2022.8.22(月)

母美代さんの二次在宅介護が始まり、1ヶ月が過ぎました。

古河の認知症の人と家族の会で言われたことですが、気負わずにやれることをやるだけと。なので、やれることをやれる範囲でやっています。

介護度が限りなく4ではないかと言われていますが、耳の聴こえはすこぶる良いので、わたしと娘の会話を聴き「そだそだ」などと頷いていたりします。
頷いているのだから解かっているのかと想うと、それはまた別の話で、美代さん流の理解力での頷きのことが多々あります。

時々、何がツボなのか分からないのですが、一人で「ククク・アハハハ」と大笑いしていることも。余りにも面白そうに笑うので、つられてこちらもついつい笑ってしまいます(笑)
そして、それはデイでも同じ様で、人様との話で笑ってみたり、スタッフさんと目が合っただけで笑ったりと、美代さんは周りの人からは、とても朗らかだと想われているようです。

家での生活では、なかなか難しいのがベッド・車椅子間の移乗。
人一倍怖がりの美代さんは「おっかね・転ぶ」を連呼。大丈夫だからと毎日言っているのに、毎日が初めての美代さんには「昨日も言ったでしょ!」が通用しません(困)

余りにも大騒ぎをするので、ご近所さんから虐待をしているのかと想われているのではないか・・・それが、とても気掛かりです。
この場合菓子折りを持ち、認知症であることをお知らせした方が良いのかな・・・と、想ったりして。
そう、わたしや娘だけでは無理なことが起きた場合、ご近所さんにお手伝いをお願いすることもあるかもしれない・・・そのためのご挨拶は大切かも。

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毎日同じことを言わなければならないということが、わたしにはかなりのストレスになっており、100回教えて101回目に理解してくれるのなら教えがいもありますが、この先はそれは望めないことなので、虚しさだけが残ります。
教師業には向かないヮね~(苦笑)

1ヶ月過ぎても、住んでいる家が自分の家と理解していないので、ときどき言うのが、

「おどごの人が居ればよがったのに・・・」

特養では、男性スタッフの介助でトイレに入っていたようです。
今朝、寝起きでて言われたのが、

「おめ、こったに遠いどごろさよぐこれだな」

「わたしね、何度も来ているのよ。だから、道も知っているのよ」

未だに、どこか別の施設にいるのだと思っているようです。そして、そこは遠い所だと・・・。


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