毎週楽しみにして観ている。

主演の深田恭子さんと松山ケンイチさん演じる不妊症と戦う夫婦と他3家族の それぞれのパートナーとしての生き方を描いている。

不妊症を乗り越えることの大変さを主体としているが、あたしが注目しているのは眞島秀和さん北村匠海さん演じるゲイカップル。

ゲイの世界のことは正直よくわからないけど、多様化している現代で同性を好きになることに嫌悪感は感じない。

少し違うけど、性同一性障害という病気が世に知られるようになってからは、さほどの偏見はなくなってきている様に思うし、芸能人の中でも公表している方も多くなってきているように思う。
ただ、現実としてあたしの娘が同性愛者であったら、少なからず動揺はするだろう。

以前、なかなか結婚しない長女に
「あんた、もしかして女の人が好きなの?」と、訊いたことがある。
「はあ!何言ってんの!」
「だって、男の影がちっとも見えないじゃない」
「結婚を目的とした付き合いはしたくないの。出会った相手と自然な形でのゴールインが望みだし、今は自分が相手ために家事をするということが想像できないから」

結局は自分自身が一番で、自由気ままな生活に浸っていたいだけなのかも。
(望が高すぎる娘で、トホホです)

海外では、ゲイカップルの地位が確立されている国もあるようだが、その点でいえば日本はまだまだ発展途上国のように思う。
クリアしなければならない問題が沢山あるだろうし、日本という国の精神的な面も影響されているようにも思う。

突き詰めればお互いが心から信頼し、愛の対象となる相手が同性だった。それだけのことなのかもしれないけど、それが許容範囲に値するかどうかは家族を含め当事者になってみなければわからないことで、年代にもよるが案に公表しそれが普通に受け入れてもらえるご時世にはまだまだ至っていないのかも。

この先、長女が紹介したい(いつになるかわからないけど)と連れてきた相手が同性だったら、あたしはどの様な行動を起こすのか想像し難い。
ただ、自分が産んだ子なのだから相手共々信じるしかない・・・のだと思う。
(タラレバの話ですみません)

22日の最終回、できれば4家族それぞれがハッピーエンドで終わることを望んで楽しみにさせて頂きます。