2021.5.1(土)

今日から5月。
カレンダー上ではGW。
昨年は、全国的な緊急事態宣言で、巣籠を通して居た。

昨日のワイドショーで、羽田?成田?の混雑が映し出されていたけど、国民は我慢の限界に達しているのかもしれないね。でも、感染にはくれぐれもご注意を。

にゃんズ家はどうするのかと言うと、今年は帰省するのです。
美代さんは特養に入所したことで、この先実家に行くことは、たぶん無し。
実家には、捨てられな症候群の美代さんが溜め込んだ、あらゆるもので溢れかえっている。
あたしの役目はそれらの片付け。

次女のサキ夫婦が家を建て、実家を出て行ったことで、2階の元あたしの部屋が空くことになった。
長女のユカがその部屋を使うと言っているので、各部屋の移動も兼ねての断捨離をする予定。

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「いつかは使えるかもしれない」
こう言って、とにかく捨てることを拒否してきた美代さんだが、今となっては実家の記憶もなくなっているし、あたしがやらなくて誰がやる・・・のだよ。
断捨離の話をソノコにしたが、

「なんで!ばあちゃんはまだ生きているのに片付けなんかしたら、死んだ人みたいじゃない!」

あのさ~、生きている人だって普通に断捨離するよね?それこそ、なんでそんな考えになるの?と、言ってやったけど(苦笑)

ソノコは実家に在る物で使えるものがあれば・・・ということを考えていたようだが、あたしが捨てるのは見るからに使えないもので、これもまた見解の相違だね。

ソノコも美代さん似で、捨てられない症候群がある。
自分が着古した衣類(靴下も含め)を実家に運び、着られるものがあったら自由にしていいよ。と、言っていたが、捨てるということに罪悪感を抱くタイプなのかもしれない。
因みに、古着は置いて行くのに、両親には靴下一足もプレゼントをしたことがない。電話代を惜しむように、ケチなのかもしれないけれど、心遣いが欠けているのはどっちなんだろ。

短大時代に使っていた専門書等も、全てを実家に運び入れそのままにしていたが、数年前に彼女には黙って捨ててしまった。
だって、30年以上前の専門書だよ。この間、一度も見直すこともなかった本たちだよ。本人も忘れているんじゃないかな。

時代は日進月歩で、認知症の世界も脳の働きなどが解明されているのだから、ソノコが学んだ時代と今とでは、かなりの違いが出ていると想う・・・。
それに、本当に大事な本ならば手元に置くでしょ。
結局のところ、捨てられないのよ。

あ、また妹の愚痴を言ってしまった。合わない。ことごとく合わない。
27日言われたことが根っこに突き刺さっている。
あたしの亡き夫は、ソコソコいい加減な人だったけど、それをあたしが言う分にはなんの問題もないでしょ。
でも、それをソノコに言われたら、あたしだっていい気持ちにはならないわよ。

「ろくでもない男と結婚したのは、あんたに見る目が無かったからでしょ!」

ソノコの夫は国立大出のエリート。
高卒の夫と結婚したあたしには、返す言葉がなかったけれど、それでも、生きるということに対しては学べたヮね。
夫が居ないとなにもできないと言うソノコとは、違う生き方をしてきたように思う。

女の人生は出会う相手(男)次第・・・。
美代さんも、なんでもできる父に守られて生きてきた。

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あたしは、これからを諦めない。
取り敢えず、実家の断捨離をして来ましょ。

510キロ走行。
安全運転を心掛け、にゃんズと共に帰省します。