2025.10.30(木)

美代さんの面会に行って来た。
3週間ぶりになるかな。


古河に住んでいた時は、美代さんが入所していた施設はお隣の加須市にあった。
要介護1だった美代さんだったけれど、どう見ても1ではないと区分変更の申請をし、結果として要介護3になった。そう、2を飛んで3に。

3になると特別養護老人ホームに入所できる。
ケアマネが施設のパンフレットを手配してくれたので、5~6か所ある中で3か所を見学させていただいた。

当時はコロナ禍で、居住スペースの見学は禁止。
施設の面談室で説明を受けた。


3か所の中で、選んだのが加須市にある特養だった。
周りは田園の、そこそこ田舎(失礼)だったので、美代さんの生家の風景に似ていたのが選んだ理由。

勿論、入所希望を出したところですぐに入所できるわけではない。
早くても1年ほどは待たなければならない…そう覚悟していた。

ところが、運が良いというのか・他に何か理由があったのかわからないけれど、入所OKの返事が入った。

わたしは迷った。
何故って、3になったばかりだったし、まだわたしの介護でもやっていけると思ったから。

でも、一度断ってしまったら次はいつになるのかは定かではなく、それこそ数年待ちになることも考えられた。
結局、悩んだ末に入所を決めた。


面会は、コロナ過ということで直接面会はできなかった。
それでもガラス戸越し面会は可能だったので、なるべく期間を開けないように面会に行っていた。

罪悪感と言うのかな。
まだまだやれるのに、わたしの想いだけで決めてしまったことに対する、申し訳ない気持ちでの面会だった。

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ぼやけてしまったけど、連くんと黒(こく)ちゃん。
この2にゃんは、親子ではないかと思っている。


あの頃は、コロナ禍でなければ毎日面会に行き、美代さんの居室でボーっとして過ごすのも悪くはないか…などということを想っていた。

現在は居室面会が可能になっている。なってはいるが時間制限が設けられている。ボーっとして過ごすことなど許されていない。
仮にそれが許されたとしても、今のわたしはやらないだろう。

美代さんは、わずかな面会時間でも疲れたと言う。
ベッドで休む?と訊くと、休むと答える。
目を開けているのも疲れるようで、すぐに目をつぶる。
何よりも、わたしが誰なのかもわかっていないのだから。それに、毎日来られたのではウ〇イ…なんて思われなくもないから(苦笑)。

DSC_3168


今日の美代さんはお風呂上りだった。
ひざ掛けをかけていたけれど、寒いと言うので更にもう1枚かけてあげた。

また来てもいい?と訊くと、いいよと言ってくれた。


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