にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

認知症の母との暮らし

文句のオンパレード(できない言い訳)

風邪薬と胃薬で、計3種類。

脳神経外科で処方されている薬に加えて、
朝、6種類
昼、2種類
夜、4種類
これに点鼻薬(1日2~3回)

母美代さん、パニック。
「こったに薬ばる出されで、あったなどごさ行がねばいがった
(ばかり、あんな、よかった)

元々薬嫌いの病院嫌いな人なので、連れて行くのも一苦労。
行きたくないと駄々をこねるのではなく、行ってからの言動が困ったさん。
やれ待ち時間が長い・・・
やれ注射が痛い・・・
医者の説明はチンプンカンプン・・・
まぁ、今に始まったことではありませんが。

点鼻薬に至っては、使い方が判らず、
「どごの医者が、こったなもの出すってよ、聞いだごどね」

DSC_0127

ノズルの先端を鼻の穴に入れ、片側の鼻穴を指で塞ぎ、
鼻で息を吐きながら2回プッシュ。(順を追って教えました)

これができずに、医者を悪く言う・・・。
経験値がないことは悲しいことです。
何度教えても自分で噴射できず、あたしの仕事となり、それが当然の事となってしまう。

スポンサーリンク

以前、いつまで薬を飲まなければならないのかと訊かれ、死ぬまでと答えたことがある。死んだら薬の必要はなくなる訳で、逆に言えば、死にたくないのなら四の五の言わず飲め!
と、言うことになるのですが、
このことを言うと、またまた嫌味。
「オレさ、早ぐ死ねてが?」(死ねと言うのか)

・・・な~んにも解っていない・・・

亡き父のように、ある日突然ピンピンコロリ。
http://aya1205k.xyz/archives/10001874.html
と、逝ってくれたらサイコーの娘孝行でしょうけれど、ま、そんなことは期待するだけ無駄でしょうから、愚痴を連ねるばかり。

食欲が絶えることのない美代さん。
デイケア出勤は(母の自論)美味しい昼食を頂けるから。

幸せなことでございます。


医師からの説明は、聞いても忘れるから人任せ

普通、一般的、当たり前、のことができないもどかしさ。

土曜日から咳き込んでいる美代さん。
特に、夜から夜中、朝方に掛けて酷くなっていた。
市販の咳止めで対処していたけれど、治りそうもないので、内科を受診。

聴診器を当て、肺のゼイゼイ無し・熱も平熱・喉の痛みもなしで、咳のみ、そして鼻水がチョロチョロ。

CRPという炎症の強さを測る血液検査を受けた。
結果として、0.4以下が平常値に対して0.6の数値。
少しは風邪気味。の診断。
肺に異常がないのに咳き込むのは、胃酸の逆流があるのではないか。という診断。

薬の処方は、風邪薬2点。点鼻薬1点。胃薬1点。

スポンサーリンク


夜、寝ているときに咳き込むのは、チョロチョロ出る鼻水が仰向けになっていることで、喉から下がり異物と判断した気道が、その鼻水を排出しようとして、咳となる。
このように、説明を受けたのですが、
医師の話をどこまで聞いていたのか、理解していたのか、当の本人は我関せずの表情。

・・・自分の事なんだからちゃんと聞いて・・・
と、思うのですが、聞いたところでたぶん・・・いいへ、確実に抜けていく。

医師からの症状や薬の説明を聞くのはいつもあたしの役目。
「おめがいでくれで助かる。オレ一人だば、さっぱりわがらね」

病院受診時には、毎回言われることば・・・正直聞きたくない。
あたしはあなたのお手伝いさんかい?
「助かる」この一言で済む。
なんともウラヤマシイ。 

DSC_0126

帰宅途中、ドラッグストアに立ち寄り、美代さんの尿とりパッドを購入。
店を出る際、
陳列棚に、美代さんの大好きな栄養ドリンクが山積み。
立ち止まってじっと見る美代さんに言ってやりました。
「栄養ドリンクは、若い人がここぞ!というときに飲むもので、年寄りには必要のないものって言われたでしょ!」 

ジュースの如く飲む栄養ドリンクについてを、かかりつけ脳神経外科医から、注意を受けています。
美代さんもちゃんと聞いています。
「そったなごど言われだってが?ちっともおべでね(憶えていない)

はい。
そうよね~、都合のいいことも悪いことも、忘れて行くのよね。
薬の説明だって、ちゃんと聞いて!と言うあたしが間違っているのよね。

でもねぇ~、何だろう・・・何かが引っかかる・・・。
何かがスッキリしない。

こんなことの繰り返しで、これからも過ぎていくのでしょうね・・・。


スポンサーリンク

デイケアで、私物がなくなったら・・・認知症の母の判断は?

「ひざ掛げ用に持って行ったタオル、なぐなった」

デイケアから帰ってきた、母美代さんの開口一番。

「えっ、いつごろ見えなくなったかわかる?」

「ん~、お風呂がら帰ってきたらながった・・・」

美代さんは寒がり。
冬用のブランケットでは、今の時期では恥ずかしいとタオルを膝に掛けます。
使い古したタオルで、仮になくなったとしても、損をしたという気持ちはないのですが、なくなったのがデイケアでとなると話しは別です。
誰かに盗まれたかもしれない・・・そんなことばも出ました。

スポンサーリンク


連絡帳で伝えるか電話にしようか迷っていると、洗面所で、使用済みのバスタオルを洗濯機に入れようとしていた美代さんから、
「あった・・・、これさ入ってだ」

デイケアへ行く際に、バッグを持つのですが、その中にバスタオル2枚、タオル2枚そして、ゴシゴシタオル1枚を入れます。
使用後は、濡れているのでレジ袋に入れバッグに詰めます。
そしてそれはスタッフさんの仕事で、そのバッグの底に入っていたと言うのです。

DSC_0123

     ねこ好きのあたしが買ったバックです

・・・慌てて電話しなくてよかった・・・
「ねぇ、どうして見えなくなったときに、訊かなかったの?」

「・・・」

「ひざ掛け用にしているタオル、見ませんでしたか?って、それだけ言えばよかったのに」

「そうが、そう言えばよがったのが・・・」

言えなかったそうです。
頭にも浮かばなかったそうです。
挙句、
「でもよ、古いタオルだがら、なぐしても悔しぐね・・・」

あたしに指摘され、苦し紛れの言い訳・・・なのか、本当にそう思って出たことばなのか、真意は判りませんが、捨てられない症候群の美代さんから、惜しくないということばが出るのは珍しいこと。

それにしても、園スタッフさんから、バッグに入れたと一言ほしかったです。
その一言で、美代さんの気持ちも違っていたと思うのです。
惜しくないと言いながらも、誰かに盗られたかも・・・と言っていた。

疑いたくなくても、物がなくなれば疑ってしまう。
認知症でなくても、そういうシチュエーションはあります。
そういうときの、対処法。
難しいとは思いますが、名指しをするわけではなく、
知りませんか?とか、見ませんでしたか?と、訊くことはいけなことではないと思うのです。

ただ、美代さんの場合はそのことばも出なかった。
ことばに自信がないので、萎縮してしまうのでしょうね。
加えて認知症・・・。

訊くという行為は、美代さんには簡単ではなかったようです。


スポンサーリンク

怒られずに済む方法・・・賢いわね。

最近、
母美代さんからよく言われます。
おごるな(怒るな)

「なしてそったにおごるのよ」

「おごらねで、ちゃんとしかせろ(知らせろ・教えろ)

「まだ、おごられだ」

何度も同じことの繰り返しで、あたしの気持ちがイラつくのでしょうね。
ついつい、声が大きくなってしまいます。
でも、言い訳がましいのですが、決して怒っている訳ではないのです。
「あたしの声が怒っているように聞えるのは、あなたがそうさせているのよ」・・・あ~ぁ、言っちゃった・・・

「そだな・・・オレが悪いのだ。ごめんや」

あら~、謝られたわ。チョット心苦しい。
で~~~も!
たぶん、口だけ。
だって、次の瞬間には、なにもなかったようないつもの美代さんに戻るのですから。
「ごめんや」も口癖になりつつある。

ゆっくりとした口調で、「ああだよ・こうだよ」と教え、
「そが、わがった」と言いながら、やっていることはちぐはぐ。
「だ・か・ら、こうなのよ!」

「おごるな」


「怒ってないでしょ、何が判らないの?」

「やっといまわがった」


漫才。
と、思ってしまいます。
こんなことが日に何度も繰り返され、いい加減して~~。
と、言いたくなるのはあたしだけ?

スポンサーリンク


何かにつけ、いちいち訊いてくるようになりました。
「きげば、いぢばんだ。おめにおごられねで、済むべ」

物忘れを自覚している美代さん。
行動を起こす前に訊くのが一番。それで、あたしに怒られずに済む。
・・・オゥ、賢いわね。でも、それもメンドくさいな・・・

まだらボケの状態で、
たまに、「ピン」と、ひらめくようです。
自己防衛とでも言うのでしょうか、怒られる(怒っていません!笑)前に行動を起こす。

一昨年、脳神経外科でアルツハイマー型認知症の診断を受けた際の医師から言われたこと。
「年齢的に急激には進まないでしょう。ただ、長生きするだけ先の長い話になりますね」

d9f8af1d2e1d855870a6ce1967547843_s

ミリ単位から、センチ単位での進行になっていると思っていましたが、たまにミリ単位の状態に戻ることがあり、そういうときの美代さんの頭はビンビンと冴えわたるようです。

あたしの気持ちは、お構いなしで・・・。


ダイエットをしたいと言い出した母、その本気度は?

デイケアの無い日の母美代さんの起床は遅い。

日曜日、10時近くの起床で、美代さんの口から発せられた衝撃の一言。
「身体、おもぐなったよだ・・・ご飯食べね。痩せるごどにする」

・・・ひょえ~、痩せたい?本気かい!・・・

土曜日、デイから帰宅後、景品に出た小袋のお菓子を二つ、居間の高座椅子に座り、ポリポリ。
・・・デイでは、3時のおやつを食べているはずなのに、よく入るよな・・

その後、今度はぶどうを食べていました。
・・・晩ごはん、入るの?・・・

ダイエットを断念したのは、何をやっても体重が落ちないことに、あたしの気持ちが萎えてしまったことが理由。
これまで痩せたいと思ったことのない母に、強制的にさせていたわけですから、あたしの勝手な想いではあったことは確か。

「何を食べてもいいよ。但し、晩ごはんに出されたものは、完食してね。それを考えて食べるようにしてね。約束だよ」

この約束をどこまで理解したのか・できたのか、疑問ではありましたが、
まぁ食べることくらいしか楽しみがないのだからと、大目に見ていました。

体重は少しずつ確実に増加。
その影響もあってのことか、腰が痛い・膝が痛いの連発。
自覚症状が出て気付く・・・ま、良かったわね。

スポンサーリンク


痩せたいと、自ら言い出したので、ならば朝食と昼食を兼ね11時半頃に済ませました。
このまま夜まで、何も食べなければ本気なんだと思えたけど、
そうは問屋が卸さない!(使い方、間違ってる?)
夕方4時頃でしたか、またまたぶどうをプチプチ。
「美代さ~ん、痩せたいって言ったのは嘘なの?」

「なしてよ、痩せたいじゃ」

「じゃぁ、なんでぶどう食べてるの?」

「ん?食べればダメなのが?」

食べた分だけの運動量があれば何も言いませんが、美代さんの場合、食べたらそれっきりで、動くこともありません。
動かないのであれば、食事をしなければよい。
単純な発想なのですが、食べることが大好きな美代さんには、その発想も一瞬で消えてしまうようです。

それにしても、こんなに間食をする人ではなかったのですが、好きな農作業もできなくなり趣味もない暮らしでは、食べることだけが生きがいなのかもしれません。

断食とまでは言いませんが、「水分補給さえしっかり行っていれば、胃を休めるなどの身体の為になる」(ある胃腸科の医師からの説明)ことも、何度か説明したことがありますが、この年代の年寄りには「食べることが健康の元・食べないことは身体に悪い」の考えが抜けないようです。

痩せたい!
と思ったところで、そこにどれほどの強い意志があるか。
あたしの、痩せさせたい!の強い意志ですら、数か月で木っ端みじんです。
(あたしに内緒で食べていましたから)
素人には無理である事が判りました。

DSC_0113

美代さんの痩せたいの想いは、いつまで続くのかは判りませんが、好きにさせようと思っています。
そう、今後も「食べるな」とは言いませんし、「好きにしていいのよ」は続きます。

但し!晩ごはんの完食だけは、守って頂きます。


飲食に関しては、今後の認知症の進行の度合いを観ながら調整していきます。


スポンサーリンク
プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
お問い合わせ
プライバシーポリシー
ギャラリー
  • 動物の本能・・・霊感、あるの?
  • 動物の本能・・・霊感、あるの?
  • 動物の本能・・・霊感、あるの?
  • 動物の本能・・・霊感、あるの?
  • 動物の本能・・・霊感、あるの?
  • 文句のオンパレード(できない言い訳)
  • 医師からの説明は、聞いても忘れるから人任せ
  • デイケアで、私物がなくなったら・・・認知症の母の判断は?
  • 24時間テレビ、マラソンランナー。今年は駅伝方式。