2021.2.27(土)Ⅱ

美代さんワールド。

亡き父が生きていると思い込んでいる美代さん。
甥のアキさんの農場で働いているので安心だと言い、その後は父のことを心配する言葉は出ていません。
が!今度は違う人へ矛先が。

最近の美代さんは、頭に浮かんだ言葉がすんなりとは出てこなくなっています。それは、人物に対しても同じで、顔は頭に浮かぶが、その人の名前が出ない・・・。
これって、あたしにもあることで、脳は、古い記憶から押し出すと言われていますが、認知症の場合は直近の記憶よりも古い記憶が蘇ると言われています。
美代さんの場合は、混在しているのかな・・・。

あ、話がズレてしまいました、失礼。
父のことは安心した美代さんは、昨夜は従兄弟の心配をしていました。
父の時と同じ様に、帰って来ない・・・どこで何をしているんだか、と。
で、誰の事を言って居るのかが判らないあたしは、名前を言うようにと。
でも、頭には浮かぶがどうしても名前が出ずに、あたしなら知っているだろうと言ってきた。

・・・ちょっと待って!あなたの従兄弟って?あなたの伯父・伯母(叔父・叔母)のこともろくに知らないのに、その子供なんて解るはずがないでしょ・・・

丁度、晩ご飯時のことだったので、食べることに集中するようにと言い、一旦お預け。
で、今朝はひ孫のハヤブサくんが昨夜泊まったはずなのに居ない。もう、出かけたのか?と。
これに対して、忙しかったあたしは女優をすることができず、にあっさりと、

「昨日は来ていないよ。いつかの思い違いでしょ」

「そが・・・来ていねのが・・・」

次から次へと心配の種が増えている美代さんですが、その都度、何かしらの対応をしなければならないあたしも疲れます。

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美代さんは、美代さんの頭の中は、いつの時代に設定されているのか。
父が亡くなる前の・・・12年前の頃なのか。
それとも遥か昔・・・父と結婚する前まで遡っているのか。

あの、白と黒の縞模様のヘビは、美代さんの記憶だったのか。

さて、今夜は誰の話が出ることやら。
そして、あたしはちゃんと女優ができるのか・・・(苦笑)

ガンバリましょ。