にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

認知症の母との暮らし

自己分析「人は悪くないけど、口は悪い」

「人は悪くないけど、口は悪い」
美代さんの迷言です。

「罪を憎んで人を憎まず」
みたいなものでしょうか。

今朝もひと悶着。
例に寄ってのリハパン・尿とりパッドの交換時の、お尻拭きの枚数のことで、美代さんからクレーム。

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1枚では心許ないので、2枚一組で拭いていますが、美代さんは頑として言い張ります。
「こごさ取ってある。ほれ、見ろ」

「それは2枚でしょ。4枚必要なのよ」

「だがら、ほれ、ちゃんとある」

取り出したのは4枚だとの思い込みで、譲りません。
1枚、2枚と数えさせ、やっと納得です。

「たぶん、あなたよりあたしの方が若いはず。老いては子に従えって言うけどさ、少しはあたしを信じたら?」

「そだよなぁ~」

あらま、素直ね。
と、思った次に出た言葉が、
「人は悪ぐねども、ど~も、くぢが悪くてよ・・・」

いやいやいや。
美代さん。あなた、何言ってるの?
枚数の思い違いよね?言い方じゃないでしょ!

枚数の思い違いを、言い方のせいにする美代さんは、
挙句は自分の性格を自画自賛。
ズルい娘のあたしから言わせてもらうけど、その性格・・・自慢できるの?

美代さんは、流行りの言葉で言い表すと「天然」なのでしょう。
認知症であることを差し引いても、そんな気がします。

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元々、気配り・気遣いのできない性格で、それは相手から言われることに対しても同じで、ものごとの裏表を理解することが苦手なようです。
思っていることを、浮かんだ言葉を、後先考えずに、言われる相手のことも考えずに口にする。

言い方は悪いけど、性格は善い(話下手だけど、性格は善い)
と、言いたかったようですが、長く娘をやっていても、未だに慣れません。(慣れろよ・・・ですね)

認知症となった今は、気配り・気遣いなど微塵もなし。
まぁ、仕方がないというか、当たり前なのでしょうね。

それでも、ついつい「相手のことを考えて」と、呟いてしまいます。


味覚は人それぞれ。パートⅡ。

味噌汁の件で、頭に来てるあたしです。

昨夜は、味噌入ってるの?くらいに薄めて出しました。
具は、ジャガイモと小松菜です。
美代さんはジャガイモが大好き。たぶん、毎日でも飽きないくらいに。

その、大好きなジャガイモが入っていたためか、黙って食べていました。
「味は?」

「少し薄いども、美味しい」

・・・薄いってわかったんだ・・・

なのですが、
漬物の件でも頭に来ていたので、
きゅうりとカブの漬物をテーブルの真ん中にド~ン
さぁ食べてみて!あなたの味覚絶対おかしいから!と、心でつぶやいて。
因みに、勝手に食べた漬物とは別のもので、あたしが食べても塩辛いと思えるほどのしょっぱさでしたが、
「しょっぱくないの?」

「ん、少ししょっぺども、美味しい」

・・・えぇ~、これが少ししょっぱいなの?・・・

そして、食べる食べる。
・・・そんなに食べたら身体によくないのに・・・
言いません。だって、言っても無駄ですから。
まぁ美代さんにしたら、食べさせたくなかったら食卓に乗せるなって話で、美代さんには非がないわけで、それは解っているのですが、敢えて出したのは、あたしの意地です。

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日頃から、塩分には気をつけるようにと、口を酸っぱくして言っていますが、
「オレだって、しょっぺがしょっぱぐねがぐらい、わがる。気ぃつけで食べでる」

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まぁ、今更ですが、好きな物には歯止めが効かない。
身体のことなど考える余地もない。
今朝の血圧、いつもより高めでした。
身体は正直ですね。

美代さんの味覚や、言ってることの真意を試す形になりましたが、やってみないと判らないので、今後に繋げたいと思っています。

そう、塩分控えめは死ぬまで(100歳?)続きます。
漬物・・・?
そうねぇ~・・・考えておきます。


過活動膀胱・切迫性尿失禁。親の失禁を目の当たりにする。

過活動膀胱・切迫性尿失禁。

母美代さんの持病のひとつ。
効果がイマイチ判らずですが、ベタニスを服用中。

今朝の、リハパン・夜間用尿とりパッドの交換中のできごとです。
膝下辺りまで下げ、清拭をしていました。目線は丁度母の股間。

ちょろちょろ・・・。
「えっ?ちょっと、おしっこ出てるよ止めて!」

「は?オレ何もしてね」

急いでリハパンで受け止めようとしたのですが、微妙にずれてしまい、気付くとベットのへりと床がびっしょり。
初めて親の失禁を目の当たりにしました。

出だしはちょろちょろでしたが、トイレで用を足すほどの量。
ですが、美代さんにはその記憶・・・というか、おしっこをしている感覚がない。
そう、勝手に出てしまうからです。
以前にもこんなことがあり、その時も床が汚れましたが、今日ほどではなく、ティッシュで拭きとれる程度。
今日は参りました。

お若い方ですと、40代でもあるようですが、自分の意思と関係なく出るおしっこ・・・辛いですね。

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おしっこを途中で止めたことがないと言う美代さん。
止め方も知らないと。
下腹や肛門に力を入れて「キュッ」を、繰り返す。
あたしはもう、だいぶ前からしています。
この動作?美代さんにも教えています。
でも、やってみるのはその時だけ、認知症だから忘れるというのではなく、面倒なことは一切したくないのです。
そう、認知症になる以前から、あたしのアドバイスをことごとく撥ねつけてきた美代さんです。今更どうにもなりませんが、
「お願いだから~・・・」拝んでしまいます。

失禁・・・お漏らし。
本人に意識がないのですから、お詫びの一言もない。
ベッドや、床の汚れの後片付けを黙って観ていた美代さん。

何て言うのか、これが介護の現実なのでしょうね。
たぶん、序の口なのかもしれませんが、記憶の書き換え?すり替え?も増え、それでも頑固は進む一方で、
「そったなごど、へってね。おべでね。わがらね。おめが言ったのだ、オレでね」
(そんなこと、言っていない。憶えていない。判らない。お前が言ったことだ、自分ではない)

全てが認知症のせい・・・と、思いつつも、やり切れない。

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今できること・やれること、そしてしていること。
あたしはそれを、続けるだけ。
母の様にはなりたくない。その一心で。


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「たまには親孝行しろ!」あたしは冷たい娘のようで・・・。

昨日の日曜日、ポカポカ陽気?よりも暑かったです。

母美代さん。
起き掛けに買い物に行くと言い出し、昨夜沢山食べたので、朝食も要らないと。
沢山・・・食べてはいません。普通にいつもと一緒でした。
退院後に一人での買い物はなく、あたしと一緒のときでも、疲れるので車からは降りないということが多く、デイケア理学療法士からも、転倒の件があるので一人での買い物は禁止されていたのですが、よほど買いたい物があったようで。

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お財布・デイバッグを用意し、玄関で数分。
「風吹いでるし、疲れるがらやめだ」

そして、お腹は空いていないと言ったいたのに、ちゃっかりと朝ご飯。
美代さんらしいです。

昨日は、友人の花ちゃんが連休なので遊びに来てくれていました。
午後2時過ぎ。
やはりどうしても買い物行きたいので、スーパーの玄関まで介助してほしいと言い出し、パソコン作業中のあたしは、ムカッ!

ピ~ン!
・・・そうだ、花ちゃんに行ってもらおう・・・
花ちゃんは両親を亡くしているので、美代さんに対しては、そこまでやる?というほど優しい。

「帰りはどうするの?」

「電話するがら、むがえに来てほしい」

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「しっかり歩いていたよ」

「ありがと」

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1時間ほど過ぎた辺りにお迎えコール。
何処にいるのかを訊くと、車が通っている自販機のある場所と。
どこ・・・?
近くに何があるかを訊いて、その場所へ。

自販機の傍にベンチがあり座って待っていた美代さん。
背負っていたデイバッグが重い、持ってくれ。
疲れだ、ゆっくり歩いてくれ。

言われることは判っていましたが、カチ~んときました。
疲れることを解って買い物に行ったのよね?
あなたのスローペースにちゃんと合わせているじゃない。

やっとのことで着いた外玄関の、2段の階段を前にし、
いつものなにくそ根性で上がろうとするのですが、1段がやっとで、2段目に足が付かない。

あたしは母親が嫌い。
手を差し伸べることができない。

「何してらたまには親孝行しろ!」(している)

あぁ~あ。それを言う?
「何言ってるの?毎日あなたの面倒を看てるのは誰?知らない人が聞いたらどう思うよ!とんでもないことだわ」

親孝行・・・。
介護は親孝行とは思ってはいません。
あたし以外、誰もいないのですから仕方がない。そう思っています。

そっと手を差し伸べるだけで良い。
解っていても、それができない。
そういう母娘関係にしたのは誰よ?

周りの目があるので、それこそ仕方なく手を貸しましたが、そのあとの美代さんの一言。
「おめに見放されだら、生ぎでいげね・・・」

都合よく出るこの言葉。
死ぬ勇気もないくせに早く死にたいと言い、あたしがいないと生きていけないと言う。

色々な母娘関係があると思います。
親を嫌う子の気持ち・母親と娘の関係。
美代さんに対して、心から優しくなれる日がくるのでしょうか・・・。

優しくはできない。
それでも、介護は続く。
こんなにも冷たい娘を持った母を、可哀想と思いながらの介護。

「ねぇ、もう少し優しくしたら?」

花ちゃんにも言われました。

親孝行って・・・ちょっとだけ手を差し伸べるだけで良いのかも。
でも、それができない現実。
難しいです。


※ 買い物の中身。
  納豆、カニカマ3パック、温泉卵、ブドウ。
  そして飴玉3袋とクラッカーが1袋。


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老母、娘の名前を忘れる「おめ(お前)の名前・・・何だ?」

にゃんズの母のブログでは、母美代さんの言葉をそのまま載せています。
読みにくいかとは思いますが、お付き合いの程、宜しくお願い致します。

むすめ達が幼かった頃の、そう・・・30年以上前の写真を飾っています。
写っているのは、中尊寺で撮った亡き夫・あたし・むすめ達の4人。

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母美代さん、その写真をジ~ッと観て、
「これはユカどサキだな・・・おめど、もう一人おどごいる。このおどご、誰だ?」(男)

ぶづだんさ居るのは、〇〇おだ。〇〇おはオレの旦那だ。このおどご誰だ?」(仏壇)

美代さん、今日は父のことは憶えているようですが、あたしの夫のことは飛んでしまっています。
あたしの夫であることを伝えると、
「・・・忘れだ。顔もおべでね(憶えていない)

今日は調子が悪いようで・・・。

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「そいえばよ、おめのごど〇〇て、呼んでるども、おめの名前何だ?〇〇はおめの上が」


・・・え。あたし長女だよね?・・・

と、いきなり大笑いし、
「おめは〇〇だ、オレはおめどソノコしか産んでね」

普通にあたしの名前を呼んでいるのに、ふと判らなくなる・・・。
前にも、あたしの名前が出ないことがありましたが、今日のあたしはとうとう次女?発言。
でもまぁ、そうでないことを思い出したようで、良かった・良かった。
とは言え、こんなことがこの先も増えていくのでしょうね。

父の葬儀の際、当時認知症を発症していた妹のお姑さんにも参列頂いていますが、息子である妹の夫の顔を見ても、それが自分の息子であるとの認識ができていないようでした。
認知症が進行していくと、家族の顔や名前も忘れるということは判っていますが、当時は他人事で、「大変だなぁ~・・・」くらいにしか思っていませんでした。

美代さんはまだらボケ。
日によって、随分と違うことが多くなっています。

あたしの上にもう一人兄弟(姉妹)がいるかも発言、以前にもありましたがその時も、産んだのは二人だけだと声を荒げ訂正してきました。
「オレはじっちゃしか知らね。へったなごどはしてね!」(変な)

美代さんは、もしかしたら人知れずの流産の経験があるの?
ふと、そんなことを考えてしまいましたが、まぁ、あたしの、それこそ思い込みです。

2年前の今頃に「アルツハイマー型認知症」の診断を受け、年齢的にスローペースでの進行になる。
だからこそ先の長い介護になる。と言われました。

物忘れの頻度が増え、自分が言ったことも忘れたり捻じ曲げたり、あるときはあたしの言ったことに「そうそう」と同意する。

「あたしは〇〇だよ」

「そうそう、おめは〇〇だ」

あたしの名前、いつまで憶えていてくれるのかな・・・。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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