2024.6.16(日)

長女の職場に、沖縄出身の新入社員が配属された。


2~3日前に、みたことのない赤い実がテーブルに置いてあった。

「これ、なに?」

長女が言うには、新入社員の実家から送られてきた物だと。

「だから、なに?」

その実の名前はパッションフルーツ。


名前は聞いたことがあるけれど、実物を見たのは初めて。
表面はシワシワで、この中がどのような状態になっているのか、とても不思議に想えた。

「こんなシワシワで食べられるの?」

シワシワになると食べごろだと言われたそうで、中はアケビをぐちゅぐちゅにしたような感じだと。

…アケビは食べたことはあるけれど、ぐちゅぐちゅって…

百聞は一見に如かず?
切ってみればわかるよね(笑)。
キウイフルーツを食べるように半分にし、スプーンですくって食べるのだと。

DSC_2022

     大きさは、それこそキウイフルーツくらい


皮は硬く、切る際はけっこう力を入れた。
包丁の刃が入ると、中からオレンジ色の汁が流れ出た。

DSC_2023

      アケビをぐちゅぐちゅ…確かに(笑)。


先ず、汁を口に入れてみた。

「酸っぱ~い!」

種のまま食べるのだと言われ、噛んでみた。
「カリッ、カリッ」噛めないほどではないけれど、噛まずに飲んでもいいかな…?という感じ。

酸っぱいけれど爽やかな酸っぱさで、量的にはあっという間になくなってしまい、もう少し食べたかったな~という、余韻が。


63年の人生で、初めての経験。
この実は、どのような進化を経てこの形と味になったのだろう…?
酸っぱさは、動物に食べられないための自己防衛だったのだろうか。
な~んて小難しいことを考えたところで、この経験はたぶんこれっきりかもしれない(苦笑)。


世の中には、知らないことが山ほどあると思う。そして、食べたことのない食材も。
来年もまた新入社員のご家族が送ってくださったなら、もしかしたらおすそ分けしてもらえる?皮算用かな?(笑)。


ご馳走様でした。
たいへん美味しゅうございました。


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