2024.8.6(火)
夜、寝る前にふと思うことがある。
・・・朝を迎えることなく、死んでしまうことがあるかもしれない・・・
人間だもの、いつかは死ぬ。
それが突然起こるということも、なくはない。
母美代さんの介護に係る手続きや書類の記入、役所への提出物などは全てわたしがやってきた。
娘たちは言う。
「ばあちゃん残して死なないでね」
在宅介護でなら、確かに娘たちに負担はかかるかもしれない。でも、現在は特養に入居いているので、娘たちが直接的な介護をすることはない。
但し、毎年申請しなければならない書類の手続きがあるので、今年はその書類を長女にも見せた。
「こういうのがね毎年届くから、ちゃんと中身を確認して、手続きを忘れないようにしてよね。もしもわからないことがあったら、恥ずかしがらずに役所に訊いて」
「わかった」
介護って、身体のケアだけではない。
例えばデイサービスを利用するにしても、先ずは介護認定を受けなければならない。
常くんは、いつも青くんに寄り添ってくれている
Mさんのお母様は要介護4で、介護施設に入居している。
在宅でお父様が介護をなさっていたらしいけれど、突然の体調不良で入院。体調は回復するも、歩行が困難ということがあり、今後は在宅では難しいということで、急遽施設入所になったのだと。
先日、どんな施設に入所しているのかを訊く機会があった。すると、介護付き有料老人ホームに入居させたているのだと。毎月の支払額は20万円を超すけれど、なんとかやり繰りをしているのだと。
「特養のことは思わなかったの?」
「何?特養・・・?」
Mさんは特養のことを知らなかった。
特養のことを教えたけれど、今更移動させたくないと言い、このままでいいという返事だった。
まぁね、他人様の懐事情に首を突っ込むのも失礼だとは思ったけれど、この先お父様も施設利用になるとなったら、お母様と同じ施設にすると言い、そうなると借金をすることになると。
先月亡くなった美代さんの従妹の娘さんも、特養の事を知らなかった。
必要が無ければ知らなくて当然だけれど、知らない人って多いのかもしれない。
91歳のお父様の介護認定は、要支援2。
杖歩行だけれどちゃんと歩けるし、トイレの手伝いの必要もなく、頭の方と言うか認知機能に関しては年齢相応なのだと。
特養に入所するには、特別な理由がない限りは要介護3からなので、要支援2では当分入所はできない。
「そっかぁ。お父様にはできるだけ今の状態をキープしてもらわなきゃね」
と、言ってしまったけれど、お母様と同じ施設に申し込んでいるというのだから、わたしが心配することではないヮね(失言だったかも('A`|||))
Mさんが借金することになったとしても、わたしには関係ない。ないけれども、選択肢に特養があるということを知ってほしかった。
特養のサービスが、有料老人ホームと同等ならば考えると言っていたけれど、そうよね、同等ではないわよね。
そう、特養では医者が常駐しているわけではないのだから、そこがネックになっているのかも。それに、お父様の意思はお母様と同じ施設ということらしいから、論外ね。
Mさんとわたしとでは、親に対する考え方の相違があるのかもしれないね。
この先美代さんに急変が起きたとしても、延命処置を施すことはしない。それは娘たちも了承している。
今は穏やかに暮らしてくれればと、それだけを願っている。
わたしが先に逝くようなことがあったら・・・娘たちが何とかしてくれるでしょう。
ま~、そうならないことを祈っているけれどね。
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・・・朝を迎えることなく、死んでしまうことがあるかもしれない・・・
人間だもの、いつかは死ぬ。
それが突然起こるということも、なくはない。
母美代さんの介護に係る手続きや書類の記入、役所への提出物などは全てわたしがやってきた。
娘たちは言う。
「ばあちゃん残して死なないでね」
在宅介護でなら、確かに娘たちに負担はかかるかもしれない。でも、現在は特養に入居いているので、娘たちが直接的な介護をすることはない。
但し、毎年申請しなければならない書類の手続きがあるので、今年はその書類を長女にも見せた。
「こういうのがね毎年届くから、ちゃんと中身を確認して、手続きを忘れないようにしてよね。もしもわからないことがあったら、恥ずかしがらずに役所に訊いて」
「わかった」
介護って、身体のケアだけではない。
例えばデイサービスを利用するにしても、先ずは介護認定を受けなければならない。
常くんは、いつも青くんに寄り添ってくれている
Mさんのお母様は要介護4で、介護施設に入居している。
在宅でお父様が介護をなさっていたらしいけれど、突然の体調不良で入院。体調は回復するも、歩行が困難ということがあり、今後は在宅では難しいということで、急遽施設入所になったのだと。
先日、どんな施設に入所しているのかを訊く機会があった。すると、介護付き有料老人ホームに入居させたているのだと。毎月の支払額は20万円を超すけれど、なんとかやり繰りをしているのだと。
「特養のことは思わなかったの?」
「何?特養・・・?」
Mさんは特養のことを知らなかった。
特養のことを教えたけれど、今更移動させたくないと言い、このままでいいという返事だった。
まぁね、他人様の懐事情に首を突っ込むのも失礼だとは思ったけれど、この先お父様も施設利用になるとなったら、お母様と同じ施設にすると言い、そうなると借金をすることになると。
先月亡くなった美代さんの従妹の娘さんも、特養の事を知らなかった。
必要が無ければ知らなくて当然だけれど、知らない人って多いのかもしれない。
91歳のお父様の介護認定は、要支援2。
杖歩行だけれどちゃんと歩けるし、トイレの手伝いの必要もなく、頭の方と言うか認知機能に関しては年齢相応なのだと。
特養に入所するには、特別な理由がない限りは要介護3からなので、要支援2では当分入所はできない。
「そっかぁ。お父様にはできるだけ今の状態をキープしてもらわなきゃね」
と、言ってしまったけれど、お母様と同じ施設に申し込んでいるというのだから、わたしが心配することではないヮね(失言だったかも('A`|||))
Mさんが借金することになったとしても、わたしには関係ない。ないけれども、選択肢に特養があるということを知ってほしかった。
特養のサービスが、有料老人ホームと同等ならば考えると言っていたけれど、そうよね、同等ではないわよね。
そう、特養では医者が常駐しているわけではないのだから、そこがネックになっているのかも。それに、お父様の意思はお母様と同じ施設ということらしいから、論外ね。
Mさんとわたしとでは、親に対する考え方の相違があるのかもしれないね。
この先美代さんに急変が起きたとしても、延命処置を施すことはしない。それは娘たちも了承している。
今は穏やかに暮らしてくれればと、それだけを願っている。
わたしが先に逝くようなことがあったら・・・娘たちが何とかしてくれるでしょう。
ま~、そうならないことを祈っているけれどね。
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