2022.9.17(土)Ⅱ

古河市在住時、認知症の人と家族の会で知り合ったIさん。
ライン交換し、今も連絡を取り合っている。

要介護5の寝たきり状態の妻様を特養から退所させ、在宅介護に切り替えたそうだ。
全く歩けない状態だったのが、今では階段の昇り降りができるまでに回復しているそうだ。

これを受けて、わたしも何とか美代さんを立たせたい。せめてトイレでのウンチの時間、ズボンとリハパンを下ろす10秒ほどでも自立してくれたら・・・その想いが強くなった。

昨夕、晩ごはん前にいきなりお腹が痛いと言い出し、慌ててトイレに連れて行った。まぁ、慌てたところで車椅子なのだから、動きは決まっているが(苦笑)

いざ、立たそうと思っても、足に力が入らない美代さん。
手摺りを掴ませズボンの後ろを持ち上げ、何とか立たせたが、ものの数秒で便座にペタン。
ケアマネが言っていた。
便座に座らせ、リハパンを破く方法を取ればいいと。
でもね、わたしはケチなので、汚れていないリハパンを簡単に破くことができない(苦笑)

DSC_0199


DSC_0200

ありのままを受け入れる。
頑張らない介護は、これなのだろうか。

要介護4と5の違いをネット検索してみた。
現在3であるが、4と想われている美代さんの症状は、書かれていた内容とほぼ同じで、5は寝たきりで、意思の疎通ができないとあった。
美代さんとの会話は、ときどき通じないこともあるが、寝たきりではない。

自発的に動いてみようと思ってくれるのであれば何とかなるが、意識がある状態では、それができない。(無意識で動くことはあります。不思議よね)
身体が傾き、傾いた方向の口からよだれが流れる。
クッションを入れ、何度直しても傾きは治らない。
それでも、本人は疲れないと言っている。


精神論。
「そったな病気、えい!や!で、治すんだ」と、軽度認知症だった父に言っていた。
美代さん、その言葉、わたしもあなたに言いたいよ・・・。

治ることのない病気ならば、今を快適に過ごさせればよい。
でも、少しでも改善するのなら何とかしてあげたいと躍起になってしまう。
結局は、わたしの独りよがりなんだろうね。

このまま進行していく美代さんを受け入れる。
それが、お互いのためなのだろうか・・・。
美代さんは、何を望んでいるのだろう。
口数も減り、傾眠時間が長くなる一方で、わたしがしてあげられることは何?

「認知症とともに 希望がもてる社会へ」
9月は世界アルツハイマー月間。

同じ悩みのある方と、お話がしたいと思っています。


いつもお読みくださりありがとうございます。
ランキングに参加しています。
ポチっと応援していただけますと、励みにもなり嬉しいです。



人気ブログランキング


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
にほんブログ村