2022.7.28(木)Ⅱ
おっかね病の母美代さん。
あ、おっかね病と言う名前の病気は無いですが、二言目には「おっかね」を連呼するので、もう病気だということに(苦笑)
そして、そのおっかねを毎回言われているユカは、堪忍袋の緒が切れるかのように、
「あのさぁ、こっちは怖がらせている訳じゃないから、あんまり怖いって言うと、もう身体を触れなくなるよ」
そう、やっとわたしの気持ちに追いついたようです(苦笑)
わたしの腰を気遣ってくれているユカ。
自分がいるときは手伝うからと言ってくれます。
昨夜、美代さんをベッドに寝かせる際に、いやいや~これが本音かぁということが。
やっとこさ枕の位置まで引き上げ、これで良しとなった後に美代さんから一言。
「オレのごどは死なねようにしてけろな・・・」(わたしのことは死なないようにしてちょうだい)
まぁ勝手な言い草だこと!
動けない美代さんをお世話し、やっとのことで寝せているのに、おっかねおっかねを連呼した挙句の果てにはやめろと言い、終いには死なないようにしてほしいだと(T_T)
ユカと二人で「何言ってんの?!」と、顔を見合わせてしまった。
認知症になると死への恐怖心が薄れていくと聞いていたけれど、こと美代さんに関してはまだまだ生への執着心が強いようです。
そう言えば、要介護1のときに言っていたのは「早くしにたい」死ぬ気もないのに、二言目には死にたい。
あんまり死にたいと言うので、ご飯を食べなければ弱って死ねるよ。外に出て車に轢かれれば死ねるよと、半分ヤケで言い放つと、
「だってよ、ご飯食べねば腹減るし、歩げねがらそどに出れね」
要介護3(もしかしたら4)の美代さんは、人の手を借りなければ生きられない。
そんな中で、死なないようにしてほしいと言ったのは、見捨てられると思ってのことなのか・・・。
わたしとユカの介護は、特養での行き届いた介護とは違い、美代さんとっては不安でしかないのかもしれない。
でもねぇ~、認知症が言わせているとはいえ、何だか虚しと思ったのが本音。
美代さんは内臓には心配がなく、100歳まで生きると言われていますが、生きていると言うよりは生かされている。
そのように想っています。
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あ、おっかね病と言う名前の病気は無いですが、二言目には「おっかね」を連呼するので、もう病気だということに(苦笑)
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「あのさぁ、こっちは怖がらせている訳じゃないから、あんまり怖いって言うと、もう身体を触れなくなるよ」
そう、やっとわたしの気持ちに追いついたようです(苦笑)
わたしの腰を気遣ってくれているユカ。
自分がいるときは手伝うからと言ってくれます。
昨夜、美代さんをベッドに寝かせる際に、いやいや~これが本音かぁということが。
やっとこさ枕の位置まで引き上げ、これで良しとなった後に美代さんから一言。
「オレのごどは死なねようにしてけろな・・・」(わたしのことは死なないようにしてちょうだい)
まぁ勝手な言い草だこと!
動けない美代さんをお世話し、やっとのことで寝せているのに、おっかねおっかねを連呼した挙句の果てにはやめろと言い、終いには死なないようにしてほしいだと(T_T)
ユカと二人で「何言ってんの?!」と、顔を見合わせてしまった。
認知症になると死への恐怖心が薄れていくと聞いていたけれど、こと美代さんに関してはまだまだ生への執着心が強いようです。
そう言えば、要介護1のときに言っていたのは「早くしにたい」死ぬ気もないのに、二言目には死にたい。
あんまり死にたいと言うので、ご飯を食べなければ弱って死ねるよ。外に出て車に轢かれれば死ねるよと、半分ヤケで言い放つと、
「だってよ、ご飯食べねば腹減るし、歩げねがらそどに出れね」
要介護3(もしかしたら4)の美代さんは、人の手を借りなければ生きられない。
そんな中で、死なないようにしてほしいと言ったのは、見捨てられると思ってのことなのか・・・。
わたしとユカの介護は、特養での行き届いた介護とは違い、美代さんとっては不安でしかないのかもしれない。
でもねぇ~、認知症が言わせているとはいえ、何だか虚しと思ったのが本音。
美代さんは内臓には心配がなく、100歳まで生きると言われていますが、生きていると言うよりは生かされている。
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強まっていくような気がしますね。
施設にいた父親が事ある毎に
「もう死にたい」こればかり連呼。
いい加減、嫌気のさした僕が
「勝手に死んだら?」と言うと
目が泳いでました。
95歳の時、葬式と墓の話をすると
「そんな先の事言われても…」
いくつになっても生きていたいのかも?