫌いの多い母は、料理嫌いなくせに変な思い込みがあり、一緒に行くことが苦痛でした。

9年前、父・夫を立て続けに亡くし母もあたしも気が滅入っていましたので、気晴らしに長女と3人で、高速を使い二戸市にある美味しいと評判の蕎麦屋へ。注文して運ばれてきた蕎麦を観て、母の一声。

「これ、蕎麦でねぇ。蕎麦でばもっと黒いんだ」

一口食べて、

「なんたてかでな!蕎麦はもっとやわらけものだ、こったなもの蕎麦でね」
(何とも硬い。蕎麦はもっと軟らかいものだ。これは蕎麦ではない)

手打ち蕎麦。店主がとなりで接客をしているのにも関わらずのこの言葉。

穴があったら、地中深く母を蹴落としてやりたい!


母は、昔からこうでした。
世間が狭いと申しますか、考えが浅いと申しますか、一緒に食べに来ている者がいることを考えもせず、更には作ってくれた人のことも考えずに自分の考えを連ねる。

会計時、

「美味しかったです。すみません母が失礼なことを申しまして」
謝りました。

店主が蕎麦の色について軽く説明してくれました。

「うちの蕎麦が白いのは更科そばですから。お母様が言ってるのは田舎そばだったのでは?」

帰り道、母になぜあのようなことを言ったのか訊いてみたところ、昔、父と外食した際の蕎麦が黒くてとても軟らかく、美味しかったと。あの味が忘れられなくあれが本来の蕎麦なのだと。
両親が食べたのは田舎そばだったのでしょうね。そして、その美味しさ=黒い蕎麦と記憶の中に埋め込まれたのでしょう。

このように、母を連れての外食は「ハラハラドキドキ」のプレッシャー。
美味しい物を食べさせてあげたいの想いも、母の一言により打ちのめされます。

先日のとんかつ店でのこともありますので、暫くは母を外食に誘うのは控えることにしました。


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しまったぁ・・・大岡裁き「喧嘩両成敗」

あたし、ズルい娘。

日曜日からの件で、この2日間まともな会話無し。(必要最小限)
午前中、母美代さんのほぼ日課の電話の声が聞こえてきた。(薄い壁1枚の隔たり)

「うんうん・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「そだぁ・・・おんなじだぁ・・・オレの歯のごど、アレはすごしもわがってね」


あたしは、どうやら「告げ口」する相手を間違えたようだ。
叔母へは、あたしから電話があったことは秘密にするようにお願いしたが、母も叔母も、娘からキツイ言葉を掛けられる方だ
年に片言の会話をする姪より、同じ悩みを共有できる母の話を信じるに決まっている。

喧嘩両成敗(両方に罪がある)とは言うが、母とあたし、言っている本質に違いがある。
母の弁。
「硬くて美味しくなくて、食べられない」

あたし。
「散々食べて、あと二切れが喉を通らない。ならば、汁もので流せば善いではないか」

堂々巡り。列車のレール。交わることはない。線路は続くよどこまでも。
      (それこそクドイ笑)

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今後は、間違っても叔母「ヨッコさん」に電話することだけはやめよう。
ん?待てよ。電話をするのなら「悪口、告げ口」ではなく、美代さんやヨッコさんを褒める内容なら善いのではないか・・・。チクリチクリと微妙な嫌味を添えて。そうだそうだ(外野の声)

はぁーーーー(ため息)

何だろうこの感覚。あたし・・・こんなにひねくれた性格だった?
んんー、たぶん、だったのだろうね・・・。

ヨッコさんの言葉にもあったが、離れて暮らしていた頃は「嫌いな母」でも、案じる気持ちがあった。
今は、一緒にいることが苦痛でたまらない。
認知症がどうこうと言うのではなく、心の垣根と言うか根本的な隔たりがあるから。
あたしの垣根。相当根深い。(垣根って、根っこあった?)

でもね、先輩介護仲間様が仰るように、先の長い介護が始まったばかり。
この先も一緒の生活が続くわけで。

天下の名奉行大岡越前さま。
お願いです。「大岡裁き」で
     「これにて一件らくちゃーく」と致してくださいませ。

(あたしの大岡越前・・・誰?)

あ、このセリフは遠山の金さんでした。あしからず。


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「亀の甲より年の劫」気遣いの薦めと、叔母の助言。

今日のことわざは、「亀の甲より年の劫」です。
       □■□■□■□■□

昨日の「もう誘うな」の件。

今朝の母美代さん、何事もなかったように起床。
いつもの様にお焼香と血圧測定。そして必ずの朝食。

お焼香は、「火事が怖い」ので辞めさせていたのですが、仏さまは匂いを食すらしいので、どうしても続けたいと申します。再開しました。
でも、ここは賃貸物件。お線香の煙で壁を汚したくはありませんので、「微香・微煙」を使用しています。

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話を戻します。
今の母の一番の話し相手は「ヨッコさん」
あたし、むしゃくしゃした気持ちをどうしても納めることができず、それこそ「告げ口」の想いでこっそり電話。

ことのいきさつと、気遣いのない言葉・母娘であることの辛さなどをつらつらと愚痴。
一通り話し終わるまで、「うん、うん」とただ頷きながら聴いてくれ、その後はあたしの気持ちを諭すように自分の現状を話してくれた。

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叔母も、娘夫婦と長い同居。娘夫婦の不仲の辛い生活の中で、わざとボケたふり、聞こえないふりをしていたと。
娘夫婦は別居し、お互い出て行き今は一人暮らしを満喫していると。
同居中は、夫婦間のいざこざで、娘からの逆ギレ容赦のないキツイ汚い言葉を浴びせられていたが、離れて暮らすようになり最近はとても穏やかになり、優しい言葉を掛けてくれるようになったと。


母が認知症であることを、ひと月ほど前に伝えてありますが、会話の中ではそれほどおかしい様子は感ぜず、たまに当てはまらない言葉を言うことがあり、そんなときは話を合わせて共に大笑いで済ませていたと。
叔母は母の認知症をどの程度理解しているのかは定かではありませんが、結局のところ、近すぎる関係はうまくはいかない。自分は敢えて耳が遠くボケたふりで何とか切り抜けてきた。だから、あたしにも間抜けたふりで半分ジョーク交じりでも良いのではないかと。

それができるのならここまで悩まない。

昨夜のことはただの一言もない。
忘れているのか、特にも思っていないのか。
娘がこれほどまでに悩んでいることなど、これっぽちも感じていない。

~今日のことわざ~

『亀の甲より年の劫』

年長者の長い間の経験は尊重すべきである。またその経験を積んだ人を尊敬すべきであるということ。
劫は長い時をいうが、功の字を使ってもいる。

(日東書院発刊 ことわざ辞典より)

PS
昨日の外食は友人からのお誘いで、会計も友人が済ませてくれたものです。
母が発した「もう誘うな」の言葉は、晩ご飯時友人も一緒の時に出た言葉です。(昼食のお礼に晩ご飯は家で食べて頂きました)
みるみる内に顔色が変わり、険悪ムード。
いくら気前の善い友人でも、さすがにそのあとは一言もなし。
申し訳ない気持ちでいっぱいのあたしの横で、平然としている母美代さん。

善意を逆なでするような言葉を平気で言う。
これも認知症ゆえになせる業でしょうか・・・。

永い間の経験を積んだ、母美代さんと叔母ヨッコさん。

一言。
母の様にはなりたくない。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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