2022.8.3(水)
昨夕、デイサービス相談員さんから電話が入りました。
時刻は16時で、レクが終わり帰りの体操をしている辺りの時間帯。
「美代さん、頭痛と眩暈がすると言い血圧を測ると上が150を超えていました。熱をはかると37度でしたのでベッドで休んでいますが、ご家族さまの判断で帰宅を速めることもできますが、どうなさいますか?」
頭痛と眩暈。
これは美代さんの持病と言えるような症状。
疲れたり寝不足が続くとこの症状が出、酷くなると吐き気も出てきます。
吐いてはいないということだったので、そのまま休ませてもらい、予定通りの帰宅にしてほしいと伝えました。
本人も疲れから来ているのだと言っていたそうですが、まだまだ自分の症状を理解できているようです。
帰宅後に、頭痛と眩暈でベッドで休んでいたんだって?と訊いてみましたが、頭痛と眩暈はしたがベッドには寝ていないと。
痛みや苦しみの記憶は残っていても、休んでいた記憶は飛んでいました(苦笑)
89歳の美代さん、初めてのデイで周りは知らない人ばかり。見るものや、やることが多かったことで緊張がマックスになったのでしょうね。
夕ご飯はいつもの半分も食べずに「あだまいで、疲れだ・・・」
(頭が痛い)
無理に食べさせて吐いてはと思い、早々に切り上げましたが薬だけは飲ませないと。
美代さんは過去に脳梗塞で入院していますが、その時から血液をサラサラにする薬を飲み続けています。それと、夜中に目を覚ますことが多かったので睡眠導入剤も飲ませていました。
特養に入所してからは、痛み止め・胃薬・便通を良くする薬が更に増えていましたが、頭が痛いと言うので、取り敢えず痛み止めだけでも飲ませることに。
飲み込む力が極端に弱くなってきているようで、錠剤を飲むことを拒否。
これは特養でもそうだったようで、すり鉢で粉末状にしてから飲ませていたそうです。それも、そのままでは苦くて飲めないので甘~い服薬ゼリーで(お子ちゃま?)
家に戻ってからも同じ様にして飲ませていますが、すぐには飲めないので暫くは口の中に在る状態。
そうこうしていくうちにゼリーも薬も溶け出し、苦みで泣き顔に。
上手に飲める日と飲めない日とがあり、薬の時間は毎日が格闘(泣)
粉末では無理。ましてや錠剤ではもっと無理。
でも、錠剤ならゼリーの力を借りてなんとか飲み込んでくれるかと思い挑戦してもらいました。
「飲み込んだ?口を開けてみて」
「うん」と返事はしたものの、美代さんはとても器用なようで、甘いゼリーだけを飲み込み薬はしっかりと舌の上に残ったまま(驚)
「あぁ~、やっぱりね・・・」
こんなことを3回ほど続けやっとのこと飲んでくれましたが、薬は次第に小さくなっていきます。
胃や腸で吸収されるべきなのに、口の中で溶けてしまっているので効果があるのかは疑問です。
「薬を飲まないとまた具合が悪くなるのよ」
解っているのかいないのか。
老人に薬を飲ませることって、精神的にとてつもない労力を要します。
ネットに書かれてあることを色々と試してはいますが、一度ですんなりと飲んでくれたことはなく、頭を抱える日々が続いています。
薬の用意を始めると、口を開けることを拒否する美代さん。
嫌な記憶は増していくばかり・・・困ったこまったの毎日です(トホホ)
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時刻は16時で、レクが終わり帰りの体操をしている辺りの時間帯。
「美代さん、頭痛と眩暈がすると言い血圧を測ると上が150を超えていました。熱をはかると37度でしたのでベッドで休んでいますが、ご家族さまの判断で帰宅を速めることもできますが、どうなさいますか?」
頭痛と眩暈。
これは美代さんの持病と言えるような症状。
疲れたり寝不足が続くとこの症状が出、酷くなると吐き気も出てきます。
吐いてはいないということだったので、そのまま休ませてもらい、予定通りの帰宅にしてほしいと伝えました。
本人も疲れから来ているのだと言っていたそうですが、まだまだ自分の症状を理解できているようです。
帰宅後に、頭痛と眩暈でベッドで休んでいたんだって?と訊いてみましたが、頭痛と眩暈はしたがベッドには寝ていないと。
痛みや苦しみの記憶は残っていても、休んでいた記憶は飛んでいました(苦笑)
89歳の美代さん、初めてのデイで周りは知らない人ばかり。見るものや、やることが多かったことで緊張がマックスになったのでしょうね。
夕ご飯はいつもの半分も食べずに「あだまいで、疲れだ・・・」
(頭が痛い)
無理に食べさせて吐いてはと思い、早々に切り上げましたが薬だけは飲ませないと。
美代さんは過去に脳梗塞で入院していますが、その時から血液をサラサラにする薬を飲み続けています。それと、夜中に目を覚ますことが多かったので睡眠導入剤も飲ませていました。
特養に入所してからは、痛み止め・胃薬・便通を良くする薬が更に増えていましたが、頭が痛いと言うので、取り敢えず痛み止めだけでも飲ませることに。
飲み込む力が極端に弱くなってきているようで、錠剤を飲むことを拒否。
これは特養でもそうだったようで、すり鉢で粉末状にしてから飲ませていたそうです。それも、そのままでは苦くて飲めないので甘~い服薬ゼリーで(お子ちゃま?)
家に戻ってからも同じ様にして飲ませていますが、すぐには飲めないので暫くは口の中に在る状態。
そうこうしていくうちにゼリーも薬も溶け出し、苦みで泣き顔に。
上手に飲める日と飲めない日とがあり、薬の時間は毎日が格闘(泣)
粉末では無理。ましてや錠剤ではもっと無理。
でも、錠剤ならゼリーの力を借りてなんとか飲み込んでくれるかと思い挑戦してもらいました。
「飲み込んだ?口を開けてみて」
「うん」と返事はしたものの、美代さんはとても器用なようで、甘いゼリーだけを飲み込み薬はしっかりと舌の上に残ったまま(驚)
「あぁ~、やっぱりね・・・」
こんなことを3回ほど続けやっとのこと飲んでくれましたが、薬は次第に小さくなっていきます。
胃や腸で吸収されるべきなのに、口の中で溶けてしまっているので効果があるのかは疑問です。
「薬を飲まないとまた具合が悪くなるのよ」
解っているのかいないのか。
老人に薬を飲ませることって、精神的にとてつもない労力を要します。
ネットに書かれてあることを色々と試してはいますが、一度ですんなりと飲んでくれたことはなく、頭を抱える日々が続いています。
薬の用意を始めると、口を開けることを拒否する美代さん。
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