2021.8.30(月)
初めに、アイヌ民族についてを検索してみました。
https://www.ff-ainu.or.jp/web/learn/culture/together/details/post_14.html
歴史小説が好きで、司馬遼太郎や吉川英治作品はけっこう読んできましたが、アイヌ民族についての本は読んだことがなく、検索したページを読んだだけでは「はい、理解しました」などとは到底言えず、虚しさが残りました。
岩手の県北地区生まれのわたしですが、戸籍を遡ったらアイヌ民族との関りがが出てくるかもしれない。ふと、そんなことを思いました。
以前に紹介した「マンガでわかる!認知症の人が見ている世界」の本を買ってきました。
内職代を貰えたので、そのお金を使いました。
右側が今日買ったもので、カバーをかけてもらいました。
借りた方は、来月の家族会での返却。
身内・・・特に親が認知症になるなど青天の霹靂なのですが、わたしの場合は母よりも先に、亡き父が認知症になりました。
認知症ではないかと想ったきっかけがありました。
父は車の免許証を持っていなかったので、出かける際は50㏄の原付バイク。
76歳のある日、田んぼからの帰り道で事故に遭い、高次救急センターに搬送されました。
脳挫傷と左右どちらかは忘れましたが、親指の脱臼で入院。
当時は新聞にも載り、ご近所からは驚かれたようでした。
相手の車のキズの確証があり、事故の原因は100%相手側の過失でしたが、もしかしたらその当時には発症していたのかもしれません。
わたしたち家族は、父の今後の事を考え免許証の返納を提案しました。
断られるのかと想いながら恐る恐る話を出すと、何のことはないあっさりと二つ返事で快諾し、地元の派出所で返納手続きを行いました。
その後暫くして専門医を受診し、認知症の診断を受けたのですが、父は納得できずに母の言うことを聞かないことが多かったらしく、再度大きな病院を受診し、解ってはいましたが認知症で間違いないと。
財布の置き場所を忘れ母を問い詰めたり、パチンコで出玉を誰かに盗られたなどと言ったり、母の言うことに逆らい、いちいち文句をつけていたようですが、むすめ達にはいつまでも優しいじいちゃんだったようです。
父が亡くなったのは79歳の誕生日でしたが、亡くなる前の年には、父と夫・わたしの3人で市の花火大会を観に出かけています。
車の中で、「綺麗だな~」とはしゃいでいた父。
わたしや夫にも優しい父でした。
(母も誘いましたが、出かけるのが面倒と断られています)
そう、父は母にだけ辛く当たっていたようなのです。
軽度とは言え認知症の介護など初めてで、言うことも聞いてくない父を、母もどうしてよいのか判らなかったようでした。
あの当時にこの本に出会えていたなら、本を読むのが苦手な母でも、何とか目を通すことができていたのではないか。
マンガで表現されているので、字で解ろうとする難しさも少なかったのではないか。
そんな風に想います。
この先、もしもわたしが発症したら、面倒くさがりの長女にこの本を読んでもらいたい。
でも、できれば活用することなくわたしの本棚に仕舞ったままで在ってほしい。
色々な想いが頭の中を巡っていますが、ならないために自分できることを、これからも続けていく。
そして、なった時にはささやかな抵抗をしながら、流れに身を任す。
今はこんな考えでいます。
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https://www.ff-ainu.or.jp/web/learn/culture/together/details/post_14.html
歴史小説が好きで、司馬遼太郎や吉川英治作品はけっこう読んできましたが、アイヌ民族についての本は読んだことがなく、検索したページを読んだだけでは「はい、理解しました」などとは到底言えず、虚しさが残りました。
岩手の県北地区生まれのわたしですが、戸籍を遡ったらアイヌ民族との関りがが出てくるかもしれない。ふと、そんなことを思いました。
以前に紹介した「マンガでわかる!認知症の人が見ている世界」の本を買ってきました。
内職代を貰えたので、そのお金を使いました。
右側が今日買ったもので、カバーをかけてもらいました。
借りた方は、来月の家族会での返却。
身内・・・特に親が認知症になるなど青天の霹靂なのですが、わたしの場合は母よりも先に、亡き父が認知症になりました。
認知症ではないかと想ったきっかけがありました。
父は車の免許証を持っていなかったので、出かける際は50㏄の原付バイク。
76歳のある日、田んぼからの帰り道で事故に遭い、高次救急センターに搬送されました。
脳挫傷と左右どちらかは忘れましたが、親指の脱臼で入院。
当時は新聞にも載り、ご近所からは驚かれたようでした。
相手の車のキズの確証があり、事故の原因は100%相手側の過失でしたが、もしかしたらその当時には発症していたのかもしれません。
わたしたち家族は、父の今後の事を考え免許証の返納を提案しました。
断られるのかと想いながら恐る恐る話を出すと、何のことはないあっさりと二つ返事で快諾し、地元の派出所で返納手続きを行いました。
その後暫くして専門医を受診し、認知症の診断を受けたのですが、父は納得できずに母の言うことを聞かないことが多かったらしく、再度大きな病院を受診し、解ってはいましたが認知症で間違いないと。
財布の置き場所を忘れ母を問い詰めたり、パチンコで出玉を誰かに盗られたなどと言ったり、母の言うことに逆らい、いちいち文句をつけていたようですが、むすめ達にはいつまでも優しいじいちゃんだったようです。
父が亡くなったのは79歳の誕生日でしたが、亡くなる前の年には、父と夫・わたしの3人で市の花火大会を観に出かけています。
車の中で、「綺麗だな~」とはしゃいでいた父。
わたしや夫にも優しい父でした。
(母も誘いましたが、出かけるのが面倒と断られています)
そう、父は母にだけ辛く当たっていたようなのです。
軽度とは言え認知症の介護など初めてで、言うことも聞いてくない父を、母もどうしてよいのか判らなかったようでした。
あの当時にこの本に出会えていたなら、本を読むのが苦手な母でも、何とか目を通すことができていたのではないか。
マンガで表現されているので、字で解ろうとする難しさも少なかったのではないか。
そんな風に想います。
この先、もしもわたしが発症したら、面倒くさがりの長女にこの本を読んでもらいたい。
でも、できれば活用することなくわたしの本棚に仕舞ったままで在ってほしい。
色々な想いが頭の中を巡っていますが、ならないために自分できることを、これからも続けていく。
そして、なった時にはささやかな抵抗をしながら、流れに身を任す。
今はこんな考えでいます。
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