2021.12.2(木)

昨日は月に一度の認知症の家族の会。

一通りのあいさつの後、車椅子でも受診できる眼科がないかという話が出、どこどこにはスロープがあるとか、医師がふたりなので回転率が良いとか、わたしの知らない情報が盛りだくさん。

母美代さんは、18年に左右の白内障の手術を受けていますが、その際は2泊3日の入院でした。
その当時は認知症要介護1で、手術の怖さを訴えていましたが、術後に観えた風景は靄が取れてスッキリした状態になったようで、手術を受けて良かったと言っていました。

白内障は、必ずしも手術をしなければならないものではなく、目薬で進行を抑えることできると参加者のお一人が。
還暦を過ぎたと言うその方は、自分がその状態であるという話をされ、白内障と診断されたのにほったらかしにしているという他の参加者に、早めの受診を促していました。

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いつもは座談会形式で終わるのですが、昨日は主催のIさんが認知症の特集をした番組を録画されたということで、その番組の視聴会に。

気になったことを二つ載せてみます。
一つは、ある老人ホームで試みたこと。
認知症患者は、二つのことがスムーズにできないことが多く、モデルになった男性入居者さんの改善される姿が。

両手を広げ「1・2・3」のように、数を数えながら指を折っていく作業ができない状態。
数を数えることはできるのですが、指を動かすことはできず、同時に何かをやるということは難しそうでした。
それが、太鼓を打つ取り組みを続けたところ、指導者が言うことを理解され、リズムに合わせた打ち方ができるようになり、表情も明るくなってきていました。
それは他の入居者さんも同様で、「楽しい」という言葉も出、明らかに改善されていることが判った内容でした。
また、普段は車椅子に乗ったままで運動不足にもなっていたらしいのですが、参加した皆さんの体重が減っていたこともわかったそうで、肥満傾向も改善されたようです。
食事内容の見直しもしなければと、施設職員がおっしゃっていました。

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もう一つは、TRFのメンバーのサムさんが考案した、リバイバルダンス
認知症の改善に役立つダンスとのこと。
TRFのサバイバルダンスをもじっているそうです。

65歳以上の軽度認知症害(MCI)の方数名が、毎日このダンスを一定時間することで、認知機能が明らかに改善されているということ。
研究では、ダンス・ウォーキング・何もしないのグループに分け、結果としてダンスグループの改善が顕著だったようです。

ビデオに合わせわたしも踊ってみたのですが、正直簡単ではなく一度では覚えきれませんでした(苦笑)
普段は使わないような動きもあり、頭の運動にもなりそうでした。
と、IさんがDVDをダビングしてくださるということで、数名が手を上げました。勿論わたしもその中に含まれています。
参加者のある方は、そのダンスを基本にした動きにいくつか手を加え、発表会のようなことができないかと模索なされていました。

そうそう、MCIであるかは、普段の行動でも解るようです。
漢字が出なくなったりとか、やる気が失せてきたとか。
わたしにも覚えがあるので、そろそろ専門医に受診をする時期なのかもしれません。

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認知症は、アミロイドβの蓄積が原因であることは間違いないようですが、そのアミロイドβを退治してくれる薬の開発が進んでいることも確かなようで、将来的には不治の病ではなくなる日が来るかもしれない。
そんな、希望を持てる内容も含まれていましたが、果たしてそれがいつになるのかは、神のみぞ知る・・・でしょうか。

ウォーキングが認知症予防になることは知っており、普段からウォーキングをしているわたしですが、ダンスが善いことは知りませんでした。
サムさんが作ったダンスも、併せてやっていきたいと思っています。

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