にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん17歳、青(せい)くん14歳」「あたし。お洒落大好き還暦」「母。87歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

認知症の母との暮らし

あら大変!トイレの場所、忘れちゃった・・・そして

室内迷子(迷い婆)が続いている美代さん。

昨日はとうとう「ひとりで、できるもん」の、トイレの場所が判らなくなりました。

デイケから帰り、パジャマに着替え「もう寝る」
夕寝をすると、朝まで寝てしまうことが続いているために、美代さんの晩ご飯の時刻を夕方の5時に変更したのに・・・
疲れているのなら致し方なしで「はい、おやすみ~」で、あたしはジョグへ。

最近の夕方6時過ぎには結構暗くなりますが、6時半過ぎに戻ってみると「ギョッ!」真っ暗な部屋で灯りも点けずにポツンと椅子に座っていました。

「あぁ、ビックリした、なんで電気点けないの?」

「電気の点けがだ知らねもの・・・」

知らない・・・のではなく、忘れたが正しいのですが・・・何度教えても、本人はあくまでも「知らない」のです。

DSC_0714

晩ご飯の最中に、モソモソと立ち上がった美代さん。

「おしっこ・・・おしっこ出る。トイレ、どごだ?」

・・・え?トイレの場所も忘れたかぁ・・・

これまで、洗面所の場所を訊いてきたことは何度もありますが、今回初めてトイレの場所が判らないと言ってきました。
過活動膀胱・切迫性尿失禁の美代さんは、尿とりパッドとリハパンではあるけれど、トイレの場所が判らなくなるということ=お漏らしの量が増えるということ。
ただでさえ、尿意を感じた時には漏れているのですから、トイレが判らなくなったら、完全に漏らしてしまうことになってしまいます。

そして、夜もまた、今までになかったことが。
寝る前には、大容量(150mlの尿、5回分)吸収の尿とりパッドをあてがいます。
8時にあてがい、おやすみなさい。

2時間後の10時にトイレへ。
そして、その1時間に又もやトイレへ。
今夜は随分回数が多いな・・・でも、ちゃんとトイレへ行けたのだから「ま、いいや」
でも、部屋でガサゴソ音がするのです。

「美代さん、何やってるの?」

「あ?今、こごのやづ交換したどごだ」

お股をチョンチョンと軽く叩き、交換したことを得意げに。
3時間前に交換した、まだそれほど汚れていないパッドを外してしまったのね・・・それも、ちゃっかりと汚物袋に入れているし。
勿体ない精神の美代さんは、汚れていても捨てない。
でも、今回は汚れていないのに捨てた。
これでは、あたしの勿体ない精神が発令しちゃう(苦笑)

DSC_0713

あたしが寝たのはシンデレラ時刻を過ぎ、午前1時辺り。
美代さんが2回使用したトイレの後に入ったあたしは・・・?
使用済みのはずのペーパー2枚が、濡れもせずに便器の中に。

・・・おしっこ、出ていたのかな?・・・

思い当たることがあります。
お盆帰省時に、高速道のトイレ使用時のことでしたが。
ズボンとリハパンを腿の辺りまで下げてあげた瞬間に、立ちしょん状態で、チョロチョロと結構な量が出てしまいました。
こんなに出たんだから、もう出ないでしょ!では、済まされず「まだ出る」
そう、チョロチョロ出ていた際の感覚はそれほどではなく、これからが本番。
便座に座り気持ちよさそうに、量で言えば最初の半分ほど。

昼用のパッド、もう一段回上げようか・・・。
夜用のパッドは、5回分を吸収できるのだから、無理して起きずとも朝までぐっすり寝ていられる方が良いでしょ。
あたしも、その方が安心するし。

ケアマネに相談したところ、そろそろ睡眠導入剤のお世話になっても良い頃との判断でした。
かかりつけ医に電話し、あしたの予約が取れました。

知人に、寝たきり状態の、母親のおむつ交換をしている息子さんがいます。
大変だ・・・と、言っていました。

あたしは、まだまだ楽な方ですね。


あたしの介護は、ユニークなの?

その人は、若くしてご両親を亡くし、介護の「か」の字も知らずに60数年生きてきた。

あるサイトでその方と知り合い、メールをするようになった。
日々の暮らしの中で、あたしの話題は介護一辺倒で、ついつい介護の愚痴を書いてしまう。

介護の経験のないその人は、あたしの話に特に反論することもなく、ただ「そうなんですね。大変ですね」の言葉が返ってくるだけ。

あるとき、いつもと同じ様に、母のやることなすことがちぐはぐな様子であることを送った。
と、その返信が「あなたって面白い人ですね」と。

この返信に、あたしは少々戸惑い頭を悩ませた。
例えば、皆で面白可笑しい話をしている最中に、あたしが言ったことが殊更面白かったのであれば「やったー!笑いを取ったヮ」と、なるけれど、何のことはない母の愚痴を書いただけ。
・・・何が面白いのだろう・・・

昨日も母の愚痴を。
すると、今度は「ユニークですね」と。

ユニーク・・・検索してみた。
他に類を見ない様。とか、独特な様。と、書いてあった。

益々悩んでしまった。
あたしの介護が独特なのか・・・それとも、言い回しが独特なのか・・・。
これについてを訊いてみようかと思ったけれど、文字だけの世界で介護経験など皆無の人が、あたしのことをどれだけ理解しているのかも、判らない訳で。
あれこれ考えても詮無いことよね・・・。

「ユニークですか・・・」

これだけを返信。

38f8e8b2a5f6c80b064205a9a4e061f7_s

この世の中、老いた親と同居されている方は数知れずいるだろう。
その中で、親の介護をされている家族はどれくらいの割合なのか。
80代・90代になっても足腰ピンピンしている老人もいるだろうし、頭はしっかりしていても、歩くことが難しい老人もいるだろう。
そして、母の様にアルツハイマー型認知症で「毎日初めての日」を送っている老人もいる。

親を早くに失くすことはどんなにか辛く寂しいことであるかは、美代さんの経験で何となく理解できるが、親の介護をしたことのない人が、話を聞いてどこまで理解できるのだろう。

介護は、ユニークの一言で済まされることではないと、強く言いたい。
でも、経験の無い人にとっては、それくらいの認識なのだろうか。
「これから解るようになりたい」と言ってもらえたが、果たして・・・。
介護の愚痴は、分かり合える人と話した方が無難なのかも。

今後は、介護の話は極力控えよう。
そして、愚痴のはけ口は、このブログ内でだけとした方が良いように思った。


記憶は作られる・・・?そして、朝も夜も解らなくなる

木・金曜日と、二日続けて家で過ごした美代さん。

昨日は、流石に大丈夫?!と、思うことが・・・。

仏壇のあたしの夫の写真については、もう「やめて~」と、言いたくなるほど「はじめできいだ」の連発の中で、昨日は新しい記憶ができていた。
頭の中で、記憶を作っている感じ?
夫の写真が、自分の兄の写真だと思い込んでいるみたいで、例の美代さんの実家のナガゼギの仏壇から、兄貴の写真を持ってきたのか?と言い出した。

美代さんの兄たちは、もうとっくに他界している。
一人に関しては、あたしは顔も知らない伯父になる。
もう一人についても、ぼやけた記憶だけど、どう転がしても夫には似ていない。

ましてやコロナ禍で、先月お盆帰省はできたけれど、親戚関係宅には行っていないのだから、写真を持ってくることなど不可能なんだけれどね。そういう考えには至れないのよね。

「なんで、この写真があなたのお兄さんだと思うの?」

「・・・このおどごが誰だがわがらねども、もしかしたら兄貴の写真がど思って・・・」

・・・う~ん・・・
「この顔が、あなたのお兄さんの顔なの?」


「そうだど思う・・・」

考えていることも、話していることも全くちぐはぐ。
たぶん、自分でも何を話しているのか判っていなのでしょうね。

242453_s

午後3時過ぎから夕寝をした美代さん。
丁度5時辺りに起きてきたので、「夕ご飯できてるけど食べる?」
と、すると、またまたおかしな返事。

「今日の夕ご飯が?」

これから食べるのだから、今日だよね・・・。
寝ぼけていたのかな?
それでも、お腹が空いていたようで食べると言い、テーブルへ。
美代さんが食べている間に、あたしはジョグへ。
戻って、玄関を開けると丁度トイレへ入ろうとしている美代さん。
そこで、言った言葉が有り得ない!

「おはよう、今日の朝は暗いな・・・」

・・・え?・・・
「美代さん、ご飯食べた後に少し寝た?」


家を出てから約1時間後のこと。
美代さんの食事時間は長いので、まさか寝る時間などないはずで、一応訊いてみたが寝てはいないと。
とすると、寝ぼけていたわけではなく、本気で朝だと思っての言葉?

まぁいいわ。
本人が朝だと思っているのなら、それに合わせようと大根役者に。

「そうだね。いつもより暗いね」

「なして、こったに暗いんだがな・・・」

「どうしてだろうね・・・ま、こんな日もあるかもね」

この、応対は正解?間違い?
この後何も言わずに入歯を外しに洗面所へ。
でも、上下外したと思っていた入歯が、上の歯だけが入っていた。
な~ぜ~?
本人曰く「わがらね・・・」
もう一度洗面所へ逆戻りの美代さん。
歩きたくないのにねぇ。でもね、少しくらい歩いた方があなたのためよ!

時間は夜の7時過ぎ。
ジョグ後で汗だくの身体、早くシャワーを浴びたかったけれど、美代さんを寝かしつけないと。
夜間用尿とりパッドを入れてあげ、パジャマに着替えさせ寝かしつける際に、これまたおかしなことを。

「さっき朝で起ぎだど思ったら、もう寝るのが・・・でもよ、眠ぷてがら寝る」

時間軸と言うのか、完全に、朝晩が解っていない状態。
それでも睡魔には勝てずに、寝息を立てスースー。

昼夜逆転をしている訳ではないけれど、夕寝をすることで時間の感覚がおかしくなるみたい。
夕ご飯のこと、朝ご飯と思ったのかな・・・。
色々と忘れていくことは仕方のないことだけれど、この先はどんなことが起きるのだろう。

昨夜の早い就寝で、今朝の目覚めは6時。
デイサへ行く準備を終え、テーブル席でコックリ・コックリ。
もう少し寝ていた方が良かったね。
でも、起きると言ったのは、美代さんあなただよ。


待ち望んだ手摺りの修理が完了、爪の垢をお分けする?

一昨日、「お待たせしました」と、昼過ぎに大家さんからの電話。

ひ孫に玄関の手摺りを壊され、デイに行くたびに「壊されダ」と言っていた美代さん。
どんなに可愛くても、大事な物を壊されると「可愛さ余って憎さが百倍・・・?」
まぁ、憎くはないのでしょうけれど、愚痴は出ますよね。
それも、毎回毎回で耳ダコ(苦笑)

家財保険に入っていたので、それを使えるかを確認してからになりますと言われていました。
「書類ができたのでお届けします、そして応急的に修理します」と。

ぶち抜かれたモルタル壁は、入居中の修理は無理とのことで、穴の開いた部分に板を打ちその上に手摺りを打ち付ける作業をしてくださいました。

元々は何もない壁に、母の為に大家さんのご厚意で手摺りをつけてくださり、母にとってはなくてはならない手摺りになっていました。

DSC_0496

DSC_0742

DSC_0782

いつも思うのですが、大工経験がないはずの大家さんですが、壁紙や床の張替えなど何でもこなしてしまいます。
大工仕事が好きなのでしょうか?それとも、やらざる負えない?
まぁ、自分でやった方がお金は掛からないし、入居者の家賃の負担も少なく済むのでしたなら、良いことなのかもしれません。
安全性は欠かせないことだとは思いますが。

強度的には、弱いかもかもしれませんが、それこそぶら下がりでもしない限り、普通に使う分にはだ丈夫かと。

大家さんがお帰りになられたすぐ後に、デイケから帰って来た美代さん。
手摺りができたことを言うと、

「オレのてすり、でぎだのが・・・いがったぁ」

「でもね、強く押したり引っ張ったりすると、今度は美代さんが転倒することになるよ」

「わがってら、オレだってそれくれ考えでら」

素直に「うん」とは言ってくれません。
美代さんらしいですけれどね(苦笑)

今日は金曜日、デイケ・デイサ共に行かな日。
いつものように一言。

「今日は、どごがらがむがえに来るって、電話来たのが?」

今日が金曜日であることを理解していないのですから、致し方なし。
でも、やっぱり美代さんはデイが好きなのでしょうね。
迎えを心待ちにしているのでしょうね。

家でぼーっとして過ごすよりも、お風呂に入り美味しいご飯も食べられるデイに行くことの方が、美代さんには合っているのでしょう。

デイを拒否されるご家族に、美代さんの爪の垢を差し上げましょうか・・・
なんてね(苦笑)


デイサービスはズル休み・・・?最近の青汁は、甘い

今日は木曜日なので、本来はデイサービス日。
でも、お休みしました。

昨日は3ヶ月毎の脳神経外科の受診日。
夕診で、予約は6時でしたが救急外来が2件入っていたようで、待ち時間は1時間くらいだったような。
やっと呼ばれて、医療秘書さんからの問診中、

「おしっこ、出る」

早めに言ってくれるように、教えていたのに・・・
出物腫物ところ選ばず・・・ちと、違うかな?

やっとのこと歩いてトイレへ。
勿論手を引いてです。
短い距離で車椅子を使うことは、母には余計に面倒です。
なぜなら、座ることも立つこともやっとで、更には椅子を信じない。
椅子がなくなるとか、外されるという被害妄想が起こるから。

トイレに入っていた時間が長すぎて、迎えにきた秘書さん。
もう少しかかりますと、お詫びをし、出てくるのを待っていた。
やっと出てきたかと思うと、パンツとズボンは腰パン状態で、便座と床が濡れており、使用済のティッシュは床に落ちていた。
ちゃんと便座に座れなかったのだろう・・・。
汚れた床を簡単に拭きとり、秘書さんにお詫びをし診察室へ。
一緒にトイレに入れば善かった・・・後悔先に立たず。

問診後の医師との会話は物の1分にも満たない。
いつものように、野菜を沢山摂るように・・・と。
救急が入り、忙しかったのだろう・・・そう思うしかなかったけれど。
半年に一度の骨粗鬆症の注射を受け、会計を済ませ病院を出たのは8時少し前。

DSC_0784

母の野菜不足解消のために、通販でエーザイのコラーゲン入り青汁を、お試しで購入。
豆乳に混ぜたて飲みましたが、甘かったですね。
美代さんも、文句なしで飲んでくれました。

帰宅後、晩ご飯が済んだのは9時半を回っていました。
結局ベッドに入ったのは10頃で、今日デイを休んだのは寝不足で頭痛がするから・・・が、理由だけれど、いつもの時間より30分だけのお寝坊さん。
まぁ、休むと決めたので、朝食までは部屋でぼーっとしていたようだったけれど。

昨日寝る前に、今日のデイサービスの施設名を教えたけれど、最近は毎回「初めて行く」と返事をする。
昨日の言い方は「直接行ったことはないけど、初めてだ」
利用者さんの家に立ち寄ったから直接ではない・・・は、何となく解ります。
でも、その後の初めてだ・・・は、直接とどのように結びつくのか。

今朝も初めて行くところだと言っていました。
たぶん、今後も毎回初めて行くところ・・・と、言うのでしょうね。

頭痛がすると言っていたけれど、TVを観てアイスを食べて頭痛のずの字もなしの自由そのもの。

そう、美代さんは自由人なのだ~。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
お問い合わせ
プライバシーポリシー
ギャラリー
  • 嫌いな人と、人生を共にするということ
  • 病んでるの?正夢・・・逆夢・・・それとも?
  • 鬼?・・・悪魔?・・・人間として生きるために
  • 鬼?・・・悪魔?・・・人間として生きるために
  • 鬼?・・・悪魔?・・・人間として生きるために
  • 季節はお洒落の秋へ・・・そして、パンプスが履けない
  • 飲んで3時間後に起きたけど、睡眠薬効果・・・あったの?
  • 一筋縄ではいかぬ・・・じゃぁ、どうする?
  • ジョグとランの狭間で、揺れる女心・・・(笑)