初代ジェームズボンド役だった、俳優のショーン・コネリーさんが亡くなられたとのことですね。

007シリーズは、たま~に観ていました。
特に思い入れはありませんが、水戸黄門のような勧善懲悪は好きなので、悪を懲らしめる内容にはスカッとしていました。

90歳だったようですね。
ご家族に見守られ、寝ている間に逝かれたとか。
想像するに、苦しむことのないご最期だったのでしょう。

2~3年くらい前だったでしょうか、綾瀬はるかさん主演の「クローン」を題材にしたドラマを観ていました。亡くなられた三浦春馬さんも出演されていたドラマです。

どんなに医学が進歩しても、生身の人間が永遠の命で居られることはない。
自分と全く同じ遺伝子を持つクローン人間から、臓器を少しずつ奪い(言葉は悪いですが、敢えて)生きながらえる。
クローン人間は、クローンとして生を受けたことを受け入れ、これに従い亡くなっていくが、クローンとて、感情はある。
運命を受け入れたとしても、そこには葛藤も生まれる。
その演技をしていたのが、共演の水川あさみさんでしたが、強く印象に残っています。

人は必ず老います。そして、その先には死があります。
これは避けられない事実です。

もしこのドラマが現実のことであったなら、世界中の人間がどんどん生まれ、死にゆく者がいない世界となってしまう。
人間だけが増え続けた世界を想像したら・・・それこそ恐ろしい顛末となるに違いない。

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命には限りがある。だから輝いていられるのかもしれない。
人生100年の時代と言われ、60代は若輩者?
これからの時代を、自分はどのように生きていくのか。

与えられた命を全うし「あ~、楽しい人生だった。ありがとう」
こう言えたなら、どんなにか幸せなことだろうと思う。

あたしは人生を諦めたくはない。
もう少し、頑張ってみよう。