あたしはときどき、自分の顔を載せることがあります。
最近はマスク顔を出していますが、
ブログを始めた当初は何回か上半身を載せていました。

文体や文章の流れなどから勝手なイメージを作ることもありますね。
面白い人・真面目な人・怖そうな人・固い人、
優しい人・綺麗な人・可愛い人・お茶目な人、他にも色いろなイメージが
湧いてきます。

読み手によってその想像はとてつもなく広がると思う。
そして登場人物に対しても想像力は豊かになると思う。

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あたしのブログに登場する人物は殆どが母美代さん。
田舎言葉まる出しで濁音読みが多いので、読み手は苦労していると思う。
始めの頃は括弧の中に普段使いの言葉を入れていたけれど、最近は読者様
たちも慣れたのではないかと勝手に推測し、省略することも多い。

最近の美代さんから出る言葉は、あたしでも聞いたことがない言葉が多い。
作っているの?と訊くと、「いや、むがしのひとだじがへってだこどばだ」
通訳します「いや、昔の人達が言っていた言葉だ」
濁点を取ると判りやすくなることは、以前から載せています。

昔の人達の言葉と言いながら、微妙に少しずつ変化している。
頭の回転が鈍くなり思ったことがすぐには出なくなり、そうこうしているうちに、自分が何を言いたいのかも忘れてしまう。

「ん~、とっとー、ほれ、あれよあれのごどよ」

アレと言われても判らないよ」

「だがら、あれよ!・・・、いい!」(もう)

逆切れが多くなってきてきています。

話の流れで何となく解るときは「~のこと?」と、言えますが、
何かをしている際、例えばTVを観ているときでも「ふっ」と頭に浮かぶことがあるようで、そんな時は例の如く「あれよ」です。

「あのサー、あれじゃ判らないのよ・・・何となくでいいから言えないの?」

「喋れれば、あれてひわね!」

まぁ、確かにその通りで、解っていたなら最初からその物の名前出ているはず。
元々の名前を知らなかったり、自己流・昔の人が話していた言葉で憶えていたりなので、聞き取るあたしも少なからず苦労はしている。

「そったなこだわげ、オレさばわがらね!」

そんな細かなことは自分には理解できない。
【こだわげ】岩手時代は聞いたこともない言葉。
認知症となり、昔言葉がポンポン出てくるようになりました。

美代さんのイメージはどんな風なのでしょうね。
頑固で自分勝手なのか、少しお茶目な分からず屋なのか。
そして、あたしは・・・。

DSC_0631

室温27度。
少し蒸し暑いと思っていたら、窓を開けていませんでした(苦笑)

「なぬ?虫いだって?」

「蒸し暑いの」

「あ、オレのせながもぽがぽがしてきた」

給付金で夏用マスクも買わなきゃ。


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