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普通に会話していると「ああ」とか「わがった」と言うが、続きの話をし出すと「ん?何のことだ?」
と訊かれる。
「え?聞こえてないの?」
「よぐ聞こえなかった。なんの話だ?」
こういうことが度々ある。

「聞こえていないなら、わかったふりしないでちゃんと話して」
「聞こえでる。でもな、はっきりとは聞こえないんだ」

「じゃあ、~のこと、美代さんはどう思っているの?」
「少し待で、あだまのなががぐちゃぐちゃするじゃ」

元々、物事をかみ砕いて整理したり、考えたりするということが苦手な人で、一つのことを説明するのも話が行ったり来たりで、聞く方も「??」となることが発症前から多々あった。

亡くなった父が認知症を発症したとき、父は病気を受け入れることを拒否しているようだったが、母は素直に受け入れてくれた。
しかし、今後の進行度をちゃんと説明し治ることはないと何度言っても、
「早く治りたい」と言う。

物忘れは少しづつ進行しているが、新しいことを覚える能力がまだまだあるようなので、わたしが腐らず根気よく付き合っていくしかないのかもしれない。