2023.2.27(月)

「ねぇ、母さぁ~この7ヶ月間母なりに一生懸命にやってきたけど、家族としてではなくて他人の目で見たとして、ちゃんとやっていたように見えた?」

「・・・やっていたよ」


母美代さんの介護を始めたのは2017年の9月からで、そろそろ5年半になる。
この間、要介護1から要介護5へと進行。

古河市から、ここ八幡平市に戻ってきた昨年7月の時点では要介護3だったが、担当ケアマネやデイサービス施設長からは、「どう観ても3ではなく4。若しくはそれ以上になっているように見える」と言われた。

昨年12月の認定調査の結果、介護度は5に。
4を通り越して5に進んでいたとには、少々驚いた。

2020年の秋に、区分変更で介護度は1から3に。
1ではないとの想いで申請した区分変更だったが、3になったことでいつでも特養に入所できるという希望が持てた。

2021年4月に特養に入所。
この時の美代さんの歩行は、杖歩行と手引き。
でも、杖歩行では危なっかしいということで、デイサービスでは車椅子を使っていた。

特養に入所後は、一切杖を使うことはなくなり、完全に車椅子。
施設側としては、それこそ転倒でもされたら一大事な訳で、家族の想いは棚の上で致し方なし。

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22日は、月に一度のケアマネ来訪日だった。
ずっと考えていたことがあったので訊いてみた。
美代さんが歩けなくなったのは、わたしのせいではないか。
少しでも歩けていたのに、特養に入所させたことで完全車椅子生活となり、歩行とは無縁になってしまったから。

「美代さんには変形性膝関節症がありますね。歩けなくなったのは娘さんのせいではなくて、必然ですよ」

「あぁ・・・そうなんですね」


遅かれ早かれ、歩けなくなることは決まっていた。
但し、在宅介護では僅かでも歩く機会はあった訳で、施設入所をするとそれがなくなることで、歩けなくなるのが早くなると。

ロングショートステイを利用することで、美代さんの身体はもっと動かなくなるかもしれない。でも、そこは介護のプロなのだから、美代さんが痛い想いをせずに済むように扱ってもらえるだろう。

娘たちや叔母たちは、わたしの介護を認めてくれている。
でも、一番認めてほしいのは妹。
そう、美代さんの介護には一切かかわっていない、妹。

年賀状には、一度顔を観にくると書いてあったが、はてさていつになるのだろうか。


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