にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん20歳。琴ちゃん5歳。黒(こく)ちゃん4歳。常くん4歳。連くん2歳。子猫の陽くん」「わたし、お洒落大好き前期高齢者」「母、92歳。認知症要介護5で、地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

認知症の母との暮らし

認知症・要介護5 会話はいつまでできる?

2026.1.4(日)

長女と二人で、美代さんの面会に行って来た。
土日の施設は職員の数が少ないので、居室面会は不可とのこと。
多目的ルームでの面会になった。


昨日の美代さんは終始ボーっとしていた。
受け答えにも反応が薄く、心ここにあらずのような状態。

認知症なのだからそれが当たり前と思う人もいるかもしれないけれど、調子の良い時の美代さんは笑顔も見せてくれ、一生懸命考えて答えてくれていた。

以前から「良い日・悪い日」という表現をしてきたけど、昨日は悪い日だったのかもしれない。


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90歳の叔母のミッコさんと、71歳の従兄のシゲさんが思い浮かんだ。
年齢的なボケがきている叔母だけれど、会話はそれなりにできているシゲさんが、少々羨ましい。

わたしはもう、美代さんとの普通の会話は望めない。
美代さんから話を振ってもらうことはなく、一方通行で終わる。


「母も、あと30年後には美代さんみたいになっているかもよ。美代さんは個室に入れたけれど、母の年金では大部屋になるかもね」


「でもさ、Sちゃんが言っていたけれど最近は定員割れの施設が多く、有料老人ホームでも入れそうだってよ。それから生活保護を受けていると入居しやすいって」

「生活保護は厳しいでしょ。なにせ、娘と同居しているんだから」

「え?でも世帯分離しているでしょ。何とかなるんじゃない?」

「いやいや、世帯分離はしているけれどそんなに甘くはないと思うよ」

「大丈夫、わたしにはSちゃんがついてる。早くSちゃんにケアマネになってもらわないと」

「結局他力本願?笑」

これは帰りの車中での会話。

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わたしの受け答えがおかしくなったら、そのとき長女はどんな行動を取るだろう。

おしゃべりできているうちが花。

て、思うのよね。


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せっかく生かされているのだから、好きなだけ生きればいい

2025.12.18(木)

4週間ぶりの面会。

ほんとはもっと短い期間での面会が理想なんだけど、生きている限りは色々とあるわけで、こんなに長く空いてしまった。


前回の面会はインフルエンザとコロナが流行しているということで、居室面会は不可だった。
あれから4週間経ったのだからもう大丈夫でしょ…とはならず、応接室での面会になった。

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お風呂上りだということで、こざっぱりとしていた。
寒いと言うのでエアコンの温度を上げてもらったけれど、それでも寒いと言うのでわたしのコートをかけてあげた。

このコートは元は美代さんの物だけど、今はわたしが使わせてもらっている。


わたしが誰だかわかる?の問いかけに「わがるさ」と言った美代さん。

わかると言ったのは社交辞令的な返事のようで、わたしの名前が出てくることはない。
それが悲しいと思ったのはもうずいぶんと前のことで、今はなんとも思わない…わけではないけれど、これが認知症なのだから。


ご飯を食べている?と訊いてみた。
今までならちゃんと食べていると答えてくれたけれど、今日はあまり食べていないと言う。

「しっかり食べて体力をつけないと長生きできないよ」

「それはわがってる」

つじつま合わせをするわけではないけれど、わたしの話したことはちゃんと通じていた。


面会時間は15分程度。
それ以上になると心ここにあらずの状態になり、目をつぶってしまう。そう、疲れるみたい。

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玄関で食事量のことを相談員へ話してみた。
本人の弁として「あまり食べていない」と言っているけれどと。

「ムラがあり、完食することもあればあまり食べないこともありますが、平均すると半分くらいは食べられています」

口の中でもぐもぐし飲み込めないことが多いらしく、そんな時は無理をして飲ませようとはしないと。そう、誤嚥性肺炎が怖いからと。


外に出る前に「美代さん、バイバイ」と言ってみた。
今日は調子が良い日だったようで「バイバイ」と言ってくれた。
嬉しかった(*゚▽゚*)


美代さんの命のろうそくは、どれくらい残っているのだろう。
長生きしたいと言っていた美代さんは、生かされているんだと思う。

せっかく生かされているのだから、好きなだけ生きればいい。


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田舎は交通手段が少ないので、車がなければどこにも行けない

2025.12.13(土)

昨日の認知症の人と家族の会では、新しい方が参加された。

これまでにも沢山(そうでもないか…)の方が参加されたけれど、一過性というか次回がない方が殆ど。
さて、昨日の方は今後も参加してくださるのかしらね…。


開催場所は、松尾地区にある東八幡平病院の裏手にある介護老人保健施設「希望(のぞみ)」の一室。

八幡平市は、西根町・松尾村・安代町の3町村の合併でできた市。
交通手段が限られているので、免許を持っていなかったり、自由になる車がない人にとっての参加は、難しいのが実状。


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昨日の会では、方言で盛り上がった。

えんつこ。
これはえじこのことで、赤ちゃんを寝かせておく藁で編んだかごのようなもの。

昔はこのかごの中に、認知症の老人を寝かせておいたんだと。
農作業で忙しく付きっ切りでの介護はできないので、藁ならばたとえオシッコをしたとしても下に流れるからの理由で。

そういえば、妹のソノコも赤ちゃんの時に入れられていた。
写真が残っていたはずだけれど、さて、どこに仕舞ったかな…。


てんど。
このてんどは南部弁の方言で、手先が器用だとか手際がよいという意味。
県外の方や引越していらした方には??で、昨日も、天丼?と言った方がいらしたけど、知らないのだから致し方なしよね(苦笑)。

最近ではあまり聞くことがなくなったけれど、認知症になる前の美代さんは、けっこう使っていた。
「おめはてんどがいいな」⇒「あなたは器用ね」という褒め言葉になる。

ねこは前脚で顔を撫でるけれど、その際に脚が耳を超すとてんどが良いとなるようで(昔の人が言っていたという美代さんの持論)桐ちゃんはいつも美代さんに褒められていたヾ(=^▽^=)ノ

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こんな感じで、耳の後ろまで撫でられていた。


心配していた雪は道路にはなかったけれど、駐車場がスケートリンクのようにツルツル。
すり足歩行でゆっくりと歩いたけれど、それだけで筋肉痛になりそうだった(苦笑)。

次回は新年を迎えての最初の会。
元気で会えますように。そして、願わくば雪道となりませんように。


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母の介護は後悔だらけだけれど、いまなら役に立てるかも

2025.11.27(木)

従兄のシゲさんから着信。
29日に宮城県の塩釜に行くので、一緒に行かないかというお誘い。
交通費も食事代もこちらで持つから、母親の話し相手になってほしいという内容だった。


29日の予定は何も入っていない。
断る理由がない。というか、断れないよね。

先週木曜日に母美代さんの面会をしてもらったばかりで、ここで断ったら今後の付き合いに支障が出る…か~もしれないと頭の中でちゃちゃっと計算。
で、ご一緒させてもらいますと、返事(苦笑)。

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シゲさんは最近新車を購入したようで、車庫にはピカピカの車が入っていた。
もしかしたら車の乗り心地を味わわせてあげたい?と、思っているのかはわからないけれど、昼食をご馳走してもらえるし、塩釜へは行ったことがないのでドライブもいいかなと。


高速を利用したとしても、片道2時間半以上かかる。
叔母のミッコさんは車酔いをする人だと聞いていた。だとしたら2時間半の距離は大丈夫なのかなという不安があるわけで、介護とまでは言わなくてもそれを含めてのお誘いだったのかな~て。

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美代さんとの会話が難しくなってきている今、昔話をできるのは叔母たちだけになったけれど、そのミッコさんも90歳となり、短期記憶が怪しくなってきている。
加えて耳が遠くなっているので、会話を続けるには忍耐も必要になっている。

美代さんの介護は後悔だらけだけれど、今なら少しはお役に立てるかも。

せっかく誘ってもらったのだから、わたしも楽しんできましょ。


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自慢できることがあるって、幸せなことなのかもね

2025.11.23(日)

20日、美代さんの面会の後ミッコさん家で少し休ませてもらった。

ホントはすぐにでも帰りたかったけれど、どうしても中に入って休んで行けと言われ、そこまで言われたのならとヨッコさんと目くばせ。

ミッコさんは張り替えた座敷の襖を見せたかったのだ(たぶん)。
1枚張り替えるの〇〇円かかったのだと、自慢したかったのだ(たぶん)。
本人にその気がなかったとしても、わたしたちにはそのようにしか思えなかった(苦笑)。

ふと見ると、畳も新しくなっていた。
8畳が二部屋の16畳の続きの間になっている座敷は、柄入りの畳と新しい襖で、落ち着きの中にもお洒落感が漂っていた。

「すごいね~、きれいだね~」

ミッコさんはとても嬉しそうだった。

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ダンボール、好きよね~ヾ(=^▽^=)ノ


一通り見学させてもらい、ダイニングキッチンに戻った。

ストーブの前に、息子のシゲさんが座布団を敷いてくれていたので、よっこらしょっと腰を下ろし世間話。

そうこうしているうちに、施設でのデジャブが…。
ミッコさんはお財布からお金を取り出し、足代として二千円くれると言い出した。

もらうわけにはいかない。
わたしから面会を頼んだわけではないけれど、足腰が弱くなっている状態で、こちらのほうこそ有難く思っていたのだから。

と、ヨッコさんが小声で「もらっておげ。あげたい人なんだがら」と。
ミッコさんは耳が遠いのでヨッコさんが言ったことは聞こえてはおらず、??な顔。
この場合、あまり固辞するのはかえって失礼かと思い「ありがとう」と頂いた。

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ミッコさんは昔から気前がよかった。
人にお金や物をあげることを幸せだと感じているのかもしれない。
そう、無いときは無理だけれど、有るときは「これもあれも持って行け」と言ってくれる。


昔、美代さんは言っていた「ミッコは大きな農家に嫁いで幸せ者だ」と。

PS 
ヨッコさんからは野菜を沢山頂いた。
これもありがたいことよね。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と5にゃんズとの7人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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