2021.12.22(水)

年賀はがきを買って来たまま、なかなか書けずにいます。
例年だと20日過ぎには投函しているけれど、今年は内職の完納を先に考えているので、投函は年内ギリギリかもしれない。

昔・・・岩手時代の頃、亡き父はプリントゴッコという年賀状を簡易的に印刷するプリンター?を買ってくれた。
新し物好きだった父は、とにかくいろいろなことに挑戦していた。
何年間使い続けただろうか・・・記憶の中では壊れたような・・・で、いつしか使わなくなり、その次に父が用意したのは、干支の絵が押せるゴム印と、年賀のゴム印。
毎年ひとつずつ買い求め、気が付けば全ての干支が揃っていた。

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父は季節の行事ごとを大事にする人だった。
お月見には、ススキと月見団子がテーブルに設えていた。

クリスマスには、生のもみの木に綿を雪代わりにし、電飾やオーナメントも綺麗に飾り付けてくれた。

お正月には、お節料理を作るのは父で、二段重ねのお重箱に色とりどりの料理が入っていた。

なんだか懐かしい。
本当にマメな人だった。
でも、41歳になる年に実家を離れたわたしは、それ以後の、日々の父の様子がどんなだったかを知らない。

父と最後に過ごしたのは、亡くなる年のお正月。
初詣に、浄法寺町(じょうぼうじまち)にある天台寺に家族で行ったのが最後。
脊柱管狭窄症を患ったっことのある父は、歩行がペンギン歩きになっていた。それでも、杖を使うこともなく雪の坂道もしっかりと歩いていた。

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年賀状。
父は、いつ頃まで出していたんだっけ・・・?
亡くなった年にも確か届いていたから、たぶん父も出していたのだろうね。

年に一度だけの、年賀状での挨拶をするだけの付き合いとなっている友人もいるが、数年前には、わたしの方から年賀状の付き合いをお断りした人たちもいる。

79歳で亡くなった父。
わたしも、もう少し頑張った方がいいのかな。


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