2024.6.18(火)

母美代さんが入居している施設へ、面会に行って来ました。
ガラス戸越しが解除され、会議室?での面会。

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ハンモックで寝ている琴ちゃん。わたしの気配を察知し、薄目に…(笑)。


何ヶ月間も切らずに伸び切っていた髪が、スッキリとしていた。
でも、あの長さではすぐに伸びてしまうよな…。もう少し短くしてくれたらよかったのに。

美代さんの髪の毛は伸びるのが早い。
それは爪も同じで、体質なのかもしれない。

散髪代をケチっても…とは思うけれど、切っている時間は拘束されるのだから、切る回数は少ない方が善いよね(苦笑)。


「わたしのことわかる?」いつもはこれで始まるけれど、もうやめにした。だって、訊いたところで美代さんの頭を悩ますだけなのだから、申し訳ないもの。

「わたし、美代さんの娘のまやだよ」

「うん」

うんと答えてくれたけれど、実の所はわかっていない。
なんとなく合わせているだけ。まぁ、それでも嬉しいけれどね。

鼻毛が伸びていたので、預けていた鼻毛カッターを持って来てもらい、カットしてあげた。
痛い?大丈夫?痛かったら言ってね。と問いかけながらだったけれど、「痛くない」と。
在宅介護の頃は「怖い」と言っていたけれど、その記憶は既にないんだね。

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肝心の帽子。
当初は美代さんに選んでもらおうと思っていたけれど、もう、何かを選ぶという選択能力は見えなかった。
頭を持ち上げることもできずに、されるがままという感じ。

ベージュと黒で悩んだけれど、ベージュの方が柔らかい素材で、車椅子のヘッドレストの邪魔にならないと思った。それに、顔色も明るく見えたから、ベージュに決定。

「似合うよ、美代さん」

以前は、似合うよとかかわいいよという言葉には、はにかんだ笑顔を見せてくれたけれど、今日は声にも鏡に映った自分の姿にも無反応。

・・・寂しいね。


ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」の中に、忘れられる人の辛さを表現する場面があったけれど、美代さんの頭の中には、誰か残っている人がいるのだろうか・・・。

孫娘のユカやサキの名前。ひ孫の話を出しても「何のこと?」のような反応。
それでも、別れ際には「また来てや」と言ってくれた。

切ないね・・・。


在宅介護の頃は、記憶についての善い日・悪い日があった。

美代さんの症状には一進一退があり、今日の反応は悪いだった…。
敢えて、そう想うことにしよう。


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