2023.6.10(土)

男性とは、本来はおしゃべりな生き物なのだろうか。
まぁ、個々にもよると思うので一概には言えないのかもね。

仙骨硬膜外ブロックの2回目を受けて来ました。
前回は用意不足で(病院からの説明がなかったから)お恥ずかしい話、人生初の失禁をしてしまったので、今日はかなりの重装備で。
母美代さんのリハパンに、これまた美代さんの尿とりパッドを重ね、赤ちゃんのお尻のようにモコモコスタイルで(ミツバチみたい笑)

肝心のブロック注射は、今回も、まあああ!!痛いの苦しいのって(苦笑)
針を刺した瞬間も痛いのですが、そのあとの薬が入っている間はもううう!!痛苦しい。思わず「アァ・・・ウゥ~ッ」と、声が漏れてしまった(泣)


今日は、カーテンの向こうにお仲間がいた。
姿は見えないので年齢はわからないが、声を聴く限り間違いなく男性。
ブロック注射の時はわたし同様に「ウゥ~・・・ハッハッ、フッフ~」と、苦しそうな声が漏れていた。

この男性、暫くして看護師を呼び「お尻の感覚がない」と。
これは、麻酔薬が入ることによるもので、何も問題はないと言われ安心したようだったが、そのあとがおしゃべりのオンパレード。

その内容は、母親の介護話と自分の腰の状況。
自分は長い間在宅介護をしてきた。
トイレ介助を始め全てをやってきた。週に3回デイサービスを使っていたが、2月に歩けなくなりどうしようなくなり4月に施設に入れた。


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施設でコロナ感染が発生し面会ができなくなり、どうしているかと心配で堪らなくなった。本当は自宅で最後まで介護し看取るつもりでいた。
今は、母親のいない家で、心にぽっかりと穴が開いたような気持でいる。

自分は長く園芸の仕事をしており、重い物を持ち上げたりの繰り返しだったが、ある日千枚通しのような物で腰を突き刺されたような痛みに襲われ、その後は立ち上がることもできず、何とか歩けるようになってからこちらを受診した。


と、簡単に載せましたが、中身はもっと熱く語っていました(失礼)
相手をしていた看護師も相槌を打ちながら聞いており、流石だなぁと思っていたが、わたしが想うにこの男性は介護ロスに陥っているのでは?

この悩みに関しては、先が長くなるのだろうなぁ・・・いつか、解放される日が来るのだろうか・・・と、想うも、薄いカーテン1枚の向こう側。
1時間は安静にというのに、なんとおしゃべり時間の長いこと。
わたしはもっと静かにしてほしっかった。少し眠りたかった(苦笑)

結局、わたしより10分遅れで受けた男性は、わたしよりも早く立ち上がることができ、その後は診察室へ。


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今回の処置は効いているように想う。
今の所痛みはないが、重怠さは少しある。
それでも、痛みが無いのは有難い。
この状態がどれくらい持つのかはわからないが、できれば数日くらいはと、高望みをしてしまう(笑)

あの男性は、今回が初めてのブロック注射だったらしい。
次回があるのかはわからないが、仮にあるとしても、やはりあの痛さと苦しさに耐えるのはかなりなこと・・・まぁ、男性だから大きな声を出すのは恥ずかしいのかもしれないね。

わたしは次回の予約はなしで、この後は薬で様子を観ましょうと言われた。
少しずつでも改善されているのなら良いが、先は長いよなぁ・・・。

「千里の道も一歩より」ですね。


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