穏やかに過ごしている・・・かもしれないデイサからの返答だったけれど。
あたしにすれば、何が穏やかなのかよく分からない。

亡き父もアルツハイマー型認知症と診断を受けていたが、
介護度は要支援2。だったような。
記憶があやふやだけど、自分のことは全部できていた父だった。
歩行はよちよち歩き(ペンギン歩き)だったけれど、杖も使わずに何かに掴まることもなかった。
離れて暮らしていたので、細かいことまでは判らなかったが、むすめ達が言うには特に変わったところもないと言っていた。

ただ、次女が言うには。
自分たちは仕事で日中家にはいない。
その昼の間に何が起きているのかは判らないが、帰宅すると母美代さんに対して大声を張り上げていることもあったらしい。
その大声も、向ける相手は母だけで、むすめ達にはいつもと変わらぬ優しい祖父さんだったらしい。

介護度は、母美代さんの方が上。
美代さんも、孫・ひ孫には優しい。

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昨夕5時半過ぎ、眠いと言いベッドに入った美代さん。
起きてきたのは、7時過ぎでトイレへ。
晩ごはんを食べるかと訊いたが、「眠いし具合も悪いから要らない、また寝る」と。ならば自分の分だけと用意したのだが、それを観ていた美代さんはいきなり

「おめだげ食べるのが?なしてオレの分はないのよ」

「え?だって具合悪いし要らないって言ったでしょ!」

「オレはそったなごど言ってね。ご飯も食べさせでもらえねのが?!」

・・・はぁ~、なんなの!食べないって言ったじゃない・・・

「でもあなた、確かに食べないって言ったよ」

「言ってね!腹減った。オレの分も用意してけろ」

たった今、食べないと言い。
その後すぐに、食べないとは言っていない。
こんなことばかりが続いている。

自分が何を言ったのかも憶えていない。
それも、最近では理解済みだが、流石に「食べさせてもらえない」には、愕然とする。
こういうことも、全てあたしが上手く切り抜けていけばいいのでしょうね。
とは思っても、出るのはため息。

食べるか食べないかを訊く必要はなく。
とにかく用意する。
そして、食べてもらう。
これが正解なのだろうね。

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夕方の話。
デイで使ったタオル類は自分で洗濯機に入れさせている。
ただ入れるだけ、それも忘れているので、

「洗濯物、洗濯機に入れて」

「わがってら」

「わかっているなら、入れて」

「せんたぐ物入れろって言うども、2がいさ上がって、そどのせんたぐ物入れろって言うのが?」(外)

洗濯機に入れることが、一瞬で2階のベランダから洗濯物を取り込む話になった。
全部あたしがやれば、問題ないのか。

美代さんができることは、食べて寝て出してだけ・・・か。


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