2025.7.5(土)
わたしは嘘つきだ。
3日。一日早い誕生日を祝ってもらった。
行きたい店があるかと訊かれ、そもそも盛岡市内の飲食店はファミレスくらいしか知らないので、お任せした。
新しい蕎麦店を見つけたと言うので、それに従った。場所は雫石町だと。
病み上がりとまではいかないにしろ、胃の具合と相談しても蕎麦はありがたいと思った。
店内はジブリの雰囲気が漂い、壁や床にはそれらのオブジェが飾られており、店主の好みなんだろうな~てのが第一印象。



わたしは好きな天ぷらそばを注文。
ほどなくテーブルに運ばれてきたのがこれ。

けっこうなボリュームで、小鉢までついてきたことに感激。
初めて食べた蕎麦いなりは、中に蕎麦のほかに生姜?が入っていて、風味とシャキシャキが相まってとても美味しかった。
オクラの漬け物が、これまたシャキシャキで、家でも作ってみたいと思わせる逸品。
蕎麦は殻ごと引いているということで黒いものが混じっており、味もさることながら風味も格別だった。
ここまでは何一つ不満はない。
が・・・ですよ。
わたしは麺類に関してはやわらかめが好きで、それはパスタやうどんもそうで、家で茹でる際には記載されている時間よりも長めにしている。
「おいしいね」と言われ、「おいしいね、蕎麦の風味がとても出ているね」と答えた。
これは正直な感想で嘘偽りはない。
美味しいことに偽りはないけれど、難を言えばわたしには少々硬かった。
でも、店の中でそんなことを言うわけにもいかず、そのあとは黙々と食べるだけ。
硬い麺が好きな人にはサイコーなんだと思う。風味もよく蕎麦本来の味が楽しめるのだから。

窓から見えた岩手山。
山頂付近には雲がかかり、ちょっと残念。
店主は、四季折々の風景が楽しめるここが好きだと言っていた。
美代さんと一緒に出掛けた際には、麺類を頼む際には柔らかめで注文してきた。
ある店で蕎麦を注文した際、他の店で注文するときと同じように軟らかく茹でてほしいとお願いした。
けれども店主から発せられた言葉は「蕎麦は硬めが美味しいのだから、それには応えられません」。
致し方なく食べた美代さんだったけれど、噛み応えが良い?蕎麦に悪戦苦闘で、飲み込みも大変で食べ終わるまでけっこうかかった。
正直言って、わたしにもかなり硬く感じたのだから、総入れ歯の美代さんにはもっとしんどかったはず。
麺類は噛まずに飲んでしまえばよい・・・のかもしれない。
でもね、老いてくると飲み込みにも時間を要し、硬いままでは喉につかえてしまうこともある。
喉ごしとも言うけれど、ツルツル感がなければ噛まずに飲み込むのはしんどい。
古河で食べたお店では老いた母を観て「麺は柔らかく短めにしますから」と店主自らが申し出てくれ、とてもありがたかった。
麺の茹で方が選べる店って、お客様のことを想ってくれているんだな~て、つくづく感じる。
わたしは嘘をついたままだ。でもこれではダメだよね…。
軟らかい麺なんて・・・て、思う方は多いんだと思うし、メンドイ人間のわたしは、麺職人からは煙たがれるのかもしれない。
それでも次回があるとしたなら正直に言おう。
「柔らかめでお願いします」と。
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わたしは嘘つきだ。
3日。一日早い誕生日を祝ってもらった。
行きたい店があるかと訊かれ、そもそも盛岡市内の飲食店はファミレスくらいしか知らないので、お任せした。
新しい蕎麦店を見つけたと言うので、それに従った。場所は雫石町だと。
病み上がりとまではいかないにしろ、胃の具合と相談しても蕎麦はありがたいと思った。
店内はジブリの雰囲気が漂い、壁や床にはそれらのオブジェが飾られており、店主の好みなんだろうな~てのが第一印象。



わたしは好きな天ぷらそばを注文。
ほどなくテーブルに運ばれてきたのがこれ。

けっこうなボリュームで、小鉢までついてきたことに感激。
初めて食べた蕎麦いなりは、中に蕎麦のほかに生姜?が入っていて、風味とシャキシャキが相まってとても美味しかった。
オクラの漬け物が、これまたシャキシャキで、家でも作ってみたいと思わせる逸品。
蕎麦は殻ごと引いているということで黒いものが混じっており、味もさることながら風味も格別だった。
ここまでは何一つ不満はない。
が・・・ですよ。
わたしは麺類に関してはやわらかめが好きで、それはパスタやうどんもそうで、家で茹でる際には記載されている時間よりも長めにしている。
「おいしいね」と言われ、「おいしいね、蕎麦の風味がとても出ているね」と答えた。
これは正直な感想で嘘偽りはない。
美味しいことに偽りはないけれど、難を言えばわたしには少々硬かった。
でも、店の中でそんなことを言うわけにもいかず、そのあとは黙々と食べるだけ。
硬い麺が好きな人にはサイコーなんだと思う。風味もよく蕎麦本来の味が楽しめるのだから。

窓から見えた岩手山。
山頂付近には雲がかかり、ちょっと残念。
店主は、四季折々の風景が楽しめるここが好きだと言っていた。
美代さんと一緒に出掛けた際には、麺類を頼む際には柔らかめで注文してきた。
ある店で蕎麦を注文した際、他の店で注文するときと同じように軟らかく茹でてほしいとお願いした。
けれども店主から発せられた言葉は「蕎麦は硬めが美味しいのだから、それには応えられません」。
致し方なく食べた美代さんだったけれど、噛み応えが良い?蕎麦に悪戦苦闘で、飲み込みも大変で食べ終わるまでけっこうかかった。
正直言って、わたしにもかなり硬く感じたのだから、総入れ歯の美代さんにはもっとしんどかったはず。
麺類は噛まずに飲んでしまえばよい・・・のかもしれない。
でもね、老いてくると飲み込みにも時間を要し、硬いままでは喉につかえてしまうこともある。
喉ごしとも言うけれど、ツルツル感がなければ噛まずに飲み込むのはしんどい。
古河で食べたお店では老いた母を観て「麺は柔らかく短めにしますから」と店主自らが申し出てくれ、とてもありがたかった。
麺の茹で方が選べる店って、お客様のことを想ってくれているんだな~て、つくづく感じる。
わたしは嘘をついたままだ。でもこれではダメだよね…。
軟らかい麺なんて・・・て、思う方は多いんだと思うし、メンドイ人間のわたしは、麺職人からは煙たがれるのかもしれない。
それでも次回があるとしたなら正直に言おう。
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