以前に、マスクを目に当てていたことを載せていますが、昨日もまた目に当てていました。

以前のときは「何でだろうなぁ」との返事でしたが、昨日はマスクの使い方自体が判らず、取り敢えず目に当ててみたと言っていました。

「目じゃなくて、口にして」

「・・・」

口を覆うものとの認識がなかった感じで、下にずらそうとせずにそのままなのです。仕方がないですよね、あたしが下げて口にあてがいました。

「マスクは口にするものです。目にではありません」

「そが、わがらねがった」

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今日の古河の予想最高気温は24度ですが、陽射しがないので昨日よりも寒く感じます。実際、寒いです。

朝食後、寒いと言い出したので上に羽織って炬燵に入るようにと。
ヨッコらせと、時間を掛けやっとのことで食卓から立ち上がったのですが、その瞬間に羽織ることを忘れてしまいました。

「なんで、ちゃんちゃんこ着ないの?忘れたの?」

「いや、おべでら」

「じゃ、どうして着ないの?」

「今、忘れだ」

まるでコントです(苦笑)
性格が穏やかな人なら、こういう場合は「あはは」と笑い流せるのでしょうけれど、それがあたしにはできずについつい、

「あぁ~、まともな会話がしたい」

美代さんに聞こえるように呟きます。
もはや、呟きではなく愚痴ですが。

郷愁・・・家に帰りたいが出ました。
デイに行かない日は、どこかに行きたい=家。
美代さんの家は何処かと尋ねると、ナガゼギが出ます。
そう、美代さんの生家です。
そこに、ひ孫のハヤブサくんが居ると思い込んでいます。
最近は名前が出なくなり「ボンズ」とか「わらす」(男の子・童)と言うことが多く、名前を教えてあげると「ふーん、そう言う名前なのが・・・」

生家の、60年以上も前の室内が頭に浮かぶようで、どこどこに台所があり、炬燵は掘り炬燵だったと。
床に座るどころか、椅子に座るのさえもやっとの美代さんが、掘り炬燵に入りたいと言い出しました。

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思い込み。
今座っている椅子にもやっとなのに、床に・座布団に座れると思い込んでいます。
何でもできていた頃のことが、常に頭にあるようです。
できなくなってきたことを認めようとはせずに、
「何でできなくなったのか。どうして忘れてしまうのか」と、悩みます。
そして、すぐに忘れます。
何を悩んだのかを忘れるのならば、結局は、悩まないことと同じなのかもしれませんね。

認知症になると悩まなくなると言いますが、美代さんの場合、悩みはあるのです。ただ、すぐに忘れてしまうので、悩んでいないように思われるのかもしれません。