2022.9.29(木)
録画しておいた「監察医朝顔 2022スペシャル」を、昨夜観ました。
このドラマは好きで、シーズンⅠ・Ⅱと全ての回を観ていました。
毎回録画をしていたのですが、残念ながらⅠは消してしまい後悔。その教訓からⅡは残しており、いつか、また観たくなったときの楽しみにしようと思っていました。
今回の内容では、時任三郎さん演じる主人公朝顔の父親・万木平の認知症が核になっていたように思います。
「じぃじはね、忘れる病気になったの」
朝顔のセリフの中の一つです。
長女のつぐみに、大好きなじぃじは忘れる病気になり、治らないことを教えていた場面です。
若年性認知症・63歳の役の時任三郎さんですが、表情のない演技が物悲しく、美代さんにもあるなぁと思いながら観ていました。

認知症は、色々なことを忘れていく病気。
9月は世界アルツハイマー月間で、今年のパンフレットには、老女がピアノを弾く絵が描かれています。
~忘れても
あなたはあなたの
ままでいい~
美代さんも、色々なことを忘れています。
わたしのことを妹だと言ったり、一緒に暮らしている孫娘(ユカ)を、わたしの妹(ソノコ)だと言ったり。その時々で忘れ方も違っています。
今日は会話が通じ、調子が良いな・・・と思っていても、数分後には全くかみ合わなくなることもあり、さっきまでの会話は何だたったの・・・というようなことも。
何よりも、毎日が初めましてなので、これからやることを一々説明することから始まります。
録画しておいた「監察医朝顔 2022スペシャル」を、昨夜観ました。
このドラマは好きで、シーズンⅠ・Ⅱと全ての回を観ていました。
毎回録画をしていたのですが、残念ながらⅠは消してしまい後悔。その教訓からⅡは残しており、いつか、また観たくなったときの楽しみにしようと思っていました。
今回の内容では、時任三郎さん演じる主人公朝顔の父親・万木平の認知症が核になっていたように思います。
「じぃじはね、忘れる病気になったの」
朝顔のセリフの中の一つです。
長女のつぐみに、大好きなじぃじは忘れる病気になり、治らないことを教えていた場面です。
若年性認知症・63歳の役の時任三郎さんですが、表情のない演技が物悲しく、美代さんにもあるなぁと思いながら観ていました。

認知症は、色々なことを忘れていく病気。
9月は世界アルツハイマー月間で、今年のパンフレットには、老女がピアノを弾く絵が描かれています。
~忘れても
あなたはあなたの
ままでいい~
美代さんも、色々なことを忘れています。
わたしのことを妹だと言ったり、一緒に暮らしている孫娘(ユカ)を、わたしの妹(ソノコ)だと言ったり。その時々で忘れ方も違っています。
今日は会話が通じ、調子が良いな・・・と思っていても、数分後には全くかみ合わなくなることもあり、さっきまでの会話は何だたったの・・・というようなことも。
何よりも、毎日が初めましてなので、これからやることを一々説明することから始まります。
- ズボンを下ろすよ
- オムツを外すよ
- お尻を拭くよ
などと言わなければ、本人は何をされているのかが判らず、不安になります。
忘れても あなたはあなたの ままでいい。
でも、忘れることによって不都合も出てきます。
声掛けが通じない・・・言われたことが理解できていないことが多くなり、自分でできることがどんどん少なくなっていく。
今の美代さんは、赤ちゃんと同じかも。
美代さんの世界は、いつでも今。
さっきまでのことは忘れ、これからやろうとすることも忘れる。
今の、この瞬間が全て。

朝顔の父・平は、妻の実家である、そして亡くなった地でもある仙ノ浦の施設入所を希望していました。
(ロケ地は岩手県陸前高田市。震災で残った一本松が有名なところです)
ドラマの後半は、ずっと泣いていました。
何とダブらさせていたのかわたし自身も解らなかったのですが、拭いてもふいてもあふれ出す涙でした。
平が、最後に朝顔に掛けた言葉は「元気でな」
優しい微笑みが、印象的でした。
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忘れても あなたはあなたの ままでいい。
でも、忘れることによって不都合も出てきます。
声掛けが通じない・・・言われたことが理解できていないことが多くなり、自分でできることがどんどん少なくなっていく。
今の美代さんは、赤ちゃんと同じかも。
- 立てない
- オムツを外すことはできない
- 衣服の脱ぎ着ができない
- スプーンは持てるが、何を食べているのかは判らない
美代さんの世界は、いつでも今。
さっきまでのことは忘れ、これからやろうとすることも忘れる。
今の、この瞬間が全て。

朝顔の父・平は、妻の実家である、そして亡くなった地でもある仙ノ浦の施設入所を希望していました。
(ロケ地は岩手県陸前高田市。震災で残った一本松が有名なところです)
ドラマの後半は、ずっと泣いていました。
何とダブらさせていたのかわたし自身も解らなかったのですが、拭いてもふいてもあふれ出す涙でした。
平が、最後に朝顔に掛けた言葉は「元気でな」
優しい微笑みが、印象的でした。
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