2024.7.31(水)

言われた方と言った方。
その内容を忘れられずにいるのは、どちらなのだろうね。

言った方には悪気はなかった。思ったことを言っただけ。
でも、言われた方はその言葉に傷つき、いつまでも尾を引く。

こんなことって、わたしだけではないと思う。
そう、わたしにも両方の経験があるから。

根に持つわけではないけれど、わたしの中ではずっと心に引っ掛かり、この先も悩み苦しみ続けるであろう言葉がある。
そして、妹にもわたしから言われ泣き苦しんだ言葉があると言う。

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お互いの腹の内を割って、とことん話し合えばよいのだろうね。でも、神経質な性格では時に言い争いにもなりかねない…そんな気もするのよね。
結局、どちらかが泣き寝入りをするしかない…?
こういうことって、認知症になったら忘れてしまうのかしらね…。

わたしの両親はどちらも認知症。
父は軽度認知症で、自分のことは自分でできていた。
母美代さんに対してはキツイ言葉や辛い態度だったらしいけれど、娘たちには優しいおじいちゃんだったと。

母美代さんは80歳を過ぎた辺りから少しずつ症状が現れ、91歳の現在は要介護5。
当時のことを次女が言うには、やることがおかしくて言われたこともできなくなっていた…と。


妹は、認知症についてを殊更怖がっている。
義弟のご両親も認知症だった。
特にお父様は暴言や暴力があり、一般的な介護施設には預けられずに、精神病棟だったと聞いている。

わたしも認知症は怖い。
何が怖いって、自分の下のことができなくなること。これが一番怖い。
美代さんの下の世話(オムツ交換)の際、なすがままの美代さんをみて、こうはなりたくないなぁ~と、強く思った。

でも、認知症になったら、恥ずかしいという感情も消えてしまうのかもしれない。過去の楽しいことも嫌なことも忘れて、が全てに。

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たった一人の妹。
その妹とわだかまりを残したままでいいのだろうか…?
な~んて想うこともあるけれど、蒸し返すことで更に気まずくなるのも嫌だしね。

言った・言わない論争には、何の収穫もないヮよね…?

この先は、なるべく穏やかに生きたいと思っている。
心に鍵をかけることも、時には必要なのかもしれないね。


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