昨夜のことです。

と、その前に。
昨日はデイケ・デイサ共に無しの日。
7時前に起きた美代さんはトイレへ。
そして、二度寝。
再度起きてきたのは11時過ぎで、これはいつものパターンで、特に驚くこともなしですが、その姿は上は部屋着で下はパジャマのまま。
なぜ、下がパジャマのままなのかを問うと、返事は「わがらね」
下も着替えるように言いましたが、いつもの様に「わがった」で、結局一日パジャマのまま。

スポンサーリンク


昨夜、寝る前に「明日はデイケアの〇〇だよ」と、教えました。
このあと、美代さんから出た言葉に

・・・そっかぁ、こうなったかぁ・・・と、感じたことが。

分かりにくくなりますので、標準語で(苦笑)

「さっき、そこで男の人にも言われた。『明日は〇〇の日だ。何時に迎えに来るからな。用意しておくように』と」

我が家は美代さんとあたしの二人家族。
当然、男の人などいません。
この先は美代語で。

「美代さん、誰が居たの?うちはあなたとあたしだけなのよ。誰に言われたの?」

「わがらね。おどごの人に言われダ」

「だから、誰が居たの?」

「わがらねども、言われダ!」

幻覚ですかね・・・。
集合住宅で暮らしていた頃も、孫娘の姿が観えたと言っていたことがありますが、その時は夢だったのかもしれないと、納得していましたが、昨夜は、頑として男の人が居たと言い張ってました。
そんなこんなで、夜用大容量パッドを出してあげ、取り替えるようにと。

「中に入ってる小さいのを取ってから、これをつけるのよ」

「あ、そだけが・・・小さいのこごさある」

そう言いながら、お股の辺りを手で触っていましたが、何かがおかしいと感じたようで、脱ぐ必要のないリハパン脱ごうとするのです。

「あのさ、リハパン脱ぐ必要ないよ。中のパッドを外してこれをつければいいんだから」

それでも脱ごうとするので、おかしいと思い足首まで下ろしてみると、昼用パッドはあてがわれておらず、漏れたおしっこでズシリとした重さ。
リハパンの脇から尿漏れもあったようで、パジャマのお股もシトシトしていました。
朝、夜用パッドを外したは良いが、昼用をあてがうことを忘れていたようです。
それにしてもです。
日中、何度もトイレに入っていたのに、パッドをしていないことに気付かなかった?
いいえ、たぶん自分ではパッドをしていると思い込んでいたのでしょう。

DSC_0668

観えないものが観えたり聴こえてきたり。
やっていないことを、やったと思い込んでいたり。
下の方は、あたしもたまにありますけれど、流石に居ない人を居たとは言いません。いや、観えません。

昨夜取り替えたリハパンですが、一晩で捨てるのはそれこそ勿体ないと思い、今日はそのまま履いてもらように言うつもりでした。

「美代さん、リハパンは?」

「ちゃんと、とり替えだ。このふぐろさ入れダ」

いつもは汚れていても捨てるのを渋るくせに・・・
日々記憶が薄れていく美代さん。

「今日はどごさいぐ日だ?」

今日が何曜日で、どこに行く日かも忘れていますが、取り敢えず行こうと思っているので、それはとても有難いことです。

幻覚や幻聴は、この先も増えていくのでしょうね。
あたしの対応も、学習しなければ・・・


スポンサーリンク