2023.8.15(火)

昨夜10時過ぎのこと。
「ガタッ」というか「ガザッ」というか、何かがぶつかったような、倒れたような音がした。
その音がしたのはお仏壇を置いてある方向から。


「ねぇ、今音がしたよね?」

「うん、聞こえたけど、何の音?」

お仏壇を見ても何も変わらず。
何の音だったのかふたりで訝ったけれど、音は1回きりで、その後に何かが起きたということもなく、わたしたちも何かを気にすることもなく、音が聞こえる前までの会話に戻った。


わたしたちが、父や夫の思い出話をしないことを不満に思い、父、若しくは夫が「ここにいるぞ」と言いたかったのか。それとも単なる家のひずみの音だったのか。
お盆期間中のことなので、何か小さな出来事にも敏感になってしまう(苦笑)

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亡くなってからの14年間。毎朝お線香をたて、手を合わせてきた。
あ、正直に言えば、たまに忘れたこともあったけれど、ふたりのことを忘れたことはなかった。
何かの拍子に「そういえばじいちゃんが、ほにゃららと言っていたね~」とか「おとうさんて、ほにゃららだったよね~」とかの会話もあった。

何だろう…特別なことではないという感覚。
お盆だから思い出すということではなく、父や夫の話題は普段の暮らしの中で普通に出ている。


葬儀屋さんの社長がおっしゃていた。
亡くなった人を偲んだり敬うことは大事なこと。でも、それよりも大事なのは、生きている人なのだと。

わたしが健康でいられるうちは、これからもお線香をたて、写真に語り掛けたりするはず。

それにしてもあの音の正体は…
まぁ、深く考えないことにいたしましょ(笑)


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