2021.8.31(火)

昨夜の雷雨。もの凄かったです。

ピカッ!ゴロゴロゴロ!!
寝ていたにゃんズは頭を上げてきょろきょろ。
「なに?なんなの??」のような感じで、きょどってました。

特に肝っ玉の小さい青くんは、ほふく前進姿でテーブル下まで行き、隅っこでじっとしていました。
子どもの頃に、地震が来たら机の下に身を隠せと習いましたが、青くんもそんな感じでした。

雷にはわたしも弱いですが、わたし以上に弱いのが母美代さん。
昔、それこそ子どもの頃のトラウマがあるようです。
美代さんが言うには、ピカッと光った後、3つ数えるうちにゴロゴロが鳴ったときは、すぐ近くに落ちていると。
これは、子どもの頃の体験記から出た言葉でした。

美代さんの生家には、とても大きな木があったそうです。
ある日その木は雷に打たれ、真っ黒コゲになったとかで、根までやられたので枯れて死んでしまったと。
雷が落ちたその瞬間は昼なのに真っ暗になったと言い、子ども心にとても恐怖を抱いた記憶のようです。

今から80年も昔の田舎の農村でのこと。
当時は電気が通っていたのかもわからないのですが、この話は認知症になる前に何度か聞いたことがあり、古河で一緒に暮らすようになってからも、雷の度に聞かせられていました。
この家に越してくる前にも、大きな雷の音に「落ちるんじゃないのか」とビクビクしていたことがあります。
避雷針があるから大丈夫だと説明しても、避雷針の意味が解らずその説明から入らなければならずで、大変でした。

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美代さんの特養は、車で30分ほどの所にあるので、たぶん青くん同様に怯えているのではないかと想い様子を聞こうかと思いましたが、何かがあれば連絡が来るだろうと、ひたすら止むのを待っていました。
特養からは何も連絡はなかったので、たぶん大丈夫だったのでしょう。


関東のほぼ真ん中に位置するこの街は、海には遠く津波の心配は要らないですが、入居している特養の近くには利根川が流れているので、大雨で氾濫でもしたら・・・それは気掛かりですが、そうなったときにはスタッフさんに任せるしかないのでしょうね。

そう言えば、この街も過去に利根川が氾濫したことがあったそうです。
近くには渡良瀬川も流れているので、水害時には美代さんを背負わなければならないのか・・・そんなことを考えたこともありました。

雷が大嫌いな美代さんですが地震には強くて、ある程度の揺れには我慢できるのです。特に寝ているときなどは、揺れに身を任せていると気持ちが良いとまで言います(苦笑)
東日本大震災の時には昼でしたが、あの揺れで夜だったら、それでも寝ていられたのかしら?


認知症になる以前に、実家で暮らしていた美代さんを雷で心配したことはほぼありませんが、今は、なんと言うか・・・子ども帰りしてしまった美代さんを、親の様な気持ちで心配している。
そんな感じでしょうか。


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