にゃんズの母（認知症と猫とわたし）

２０２３．３.６（月）

毎月、第二水曜日に行われている「認知症の人と家族の会」
古河市在住時も参加していました。

実家に戻り、この街でもあるということを知り、なんの躊躇もなく参加。
１、２月は都合が合わなくて参加できませんでしたが、今月こそは参加したいと思っています。


その家族の会の参加についてですが、ケアマネが言うにはこの街の人達は奥ゆかしいのだと。
あまり目立つことはしたくない・・・お喋りもしたくないのだと。
目立つ・・・？わたしはとても不思議です。

古河市での参加の時もでしたが、目だとうなどという考えは微塵もなく、介護での悩みや困ったこと・愚痴を言える場所がほしい。その気持ちが強く、同じ境遇の方々と話すことで少しでも救われる・・・そんな想いでした。

八幡平市民は口下手な人が多いんですよ。と、ケアマネは言いますが、別に特別な言葉や専門用語を話す必要はなく、自分が思ったことや考えていることをそのまま話せばよいのに・・・とわたしは想うのですが。



参加している介護者の中で、現在進行形で介護をしている人は少なく、家族や知り合いの中に少し変だなという症状の人が居るから・・・という方も見えました。
自分一人では解決できない。ならばそういう会を介して少しでも参考にしたい。そう、それで善いのだと思います。

わたしの場合は、母美代さんと同じ介護度で、在宅でどのような想いで介護をなさっているのか・・・などを訊きたいと思っていた。
がしかし、残念ながら介護度が３以上の方の参加はなく、介護を終えた方や専門職の方のお話のみ。
介護を終えた方の話は確かに参考にはなるが、わたしが知りたいのは「今」のこと。介護をなさっている今の心理状態を知りたいとの想いが強かった。
それは、たぶん共有したいからなのだと思う。

現在は要介護５となり、ロングショートステイへの短期入所中。
褥瘡（床ずれ）もほぼキレイになり、健康状態も良好なので特に心配事はないが、それでもロングショートステイを利用するにあたっては、いくばくかの後ろめたさはあった。
そう、こういう想いなどについての相談というか・・・話がしたい。
それが今の参加理由。

古河での参加の時は、現在進行形の方は勿論、介護を終えた方・今後その状況に入るかもしれない方・自分の将来を不安視なさる方。そして介護のプロや、看護師だった方など、多方面からの参加があった。

この街でもプロの方の参加はある。
プロの目から見ての、介護の在り方などの話は大いに参考にはなるが、いざ親の介護となると、仕事でやっているようにはいかないらしい。
そう、それが介護の現実でそういう話を聞けた時には「プロでも悩むんだ・・・」と、ホッとしてしまった（苦笑）




想いや愚痴を吐ける場所があることは、生きていく上でとても大事ですし有難いことです。
わたしは一参加者ですが、過去の経験が誰かの参考になれば。そして、同じ様にわたしも参考にさせて頂きたい。

介護は、１０人居たら１０人の。１００人居たら１００人の。それぞれに合ったやり方があるのだと思います。
その上で参考にできることがあるのなら、取り入れてみてもよいのではないかと。

悩みや愚痴を抱えている方の参加があることを願い、記してみました。
（あなたの街にもあるかもしれません）


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