2022.8.10(水)
社会福祉協議会から福祉車両を借り、市立病院へ行って来ました。
申請日に簡単にレクチャーを受けていたのですが、いざ本番となると説明書を観ても思うようにセットすることができず、モタモタ。
習うより慣れよとは言いますが、使用回数が多くなればたぶん今日よりはスムーズにいくと想うも、正直言いまして、歩けなくなった美代さんが怨めしいです。
立つ力が残っているのなら何とかしようと思いますが、火事場の馬鹿力以外では全く通用しない脚力。
車椅子に座ってはいますが、寝たきりに近いようにも想ってしまいます。
診察室に呼ばれ、薬のことを質問しました。
在宅介護のときよりも薬の量が増えていたので、本当に必要なのかを訊いてみると、血液サラサラの薬は脳梗塞予防のためには今後も飲み続ける必要があるが、それ以外は様子を観て飲んだり飲まなかったりでも良いということに。
痛み止めと便の出を良くする薬は様子観で、睡眠薬はこれまでのベルソムラよりももう少し強いものを処方して頂きました。
医師が、美代さんの耳元で名前を呼んだのですが、耳の聴こえが良い美代さんは、
「きこえでる!」
「ごめんね~、聞こえないと思って」
そう、たいがいの老人は耳は聞こえないものだという認識のようですが、理解力は難しくなっていても聞こえに関しては問題はないのです(苦笑)
半年に一度の骨粗しょう症の薬、プラリアを受けている美代さん。
医師からのアドバイスで、歩くこともなく車椅子でも動けない状態では転倒の恐れはないということで、無しにしましょうと。わたしもそれについては納得。
現在要介護3ですが、美代さんの様子を観た医師は、ケアマネやデイサービスの相談員が言っていたように、この状態では3ではないですね、と。
次の認定調査は来年の1月になっていますが、もしもできるのなら申請をしてみた方が良いのではとも、言ってくださいました。
錠剤では飲めず、すり鉢で潰し服薬ゼリーを使っていることを話すと、初めから粉薬で出して頂けることになったのですが、薬局では錠剤を粉にするために時間を要するらしく、できた時点で連絡を頂けるということで一旦帰宅。
そうそう、診察が終わり会計を待ってると、見覚えのある人がいました。
美代さんの妹・ミッコさんの長男でしたが、声を掛けてみると、
「帰ってきて良がったな、家に居るのが一番だ。施設だと金がかがるがらな」
確かに施設入所はタダではありませんが、介護をする側の負担を考えると在宅介護には限界があると思います。従兄には在宅介護の経験はなく、心配なのはお金?
従兄の言葉に対して、ここで介護のあれこれを言ったところで通じないだろうと「そうねぇ」で済ませましたが、何だかぁ・・・の心境でした。
昨夜、晩ごはん中にモグモグしながら力を込めていた美代さん。
もしかしてウンチ?
案の定、寝る前のオムツ交換でパッドにはしっかり便が。
お尻は既に赤ちゃんになってしまった美代さん。
今朝も大量の便で、言うことが何とまぁ。
「しがだねべ、自然現象だ」
この言葉に返す言葉もなかったわたし(苦笑)
自然現象には違いないけれど、どこまでが正気で言っているのか(・・?な美代さんです。
美代さんを連れての受診は簡単ではなく、医師もそれを理解してくださり、薬は3ヶ月分を処方してもらいました。
ただし、睡眠薬に関しては何やら国の規定があり、1ヶ月分だけの処方になるそうです。
車椅子での在宅介護ですが、外出は思いのほか大変です。
でも、やるしかない。ガンバ~!
※ 福祉車両は、申請をし許可が下りるまでは4~5日を要します。
いきなりの借り受けはできないので、注意が必要です。
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社会福祉協議会から福祉車両を借り、市立病院へ行って来ました。
申請日に簡単にレクチャーを受けていたのですが、いざ本番となると説明書を観ても思うようにセットすることができず、モタモタ。
習うより慣れよとは言いますが、使用回数が多くなればたぶん今日よりはスムーズにいくと想うも、正直言いまして、歩けなくなった美代さんが怨めしいです。
立つ力が残っているのなら何とかしようと思いますが、火事場の馬鹿力以外では全く通用しない脚力。
車椅子に座ってはいますが、寝たきりに近いようにも想ってしまいます。
診察室に呼ばれ、薬のことを質問しました。
在宅介護のときよりも薬の量が増えていたので、本当に必要なのかを訊いてみると、血液サラサラの薬は脳梗塞予防のためには今後も飲み続ける必要があるが、それ以外は様子を観て飲んだり飲まなかったりでも良いということに。
痛み止めと便の出を良くする薬は様子観で、睡眠薬はこれまでのベルソムラよりももう少し強いものを処方して頂きました。
医師が、美代さんの耳元で名前を呼んだのですが、耳の聴こえが良い美代さんは、
「きこえでる!」
「ごめんね~、聞こえないと思って」
そう、たいがいの老人は耳は聞こえないものだという認識のようですが、理解力は難しくなっていても聞こえに関しては問題はないのです(苦笑)
半年に一度の骨粗しょう症の薬、プラリアを受けている美代さん。
医師からのアドバイスで、歩くこともなく車椅子でも動けない状態では転倒の恐れはないということで、無しにしましょうと。わたしもそれについては納得。
現在要介護3ですが、美代さんの様子を観た医師は、ケアマネやデイサービスの相談員が言っていたように、この状態では3ではないですね、と。
次の認定調査は来年の1月になっていますが、もしもできるのなら申請をしてみた方が良いのではとも、言ってくださいました。
錠剤では飲めず、すり鉢で潰し服薬ゼリーを使っていることを話すと、初めから粉薬で出して頂けることになったのですが、薬局では錠剤を粉にするために時間を要するらしく、できた時点で連絡を頂けるということで一旦帰宅。
そうそう、診察が終わり会計を待ってると、見覚えのある人がいました。
美代さんの妹・ミッコさんの長男でしたが、声を掛けてみると、
「帰ってきて良がったな、家に居るのが一番だ。施設だと金がかがるがらな」
確かに施設入所はタダではありませんが、介護をする側の負担を考えると在宅介護には限界があると思います。従兄には在宅介護の経験はなく、心配なのはお金?
従兄の言葉に対して、ここで介護のあれこれを言ったところで通じないだろうと「そうねぇ」で済ませましたが、何だかぁ・・・の心境でした。
昨夜、晩ごはん中にモグモグしながら力を込めていた美代さん。
もしかしてウンチ?
案の定、寝る前のオムツ交換でパッドにはしっかり便が。
お尻は既に赤ちゃんになってしまった美代さん。
今朝も大量の便で、言うことが何とまぁ。
「しがだねべ、自然現象だ」
この言葉に返す言葉もなかったわたし(苦笑)
自然現象には違いないけれど、どこまでが正気で言っているのか(・・?な美代さんです。
美代さんを連れての受診は簡単ではなく、医師もそれを理解してくださり、薬は3ヶ月分を処方してもらいました。
ただし、睡眠薬に関しては何やら国の規定があり、1ヶ月分だけの処方になるそうです。
車椅子での在宅介護ですが、外出は思いのほか大変です。
でも、やるしかない。ガンバ~!
※ 福祉車両は、申請をし許可が下りるまでは4~5日を要します。
いきなりの借り受けはできないので、注意が必要です。
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