にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。85歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

認知症の母との暮らし

トイレにペーパーがなかったら、あなたならどうする・・・?

今日は少し悲しいできごとです。

認知症患者にはあることなのでしょうか・・・?
あたしには初めての経験。

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母美代さん、デイケア日以外はいつも通りの遅い起床。
今朝も、二度寝後の起床で10時過ぎ。

「トイレにおぎだども、あだま痛くてまだねだ」

手にはズボンとタオル。

「そのズボン昨日の朝に脱いだズボンだね。もう、洗濯終わったよ。昨日のうちに出してくれたらよかったのに」

と、訊いてもいないのに、

「このタオルで、トイレのあどの手拭いだ。トイレさ紙無くて、おしっこ、手で拭いだ」

「エッ!」

この瞬間の驚き、経験がおありの方には解かって頂けると思いますが、ショック以外何物でもありません。

トイレットペーパーが無くて、仕方なく手で拭いたと。
・・・そうだ、空になりそのままにしてた、あたしが悪いんだ・・・
100%あたしのミスです。謝りました。

拭いた手はちゃんと洗い、その濡れた手のまま自室に行き持っていたタオルで拭いた。このように言っていました。
トイレには手拭きタオルを掛けてありますが、気が付かなかったようです。

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母は、過活動膀胱切迫性尿失禁。尿意を感じた時には既に漏れていることが多い。そのために尿とりパッドは欠かせません。日中は尿とりパッド用のパンツですが、夜間はリハビリパンツです。そして、リハパン時でもそれは欠かせません。

それにしても、ペーパーが無くて手で拭きますか?そもそも拭けるのでしょうか?そして、手で拭くという考えや行為になるのでしょうか?
高校生くらいのお嬢さんが、ハンカチを持っておらず洗った手の水分を髪に拭いている(髪の毛に吸い込ませる)光景を時々目にすることはありますが、母の行為は全く別物。

パッドしていたんだから、そのままズボンと一緒に上げれば済むことでしょ!とのあたしの言葉に、
「そうは思ったども、手で拭いだ」の返事。

そうは思った・・・。
これはいい繕いです。あたしに言われてのちに出る言葉です。
「こうすれば、ああすればよかったでしょ」に対して
「そうは思ったども」
これまでにも何度もこの会話がありますが、今回はそれ以前の愕然さ。

昔、母がまだ若い時分、野良仕事でトイレも紙もないときは、藪の中に入り大きめの葉っぱで拭いたものだという話を聞いたことがあります。
うわー!と思いながらも、何もなかった頃の生活の知恵で仕方がなかったのだと聞いていましたが、今回の件はそれとは違うと思うのです。

もう一つ気になったこと。
手で拭いたことを隠さずに話す。話しても差し障りなしと判断できてのこと?これは、認知症患者の行動なの?改善されたという母の認知機能はどんな状態・・・。

母の行為は認知症に起因しているいるものなのか、はたまた普通・一般的行為なのか、それとも全く別の、あたしには理解できないが母なりの考えがあっての行為なのか。
判断できかねています。

ケアマネさんに相談してみます。

同じ経験がおありの方のコメント、お待ちしております。


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お金がなくなった!いつの間に・・・?

昨日夕方、デイケアから帰ってきた母美代さん。

11月使用分の請求書が、連絡バッグの中に入っていた。
請求金額を伝え、今月中に支払えばよいのだと説明。

暫くすると、また同じことを訊く。

「おがね、いぐらだっけ?いづまでに払うんだ?」

同じことの繰り返しの説明。
このあと、暫く部屋から出てこない。


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今朝の起床は10時。
8時頃に一旦起きたようで、洗濯機の前に脱いだパジャマと下着シャツが置かれてあったが、そのあと得意の二度寝。

履いていたズボンが気になった。明らかに夏物。

「ねぇ、なんで冬物履かないの?それ、夏物だよ」

タンスの引き出しに何が入っているかが分からなくなってきている。とりあえず開けたら入っていたし、裏が柔らかいから履いたと。
冬用は裏起毛を用意している。これがそうだよと裏を見せて確認してしてもらい履き替えさせた。
パジャマの上だけが出ていた訳を自分から言ってきた。
昨夜、寒くて電気毛布のスイッチを切らずに寝たようで、汗をびっしょりかき着替えたと。

そして、突然。

「おがね、なぐなった・・・。いづの間に使ったのがほでね・・・」
(ほでね=わからない・記憶がない)

あたし、慌てて美代さんの部屋へ。
確認した。ちゃんとあった。

「何を見て無いと言ったの?ちゃんとここにあるよ」

金額を数え、母にも確認してもらい大丈夫だよと、落ち着かせた。

母は、自分のことを「カネ意地が汚い」と言う。欲しいものも買わずに我慢してきた。だから、家も建てられたのだと。
解っています。お金に関しては両親を尊敬しています。

そのお金大好きな母が、お金の管理ができなくなってきている。
通帳を見て、入金額・支払額に記載されている金額の桁の読み取りや、どこからの入金で、どこの引き落としなのかの確認もあやふやな状態。


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母は、ウォーキングを兼ねて買い物に行く。その際のお財布の中の金額については、あたしは感知していない。買ってきたものと、レシートを照らし合わせているようだが、解っているのかも定かではない。
こういう状況で、万が一誰かに騙されてお金を盗られたのか?と思ったが、そうではなく単なる確認ミス。というより、やはり認知機能の低下で見えている範囲が狭くなり、尚且つ記憶についてもあやふやになってきている。

買い物に行き、金勘定をすることは予防にもなるので、これをやめさせようとは思わない。ならば、いちいちあたしがお財布の中を確認すれば事は済むのか。母はそれを善とするのか。
相談が必要になる。

お金を数えるのが大好きな母。そのお金の管理をいつまで任せておくべきか。
あたしが管理すると言ったら、「盗られた」の騒ぎになる?
今はまだ軽度の「薄らボケ」なので自分でしっかり確認をさせることで納得しているが、いつまでこの状態を維持できるのか。

「さっぱりわがらなぐなった・・・」

自分の記憶力が衰えてきていることを嘆く母。
それでもお金に対しては、意地があるようだ。

この先、お金に無頓着になったら・・・そのときが来ないことを祈る。


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スルットと痩せられる、サプリ?

昨日、母美代さんのダイエットのためにネット検索した。

凄い物を見つけた。
TVでも話題になった、麹の生酵素でダイエットというサプリ。

「和づくしの麹」雑穀生酵素


本当に?読み進めた。

使用した方の年齢はお若い方。20代~40代くらい。

母美代さんは、85歳。

この年齢でも効果があるの?

飲み始めて2週間で効果が出た?

でも、老人にはどうなのでしょうね?


一晩考えてやめた。

母のためというより、あたしが楽をしたいだけなのかも。

と、いうことで、

これまで通りでいくことに決めた。

腹が減ったらお菓子を食べる?間食は敵だよ!

昨日、母美代さん。
自分用(朝食・昼食)の食材を買いにウォーキングも兼ねて近所のスーパーへ。
食材といっても、調理するものではなく俗にいう「チン」で食べられるものや、カップの蓋を開けるだけのもの。(芋類は禁止にした)

出がけに、買い忘れることがあると言うのでメモ書きを持たせた。
それに付け加えて、一言。
「お菓子じゃないよ。おかずだよ」

小一時間で帰宅。
高座椅子に座ったままで店開きが始まり、出てきたものは食材よりお菓子が多い。
あれほど口を酸っぱくしてお菓子を買うなと言ったのに、なんでお菓子なのか?
「あ、そだっけな。でもよ、腹減ったらおがし食べてべ?むがし、親父にも言われだ、腹減ったら何が食え!ってよ」
言い訳は「親父の言葉」(何のためのメモ書?)

よく、空腹時に買い物をすると、必要のない物まで買ってしまうと言うが、美代さんの買い物が「それ」だったのか・・・。いや、単なる物忘れとお菓子を食べたいがための衝動にかられたのでしょう。
そのお菓子、ちゃっかり自室へ。


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(昨日の購入品。これ以外にもミルク飴・食べ残しレーズンチョコ・ラムネ等がベッド脇の棚の中に)
買うな!食べるな!と言うのは逆効果でしょうか?
何方か、アドバイスをお願いしたいものです。

美代さんの晩ご飯。以前はご飯(米)は完食しおかずを半分ほど残し、翌朝の分として取っておくことが多かったが、今はご飯の量は3分の1。その代わりおかずをしっかり食べるようにさせている。
体重を落とすためのダイエット。3食しっかり食べて運動する。完食はやってはいけないことだと強く言うと、
「おめはオレにダイエットどがいうのやらせるども、おめはしたごどあるのが?」

あたしだって経験はあります。
一番の経験は、次女妊娠中のダイエット。
体重増加で、妊娠中毒症の恐れや出産時の辛さを考えて、これ以上増やさないようにと医師に言われ、1日2食の日々やお腹を大きくしないための、床の雑巾がけなどをしていたことを話すと、
「そったなごどしてだのが?知らながった、初めで聞いだ」
いえいえ、前にも何度か話しているよ、と。

この話を聞いて、母のやる気がどこまであるのかを期待。

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お風呂前に体重測定。
47.2キロ。1週間前より600g減。
美代さんが言っていた「最近痩せたようだ」が当たっていた?
何だか悔しい。悪魔の心境(笑)

晩ご飯時、
「何キロだったんだ?」
問われて、47.2で、600g減ったことを伝えると、
「40・・・7・・・?」

「40キロと7キロと200g」
47.2キロがピンとこない様子。そして、600g減ったことを喜ぶ様子もなく、ご飯が少ないと愚痴を言いながら、いつもなら必ず残すであろうおかずの量を黙々と。

「ゆっくりでもいいから、全部食べてね」

「全部食べだじゃ」
時間を掛けてしっかり完食。
得意げの美代さんに、「よかったね」と一言。

そうそう、言葉を変えました。
「ご飯がおかず、おかずがご飯」だと思って食べるようにと。
おかずをしっかり食べるための暗示のようなもの。


少しづつ慣れさせていますが、あのお菓子の量。
どうしたものでしょうねぇ・・・。


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生きるための目標・・・何もね。ダイエットへの道

今朝の母美代さん、いつもと同じ9時近くの起床。昨夜の電気毛布でぐっすり寝られたそうです。

朝食に使った食器、水を張ったボウルの中に浸けたまま・・・。
昨日のしっかり美代さんは、まぼろし~・・・だったのかも。

あたしは、岩手在住の事務職時代、そしてここ古河での工場勤務と常に時間配分をして生きてきた。それは仕事でどうしても必要だったから。
その習慣は今も残っている。
時間配分することが自分にとって楽だった。だらだらと動くことは、ただ疲れるだけで生産性もなかった。だから、たとえば掃除に要する時間なども決めて動いている。
でも、規則正しく生きている訳ではない。ときにボーっと、ときにぐーたらな時もある。それは自分に必要だから、そう思っている。

何か目標を見つけること。目標を持つこと。大きなことでなくてもいい。
今日は体調が優れないから何もせず身体を休める一日にする。なんてことでも良いと思う。そして、その逆もありだと思う。


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何年か前に、マスターズ陸上に参加されていた超シニアのお爺さんの言葉に「目標は日本一を更新すること」とあった。
あたしはただただ感心するばかり。「すごいなぁ」の一言。
何歳になっても目標を持つことは、生きる糧となるようにも思う。

美代さんに目標についてを訊いてみた。

「何もね」(何もない)

この年になって今更目標を立てたところでどうなるわけでもないと。
なら、体重を落とすことは目標とはならないのかを問うと、

「それ、目標って言うのが?」

美代さんは、とにかくしっかりと歩きたいと言う。
「えっちゃら、おっちゃら(美代さん語:ヨロヨロ)で、転ばないように気合で歩いているが、膝も腰も痛い」


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       体組成計ヘルスメーターです

この痛みからも解放されたいための体重減量計画を立てた。
大好きな白米などの炭水化物を少なめにし、タンパク質を多めに摂る食事を心掛けること。少しづつ進めているが、あたしが気付かないところでお菓子も食べている様子が窺える。
ご飯の量を少なくしても、お菓子を食べては本末転倒なのだが、それを言うと、「最近痩せたようだ。お腹の肉を掴むことができる」の言葉になる。
「最近?」始めてまだ1週間だよ。いつの最近よ?突っ込みたくなる。
「米を食べなければ痩せられる」「お菓子なら大丈夫」
思考は子どもと一緒のように思うが、それも仕方がないのかもしれない。

人生の最も後半期に来て、まさかのダイエット。
これからの、「自分の足で歩く」ための目標。

楽をしたい、ズルい娘の目標でもあります。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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