2022.7.23(土)

長女には、有料老人ホームで働いている友人がいます。
昨夜は二人で食事に行くということで、わが家に寄って頂き軽くレクチャーを受けました。

介護士ではないということですが、その接し方は「さすがプロ」と想えるほどテキパキとしており、ベッドから車椅子に移乗させる際も、ヒョイッと軽々しくやっていました。
いつもなら「おっかね」を連発する美代さんが、怖がるそぶりも見せず慣れた手つきのSちゃんに身を任せているようで、そこがプロと素人の違いなのかと感心するのみ。

ベッドの高さについてアドバイスを受けました。
介護をする立場の人にとっては、ベッドの高さは重要なのだそうで、ベッドから車椅子に移乗させる際はベッドが高い状態で、車椅子から移乗させる際はその反対にベッドが低い方が望ましいのだそうです。

介護をする人はまず初めに腰を痛めてしまうらしく、そうなると介護ができなくなってしまうし、自分の病院代も懸かってしまうと。
各家庭の経済状況はあると思うが、お互いの為にも介護用ベッドを薦めると言われました。

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黒白ニャンコの桐ちゃんですが、現在19歳。
人間年齢では92歳ですが、足腰はピンピンしており食欲も旺盛で、未だにジャレます。


今朝の美代さん。
起き掛けにウンチがでると。
美代さんは、上半身には全く力が入りません。
寝返りもできず、自分では首から下は手以外は動かせません。

一人でトイレに連れて行っても支えることができないので、またベッド上でしてもらおうと思っていたところへ長女が。

「二人でなら何とかできるかもしれないから、やってみよ」

結果として大量のウンチが出、美代さんはスッキリとしたようでしたが、便座に座っている美代さんの上半身を前かがみにさせてのお尻拭き。長女がいなかったら一人ではできなかったと思います。

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長女に、古河の家族の会で、主催のIさんの妻様が歩けない状態から階段昇降ができるまでになった話をしていました。
無理をして歩かせなくてもと長女は言っていましたが、その話をSちゃんにしてみたところ、できるのであれば歩けるようになる方が、本人は元より家族にとっても良いことだと言われたと。

美代さんは、寝ているときには足は動かせます。
それに、車椅子の足置きを外すと何とかして床に足をつこうとするのです。宙ぶらりんで居ることが怖く感じるのかもしれませんが、そこまでできるのなら少しでも立っていてもらいたい・・・それがわたしの願いですが、上半身に力が入らないのでかなり難しのでしょうね。

因みに、一人で食事もできず身体の自由も利かない状態の美代さんですが、Sちゃんの見立てだと介護度は4以上になっているのではないかと。
ただ、専門書には意思疎通ができるうちは3とあり、全く会話が通じないわけではないので、美代さんはこれまで通り3なのでしょうね。

在宅介護三日目ですが、じわりじわりと腰に痛みが出ています(苦笑)
・・・頑張りましょ。


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