2022.6.26(日)

母美代さんが一生をかけて揃えた物を、淡々と断捨離しています。

いつか使える。
そう言い続けて仕舞っておいた物が山ほどあり、それは家の中だけではなく小屋の中にもあるのですが、目にする度に出るのはため息。

元気な頃・60代や70代の頃なら何とかなっていたのでしょうが、その時でさえ、捨てられずにいつか使えるで、手を付けずにいたようです。


古河に移り住み、夫が亡くなってからは一人暮らしのわたし。
その時に学んだのは、人は必要最小限のもので生活できるということ。
むやみに物を増やしても、結局使うのはいつも使っている物。
そう、それで事が足りるので、壊れたりしない限りはなるべく増やすことはなかった。

美代さんは必要に迫られて揃えたのだと想う。
でも、父が亡くなり二人でやっていた畑仕事も独りになり、農作業に必要な物も半分で良くなった。
それでも、欲しくて揃えた物を簡単に捨てることができずに、結局はそのままに。

今日、ほぼ空の茶箪笥の整理をしようとした。
中から出てきたのは、はちみつと沢山の古い写真。
はちみつは、昨日載せた物より更に1年古い物。

写真は、両親が若かりし頃の物で、美代さんに見せようと思っているが、処分するのは忍びないので、美代さんがあの世へと旅立つときに棺の中へ入れようかと思っている。
そして、茶箪笥は処分することに。

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家の中には、使わずに仕舞って在る物がまだまだあり、その中には梅干しも。
何年ものになるのかは判らないが、美代さんの手作りなのでかなりの塩を使っているはず。
塩分・糖分控えめの暮らしをしているわたしには、正直言って無用。
水に浸して塩抜きすればいいのだろうけれど、そこまでして果たして食べるのかも疑問。
だいたい、これだって美代さんが元気な時に食べてくれていたら、わたしが処分することにはなっていないはず。

DSC_2083

漬物が大好きで、手作りの漬物用にかめ樽も沢山あるけれど、これもわたしには無用。
食生活の違いは大きいね。
それから、土いじりが好きな美代さんと得意ではないなわたしとでは、生活スタイルの違いもある。

親が残してくれた財産だけれど、本当に必要なものだけを残し、後は処分することに。
そう、わたしがやらなければ、後々大変な想いをするのは娘たちだから。

日に日に暑くなる中で、まだまだ断捨離の日々は続きますヮ。


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