にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。85歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

認知症の母との暮らし

認知症は、いきなり進行するのでしょうか?母の様子が変。

居間の高座椅子に座り、実家から持ってきた古い会報誌を読みふける母美代さん。

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知っている名前を見つけては、

「あぁ~どごどごの誰々だ~。これは、あそこの誰々だ~」

夢中で知っている名前を探しては、懐かしんでいました。

そして、ときどきあたしに問いかける。

「マダカ、てなんて読む?イサムがイサミが?」

「マダカ・・・勇?いさむ。か、いさみ。でしょうね。美代さんが憶えてるほうの名前だよ」

勇をマダカと表現する。間違ってはいない。
努力の「ど」。「女に又の力と書く」のだと習ったおぼえがあります。

「SどがHって、何だ?」

昭和・平成をローマ字で書き、頭文字のS・Hであることを説明し、ついでに明治・大正についても同じように説明。

認知症になる前は、このSやHについてがなんであるかを知っていたはずなので、確認してみた。

「ねえ、昭和のSや平成のHの事、知らなかったの?」

「いや、知ってだよ。でもな、フッとわがらなぐなる・・・」

普通に使っていた言葉や、字が突然分からなくなる。
さっきまで何度も繰り返していた言葉が、いきなり出てこなくなる。
「うんと~、ほれ、あれよ?なんてひうけなぁ~(言うっけな~)

母はこれを「ど忘れ」と言います。


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美代さんには、お風呂の給湯を仕事として与えています。
この集合住宅のお風呂はとても優れもののようで、「風呂自動」のボタンを押すと、始めにセットした水量で沸かしてくれます。そして、「お風呂が沸きました」と音声で知らせてくれます。引越し経験の多いあたしでも初めてのお風呂で、大変気に入っています。

お風呂の沸かしかたは、ボタンを押し、排水口に栓をして蓋をする。あとは沸くのを待つだけ。
これまでにも何度も入れてもらっています。昨日も入れてもらいましたが、今日変なことを言いました。

「風呂の湯、どごまで入ったが見にいぐのが?」

「えっ、ここのお風呂はボタンを押すだけで湧き上がるのよ。昨日も入れてもらったよね?」

「そだのが?忘れだがらよ・・・。」

洗濯物のカットソーはネットに入れてから、洗濯機に入れるようにと教えています。
一昨日までは完璧でしたが、昨日はネットに入れずそのまま洗濯機に入っており、今夜はネットはもとより洗濯機に入れたかも覚えていないと。
洗濯機の中を確認させると、

「これ、ネットに入れるてが?そだけが?」(入れるのか)

あたしは母に厳しいのでしょうか?
母はまだ経度だと思っています。なるべく自分でやらせています。
11月に行った長谷川式認知症スケールでは23点。限りなく正常値に近い数値でした。

でも、症状は確実に進行しているようです。

あたしの対応、替え時なのでしょうか?考えてみます。


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軽度認知症、日付と曜日が分からなくなる。今日は何曜日?

母美代さんが、デイケアで頂いてきた手を温める。と、思われるこれ。
             ↓↓↓↓↓↓↓↓

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近所のスーパーのワゴンセール品の中に同じようなものがありました。

ラベル記載された商品名は「ハンドイン」
手を入れる?でしょうか・・・。

何とも、そのままではないですか・・・。

貰ってきてから、2日間ほどは手を入れていましたが、そのあとは小タンスの上に放置。
じゃんけん大会で勝ったことは嬉しかったようですが、必要かそうでないかと言えば、特に必要でもないしろもの。
来月遊びに来る怪獣くんの枕にしようか・・・と提案してくれました。
こういう何かの代用にするという考える力は、まだまだあるようです。

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今朝、薬を飲む際に愚痴られました。
ピルケースには曜日のみで、日付が書いていません。

「今日は木曜日だべ?これさひにぢ書いでねがら迷うじゃ」

「今日、木曜日だっけ?さっき血圧測ったとき何日のところに書いた?」

血圧測定記録帳には、ちゃんと今日18日金曜日の欄に書いています。
(あたしが傍で確認済み)

「今日は金曜日が?オレのあだま、なしてこうなんだがなぁ」


日付や曜日はかなり前からちぐはぐになっています。
あたしもたまに、「今日って何日だっけ?きのうは何曜日で~をしたから・・・そうだ!」なんてことがあるのですが、美代さんは昨日何をしたかも定かではなくなっているので、思い出すという作業は難しいのでしょう。
それでいて、「明日はデイだ」と、デイケア日に関しては忘れることはありません。
現在(いま)の美代さんにとっての一番の楽しみのようです。

デイケア日、毎回繰り返される便との闘いに、あたしの方が嫌になっていたので、整腸剤を買ってきたのですが、

「オレは薬なんか飲まなくてもちゃんと出る。いらね」

あっさりと、振られてしまいました。ただでさえ、薬パニックですから仕方ありませんが、あって困るものでもないので、取り敢えず仕舞っておくことにします。

そのうち、使う日が来るかもですから。


「老いては子に従え」100均で見つけたピルケースを購入

今日のことわざは、「老いては子に従え」です。
      □■□■□■□■□

母美代さん。半年に一度、骨粗鬆症の薬の処方を受けています。

前回、前々回と薬の種類が増えパニック状態が続いたこともあったので、
100均のピルケースを購入してきました。

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1週間分を小分けにできるタイプを買ってきたのですが、目算を誤り思いの外小さいことと、ロトリガは全く入らないので、薬袋から直接取らなければならず、もしかして意味がない?と思いつつ錠剤の隅をカットし、何とか納めました。

母はまだ経度なので、自分でできることはなるべく自分でさせていますが、事薬に関しては前回のブログにも記しているように、パニック状態になり、飲み忘れや過剰摂取の心配もでることになるので、このやり方に変えてみることにしたのです。
昼食後の薬、月・水・土曜日はデイケアでの摂取になるので、ケースには入れていないこともちゃんと言い聞かせ、「わがった」そして、

「これだば考えなくて済む・・・ありがでなぁ」

考えなくて済むが、ここまでやって飲み忘れたらシャレにならない。
確認を怠ってはならない。ということになる。(ガンバレ、あたし)

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昨日、面白いことを言っていました。
デイケアを利用しているあるご婦人から、
「おたくさんは、東京のど真ん中から来た人ですか?」と訊かれたそうで、
どうしてそう思ったのかと不思議に思い、逆に訊いてみたと、
するとそのご婦人、
「頭も服もおしゃれだから」と答えたそうで。
母は、
「わだしは田舎のどんびゃくしょうです。髪や服はみんな娘のいう通りにしてるんです」と、母なりの標準語で応えたと。
母は、おしゃれと思われていることに気を良くしたらしいのですが、
どんびゃくしょうの意味があの人に通じたのか・・・」と少し悩んだと言っていました。(生粋の百姓・・・たぶんです)

そうなのです。
母美代さんは、喋らなければ、食事姿を晒さなければ、黙って座っていれば、娘のあたしが言うのもおこがましいのすが、とても上品に観えるのです。

~今日のことわざ~

『老いては子に従え』

老人になったら、なるべく出しゃばらず、何事も子供にまかせて、それに従っていくのがいい。時代は移っていくので、新しい感覚による分別が妥当なので、一時代前の方式や考え方では通用しないこともあり、子供が活動しやすいようにするのも親の役目というものであろう。

(日東書院発刊 ことわざ辞典より)

母は従っているのではなくて、単に面倒くさいなだけ・・・あたしはそのように思います。


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軽度認知症の母、薬の種類が増えパニックになる。

昨日は2ヶ月毎の脳梗塞定期検診日。
夕方5時の予約。

受付を済ませ、ロビーで診察順を示すモニターに眼を移すと、「間もなく救急車が到着します。予約時間が遅れると思われますのでご了承下さい」(こんな内容)で記されていた。

接客中(患者だが、敢えて客)のコンシェルジュのRさんが、「今日はこれで2回目です。近隣の大きな病院からも転送されてきますから」と応じていた。

・・・今日の帰りは遅くなるかも・・・と、覚悟を決めていたが、案外スムーズに診察室に呼ばれた。

一昨年9月、軽度の脳梗塞発症。
詳しいことを記しています。こちらからどうぞ。

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今回は半年に一度の骨粗鬆症の注射と薬が増えた。
注射は1回だけだが、薬は2週間飲むことになる。
骨密度検査を受け(結果は次回の検診時)

担当医(院長)からのアドバイスは「しっかり運動して、野菜を多く摂ってくださいね。それが一番ですよ」

帰宅し、薬の袋を確認する母。
これまでの薬に1種類増えただけなのだが、それだけでパニック。
朝 ➡クロピトグレル・ロトリガ・ベタニス
朝晩➡レミニール
この4種類はもう1年以上続けているので、たまの飲み忘れはあっても迷うことはないが、今回増えた骨粗鬆症の薬、L-アスパラギン酸は1回2錠1日3回の処方。
ゆっくり説明し、確認させた。
たったこれだけの事なのだが、何度も何度も袋の表書きを確認し、一人でブツブツ。

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今朝も袋を確認し、ブツブツ。先に飲んだ薬をもう一度袋から取り出し、又飲もうとする。

「それ、先に飲んだでしょ。分からなくなるんだから前みたいに日付を入れるやり方にしたら?」

そう、以前は飲み忘れや過剰摂取をしないように袋に日付を入れさせていた。
このアスパラギン酸については、朝は日付・昼は日付を丸で囲む・夜はそれにバッテンをする。というやり方をしていた。
軽度の母美代さんだが、事薬に関しては特に戸惑う。何故なら母は薬とは無縁の生活で、頭痛で苦しんでも熱が出ても寝ていれば治る・なるべく薬には頼らないの自論を持っていた。
薬を飲むことが嫌いで、尚且つ身体が薬に慣れ、いざという時に効き目がなくなると思い込んでいる。

袋に日付を入れなくなったのは、デイケアに通うようになってからだ。朝の忙しさと母なりの自信で、飲み忘れがないとの確信があったようだ。残っている薬の数が違い悩んでいたこともあったが、飲み忘れても急な身体の変化が起こるわけではないので、多めに見ていた。

L-アスパラギン酸は2週間分の処方。
この先の2週間は、薬を飲む際は特に目を離さずに見守ることにする。

昨夜、昼食後に飲む2週間分をデイケア連絡バッグの中に入れ、母にもちゃんと説明をしておいた。
今朝、朝食後の薬を済ませ、居間の高座椅子に座る際、

「この薬、観だごどある。いづがこれに入れでおいだのが?」

「いつか?ではないよ。昨夜だよ。ちゃんと話したよね?」

「そだけが、忘れだ」

見覚えのある薬ではあるが、昨日処方されたこと・あたしから説明を受けたことは飛んでしまったようだ・・・。

薬嫌いな母、なるべくなら薬は飲みたくない。ですよね・・・。


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脳みそが陥没するって?沈没のことか?

昨日、昼過ぎに買い物に出かけ帰ってくると、母美代さん、いつもの「ヨッコさん」さんと電話中。

物忘れが頻繁になり、さっきのことも忘れるという内容の話をしていました。

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そうです、最近の美代さんは同じことを何度も繰り返し言います。
こうなると、聞き流しの作業が必要になってきます。
母が話している傍で、パソコンを打ちながら「うん、あぁそう、ふーん」などと返しています。

母は、自分ことを「頭が悪くなっている」という表現をします。
認知症であるということは何度も伝えていますが、自らを認知症とは言わず、頭が悪いと言うのです。
認知症の症状についても教えていますが、こえびょうぎだな・・・やんたなぁ」(怖い病気)と言いながらもはっきりとは解ってはいないのでしょう。

「じゃあな、元気でいろよ。まだな」

一日おきの頻度での電話。「元気でいろよ」は「バイバイ」の代わりでしょうか。


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電話を切った後、話の内容を言ってきました。
物忘れをするのは、「脳みそが陥没」するからとヨッコさんに言われ、陥没が何か解るかと訊かれた母は「沈没することだろ?」と答え、「そうだ」と返事をもらったそうで。あたしに言わせると「何言ってるの!」なのですが、85歳と73歳の会話はこんなものでしょう。

陥没と沈没は明らかに違うのですが、ヨッコさんの「そうだ」と応えた意図は、あたしには解かりかねます。まぁ、良い意味での「気遣い」と採ります。

話した内容を忘れずに言ってくる母。ヨッコさんとの会話についてはよ~く憶えているのです。それなのに、あたしとの会話についてはチンプンカンプン。
なぜ、ヨッコさんさんとの会話の時は何でも解ってます風なのかと訊くと、

「ヨッコどは、どったな喋りがだしても、何話しても通じる。おめど話すのは気ぃ遣う通じね」

と、言われます。

訛りに加え昔言葉が多くなってきている美代さん。
聞き取るあたしも「???」なのですが、まぁ40年間親元で暮らしていましたので、訛りについてはニュアンスで判ります。

陥没とは➡おちたり、くぼんだりすること。

沈没とは➡船が水中に沈むこと・酒に酔いつぶれたりすること。

違いを、説明しました。「ふんふん、そが」いつもの返事が返ってきました。



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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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