2023.9.14(木)

母美代さんが入所している施設から、8月分の請求書が届きました。

提示されていたユニット型個室料金表と比べてみると、約5千円高かった。
請求明細書に目を通してみると、受診料、薬代、散髪代がプラスされていたので納得。

先月13日に、長女と二人で面会をしている。
その時の髪はボサボサに伸びていたので、その後にキレイにしてもらったということのようね。


ショートステイの頃から、毎月お便りが同封されていた。
今月も美代さんの様子がわかる写真が載せられている。

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     スイカ割とエプロン姿の写真は、自然な笑顔。

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3枚目の写真はカメラ目線で唇をとがらせている。
撮っているスタッフさんに何かを言いたげのようにも見えるけれど、果たして思っていることが言えたのかな?


娘のわたしが観て、「これは笑顔だ」と思える写真。
長女に観てもらっても、同じ感想。

「美代さん、楽しく過ごしているようだね」

「そうだね。でも、家族としてはそう思うしかないよね」

そう、わたしは在宅介護の限界を感じ、施設入所の選択をした。でも、そこに美代さんの意思は反映されてはいない。
それでもわたしの選択はお互いのためなのだと、わりきっている。
そう、やっとそのように想えるようになった…。


「コロナが収束したら家族様参加の行事も再開したいと思っております」
別のお便りに記されていたけれど、同じ空間で過ごせる日が来るのは、いつになることやら。


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美代さん。
昭和8年生まれの90歳。
顔にはシワは少なく、肌ツヤも良い。
ほぼノーメイクで農作業をしていた人とは思えないほど、シミも少ない。

「美代さん、自分の年齢はとっくにわからなくなっているけどさぁ、今日が一番若いんだよ。お互いに、今日を大切生きようね」


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