2022.3.1(火)

自分が何歳まで生きられるか。逆に言うと、何歳で死ぬか。

もしもこれが判っていたら、人は人生を有意義にしようと想うのだろうか。


夫は長生きを望んではいなかった。
本人曰く「65歳くらいまで生きたら十分」
でも、亡くなったのは53歳。それも想ってもいなかったガンで。

長生きをの望まないその生き方は、正に自由奔放だった。

自分に正直な生き方と言うのだろうか。
やりたいことは率先していたが、やりたくないことはお尻に火が付くまでやらない。そんな感じの生き方をしていた。

「人生に思い残すことはない」
夫はサラッと言っていたが、こう言い切れる人は、世の中にどれほど居るのだろう。
思い残すことはなくても、欲し物はあると言っていた。
それは、孫。
こればかりは自分の思い通りにはならない。


例えば、余命宣告を受けたとしてそれが数年後だったなら、娘たちは慌てて結婚しただろうか。先の短い父親に孫の顔を見せようと思っただろうか。
いや、思ったところで簡単に子どもができるとは限らないだろう。

1年生存率、50%。
5年生存率、10%。
こういう言い方の余命宣告を受けた夫は、入院後2ヶ月ほどで亡くなった。

11369449624379fbf4a20747a2c61830_s


夫の死で学んだこと。それは、人の命は永遠ではないということ。
以後のわたしは、生き方を変えるべきと思った。
夫ほどではなくても、後悔のない生き方をしたい・・・そんな風に想った。
まぁ、大きなことはできないけれど、こじんまりでも自分に正直に生きるべきとね。


「今日生きていることは奇跡」この言葉を、昔ある人から教わった。

人生は一度限り。
奇跡の一日を、無事に過ごせたことに感謝です。


お読みいただきありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援をしていただけましたなら幸いです。


人気ブログランキング


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
にほんブログ村