にゃんズの母(しがらみと生きる)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん18歳。琴ちゃん・常くん3歳。連くん1歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

認知症の母との暮らし

お喋り好きの母を、鬱陶しいと思っていた日々

2024.6.19(水)

一昨日の面会で、美代さんの症状を観て、強く後悔したことがあります。


わたしは美代さんが好きではなかった。
おおよそ女親らしくないところが、嫌で嫌でたまらなかった。
そんな美代さんが認知症となり、古河で一緒に暮らし始め、やることなすこと全てにイラついていた。(その当時は要介護1)

美代さんはお喋り好きで、妹ヨッコさんとの電話も楽しみの一つとなっていた。

テレビを観ているわたしの傍で大声で話すものだから、ドラマのセリフはかき消され内容が入って来ない。心の中で「いい加減にして!」と叫ぶことは何度もあった。

相手の状況を理解せず、自分が思ったことをすぐに口に出してしまう性格・癖?それも嫌だった(若い頃から)。
こういうことが度重なると流石に学習し、テレビは録画をするようになったけれど(苦笑)。


「美代さん、うるさい。少し黙ってて」


もう、話すことも面倒で、とにかく静かにしてほしいという、わたしの勝手な想いから出た言葉に、怒られたと思った美代さんはシュンとしてしまう。

が、美代さんの場合はこれで引き下がることはなく、ものの5分もしないうちに、わたしに語り掛けているようなお喋りが始まる('A`|||)

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         元気だったころの桐ちゃん


お喋りは認知症予防の一つになる。
あの頃のわたしは、そんな予防のことなどこれっぽちも頭になく、美代さんに対してはとにかく冷たい態度だった。


美代さんに聞いておきたかったことは沢山ある。
今更何を言ってるの!?だよね。

話をするのも嫌だった頃は、聞こえないふりをしていた。
聞きたかったことも、いつでも聞けるからいいや…そう思っていた。

今更だけれど、もっと話をしていたら、もっと話を聞いてあげていれば…。
一進一退と思っている美代さんの症状は、今後は進む一方で会話らしいこともできなくなるだろう。

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           青くんと桐ちゃん


後悔先に立たず。
全ての人が認知症になるわけではないけれど。
全ての人が親との良好な関係を保っているとは想わないけれど。

わたしの様に「たら・れば」の想いをする人は、なるべくなら少ない方がと思ってしまう。

やっと、直接面会ができるようになった。
欲を言えば、美代さんの部屋で過ごすことが希望だけれど、その日が来るのはいつになるのだろうね。


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一進一退の記憶…今日は悪い日だったのかもしれない

2024.6.18(火)

母美代さんが入居している施設へ、面会に行って来ました。
ガラス戸越しが解除され、会議室?での面会。

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ハンモックで寝ている琴ちゃん。わたしの気配を察知し、薄目に…(笑)。


何ヶ月間も切らずに伸び切っていた髪が、スッキリとしていた。
でも、あの長さではすぐに伸びてしまうよな…。もう少し短くしてくれたらよかったのに。

美代さんの髪の毛は伸びるのが早い。
それは爪も同じで、体質なのかもしれない。

散髪代をケチっても…とは思うけれど、切っている時間は拘束されるのだから、切る回数は少ない方が善いよね(苦笑)。


「わたしのことわかる?」いつもはこれで始まるけれど、もうやめにした。だって、訊いたところで美代さんの頭を悩ますだけなのだから、申し訳ないもの。

「わたし、美代さんの娘のまやだよ」

「うん」

うんと答えてくれたけれど、実の所はわかっていない。
なんとなく合わせているだけ。まぁ、それでも嬉しいけれどね。

鼻毛が伸びていたので、預けていた鼻毛カッターを持って来てもらい、カットしてあげた。
痛い?大丈夫?痛かったら言ってね。と問いかけながらだったけれど、「痛くない」と。
在宅介護の頃は「怖い」と言っていたけれど、その記憶は既にないんだね。

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肝心の帽子。
当初は美代さんに選んでもらおうと思っていたけれど、もう、何かを選ぶという選択能力は見えなかった。
頭を持ち上げることもできずに、されるがままという感じ。

ベージュと黒で悩んだけれど、ベージュの方が柔らかい素材で、車椅子のヘッドレストの邪魔にならないと思った。それに、顔色も明るく見えたから、ベージュに決定。

「似合うよ、美代さん」

以前は、似合うよとかかわいいよという言葉には、はにかんだ笑顔を見せてくれたけれど、今日は声にも鏡に映った自分の姿にも無反応。

・・・寂しいね。


ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」の中に、忘れられる人の辛さを表現する場面があったけれど、美代さんの頭の中には、誰か残っている人がいるのだろうか・・・。

孫娘のユカやサキの名前。ひ孫の話を出しても「何のこと?」のような反応。
それでも、別れ際には「また来てや」と言ってくれた。

切ないね・・・。


在宅介護の頃は、記憶についての善い日・悪い日があった。

美代さんの症状には一進一退があり、今日の反応は悪いだった…。
敢えて、そう想うことにしよう。


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断捨離で、沢山出てきた帽子 お気に入りはどれ…?

2024.6.17(月)

母美代さんが入居している施設からは、毎月お便りが送られてきます。
コロナ禍で、長い間外出ができずにいたようですが、先月、近くの小学校での運動会の練習風景を観てきたとありました。

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美代さん専用のお便りの他に、他の方が載っているお便りも同封され、その写真を観て思ったことが。


写真の美代さんの髪は、風でかなりなびいている。
お便りにもあるように、もしかしたら強風だったのかもしれない。
他入居様の写真を観ると、写っている女性のほとんどが帽子を被ってた。


美代さんはファッションには疎い。
TPOを考えるという面倒くさい?ことはせず、洗ってさえいれば何でもいいという考え(苦笑)。
そんな美代さんだけれど、帽子に関して別だったようだ。

断捨離で、タンスの中を整理していた際に出てきた帽子。
見覚えのある物から、お初の物まで様々。
真っ白は変色している部分があったので捨ててしまったけれど、まだまだ十分使えそうな物は取って置いた。

写真を観て思った。
外出することを知っていたなら、もっと早く届けてあげたのに…。


そもそも、外出する機会があるということが頭になかった。
そうだよね、盛岡市内の施設ではお花見シーズンの頃には外出していたんだもの、美代さんの施設でだって、頃合いを観ての外出があってもおかしくないよね。

ガラス戸越しが解除され、直接面会ができると連絡が届いていたので、次の面会には帽子を届けようと決めた。

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冬物もあるけれど、今回はこれらを持って行くことに。
美代さんのお気に入りがどれなのかわからないので、現在の感性で選んでもらおうと思っている。
ファッションには疎かった美代さんだけれど、これらを観るといいじゃない(^^♪と想える。


そう言えば、請求書の中に散髪代が含まれていた。
4月に発生した施設内感染も収まり、やっと理髪店さんが入ることができたんだね。

スッキリとした髪の美代さんを見るのは、何ヶ月ぶりになるかな?

お気に入りの帽子を被っての外出。
楽しみだね、美代さん。


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もしかして、MCI(軽度認知障害)?

2024.6.15(土)

昨日は月一の認知症の人と家族の会。
先月は次女からランチに誘われ、家族を優先し欠席。
2ヵ月ぶりでしたが、出席者はほとんど変わらず。


わたしは今年64歳になります。
前期高齢者の一歩手前だけれど、なんとなく片足を突っ込んでいる感もあります(笑)。

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アルツハイマー型認知症の母美代さんの症状をずっと見てきたので、自分もいつかは…という想いが常に頭の中にある。
この際だからと自分の症状?についてを相談してみた。

例えば、台所仕事している際、食器を取りに戸棚まで歩く。
が、戸棚の前に来てふと、「あれ?何をするつもりだっけ?」のようなことが起こる。「う~ん」と考え一旦調理台まで戻ると「あ!そうだ。お皿だ」と思い出す。

これに似たようなことが起きているわたし。
こういうことって、認知症の症状なの?

すると、80代前半のご婦人が、「そんなことしょっちゅうよ。メガネを探したら冷蔵庫に入っていたなんてこともあるもの」と、大笑い。

「でもね、そんなことを一々気にしていられないの。先の時間を考えるとあれもこれもの想いがあり、忙しくて構っていられないもの」


毎日忙しくしていたら、認知症かもしれないなどと悩んでいられない?
でも、別の出席者の方からは「MCIの症状かもしれないね」と。
但し、その方も先のご婦人が話していたように「悩んでいる時間がもったいないから、一旦横に置いて次の行動に移すようにした方がいいですよ」と。

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MCIになったとしたら、早めの受診で戻ることも可能らし。
自己申告、家族からの申告のどちらでも構わないけれど、「おかしいな…」と感じたら先送りにしないほうが良いらしい。

わたしの症状?についてを、娘たちから指摘されたことはない。
長女などは、「そんなことわたしでもあるからダイジョブだよ」などとケロッとしている(苦笑)。

まぁね、やりたいこと・やらなければならないことは山ほどあるのだから、それこそ一旦置いておくことにしましょ。

今朝の朝食の内容は、ゆでたまごと豆乳コーヒー。
ちゃんと憶えています(笑)。

ちなみにですが、昨夜のおかずはチンジャオロースとイカサラダでした。


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老いて思う。気が付けば、親と同じことをしている…?

2024.6.9(日)

若い頃。
そうね、20~30代の頃、自分の老いた姿を想像したことはなかった。
但し、母親を見て自分もこんな風になるのかなぁ…という漠然とした想いはあった。


昨日の午前中、久し振りの草取り。
取り敢えず半分を終わらせ、残りは午後ね。などど思っていたけれど、昼食後の身体は怠く全くいうことを聞かず、結局午後はずっと横になったままで終わってしまった('A`|||)

横になりながら思った。
わたしってこんなにも弱かったっけ…? いいや、もしかしたら風邪が残っていたのかもしれない。
自分の不甲斐なさを認めたくなくて、都合の良いように書き換える想い。


両親が共働きだった頃は、月曜から土曜日まで週6で働き、日曜日は農作業をしていた。
よその家を知らないわたしは、そういう働き方が普通のことなのだと思っていたけれど、今にして想えば、寝込むこともなく善くやっていたよな…と感心するばかり。


母美代さんがわたしと同い年だった頃は、ほぼ週7の農作業。
土いじりが好きで、撒いた種が目を出し育つことに生きがいを感じていた。
野菜は裏切らない。手をかけてやった分、ちゃんと育ってくれる。それが、楽しみでしょうがないという風だった。

草取りも同じで、キレイにすることで野菜が喜んでくれる。草を摘むことが一種の気晴らしにさえなっている…そんなことも言っていた。

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  外を眺める3にゃんズ。左から、青くん・連くん。常くん


わたしが草取りをするのは、決して気晴らしのためではない。
できることならやりたくないとさえ思っている(苦笑)。
でもね、やはり見た目というものがあるのよね。

ウォーキング時に見かける他人様の家。
とても立派な造りだけれど、庭先は雑草だらけでなんだか勿体ないと思ったり。その逆で、わが家のようにかなり古い家でも、手入れの行き届いた庭を観ると、気持ちが洗われるような気になってくる(笑)。


草取りは、美代さんがやっていたことを真似ているだけ。腰を曲げ、ただひたすらにコツコツと。
おかしなことに、疲れた~となってもあともう少しだけ頑張ってみようう…そんな気持ちも湧いてくる。そして、土が現れた部分を観ると、やはりやって良かった~と思えてくる。

草取りをした後は坐骨神経痛が酷くなる。
これは毎回のことで、本当は整形外科医からは禁じられている(苦笑)。
残りの半分は、腰と相談してからのことにしよう。

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ミニトマトの苗を、1本だけ植えてみた。
黄色い花が咲き始めた(嬉しい)。
ぷるるんとした、真っ赤な実がなることを楽しみにしている。

美代さんも、こんな気持ちだったんだろうな…。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と4にゃんズとの6人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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