2022.12.19(月)

ねこ娘の桐ちゃん。御年20歳。
足腰は丈夫で(たぶん)、日に何回も階段の昇り降りをする。
食欲もまぁまぁで、好物のお刺身やホイップクリームをお替りしてくれる。

毎晩(夜中の3時前後)わたしのベッドに上がりご飯のおねだりをするが、昨日(18日未明)は部屋には入ったがベッドには上がらずそのまま出て行ってしまった。
何か嫌な予感がし廊下に出てみると、トイレのオシッコの塊がほのかにピンク色に。そして、嘔吐の後が3ヶ所に。

猫は吐く生き物なので嘔吐の中身が問題。
桐の嘔吐は水分のみで固形物はなし。これって、食べていないということ。
それよりもショックだったのは血尿。
20年のニャン生で、血尿が出たのは初めて。

急いで盛岡市内の掛かりつけ動物病院へ。
岩手に戻り、受診は2回目。
現在の桐の情報が何もないので、治療法を決めるためには採血が必要と。
暴れることもなく採血が済んだが、看護師・医師ともに「おとなしいでですねぇ」とヾ(=^▽^=)ノ

血液検査の結果。
気になっていたのは腎臓の数値。
初診時に、慢性腎不全と診断された7年前の15歳の時の検査結果票を渡していた。
それと照らし合わせた結果として、この7年間急激な進行も観られずに穏やかに推移したらしい。
これは、ある意味ではとてもすごいことだと言われた(たぶん、ほめられた?)

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問題は、CPKという項目の値が異常に高くなっていたこと。
(検査の説明:筋肉や脳や脊髄の損傷であがります)


「不穏な声で鳴くことはありましたか?」

3年ほど前から、え~っ?という鳴き方をすることがあり、今でもたまにある。
これは甲状腺ホルモン異常が原因で起こるものらしく、バセドウ病ではないかと。
バセドウ病・・・目が飛び出る病気で、サッカー選手の本田圭佑さんが思い浮かぶ。

バセドウ病は人間と猫が罹る病気だと。
猫が罹る・・・全く知らなかった。

【猫の甲状腺機能亢進症】
https://www.hirai-ah.jp/d011/

痩せてきたのは年齢のせいだとばかり思っていた。
古河市在住時の掛かりつけ医からは、年を取ると人間と一緒で食べても太れなくなると言われていた。
セカンドオピニオンではないが、医師によっては随分と診断が異なる。
食べても太れず、それでいて運動機能は失っていない・正しく桐の症状。

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「今すぐどうのということはありませんが、年齢的にみてもいつ何が起きても不思議ではありません。それ相応の覚悟を持っていてください」

この年齢になると、病気もひとつふたつではなく、何十と疑われるそうです。
全ての検査をするには負担になるので、今の症状を収める処置をしていただくことに。
血尿を止める抗生剤・吐き気止めを、補液(点滴)と共に注入。
(首の辺り・背中寄りに)

「ごめんね~、嫌だね~」

補液は何回か受けていたが、目の前での処置は今回が初めて。
冷たい液体が身体に入ることで不快感が起こるらしく、おとなしい桐でも少々鳴いた。

今朝、ホイップクリームとゼリー状チュールを、少しだけど食べてくれた。
嬉しかった。食べてくれて「ありがとう」と、いい子いい子してあげた。

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覚悟は必要。
解ってはいるのですよ・・・。
でもね、まだもう少し(ずっと)傍に居てほしい。

この日の体重は、2.39kg。片手で持ち上げられそうな体重です。

補液のために、数回の通院が必要に。
食欲がいつも通りになるまでは、通院が続きます。


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