今日もお疲れ様です。

母美代さんは、現在3種類の薬を飲んでいます。
17年の10月に軽度の脳梗塞発症で、入院加療。
それ以後ずっと今日まで服用しているのが、
1.クロピトグレル 血液を固まりにくくして、血栓を予防する
2.ロトリガ    血液中の中性脂肪やコレステロールを下げる
そして、
3.レミニール   もの忘れなどの症状が進むのをおさえる。
この薬については、認知症の診断を受けた、同年の9月から始めています。

昨日・一昨日と飲んでいません。
いつもはあたしが促し、ちゃんと飲んでいるかを確かめているのですが、
わざと薬のことを言いませんでした。
案の定薬のことはすっかり忘れていた美代さんです。

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人間は(動物も)生きるための本能として食べます。
生きるため・・・ならば、薬も同じではないか。
生きるために、再発を防ぐために飲んでいる薬なのに、飲み忘れる。
認知症だから仕方がない。そう言えばそれっきりで終わってしまいますが、
母が、薬に対してどの程度の関心があるのか、母にとって薬はどんな位置づけにあるのか。
前から想っていたことなので、昨日・一昨日は敢えて薬を飲むようには言いませんでした。

「飲まなくてもいいんだけど、それで一気に逝ってくれたらなんの気遣いもいらないんだけど、下手に寝込まれたらあたしが大変なのよ」

ここまで言いきるあたしです。
だって、本当のことだから。

のまねで簡単にいげるのだばいんども、寝でしまえばおめにめいわぐかげるがらな・・・」(飲まないで、逝けるのならいいけど)

と、理解しているのかどうか、オウム返し的なことを言ってきます。
入歯を忘れてもご飯を食べようとする美代さん。
頂きますが待ちきれず、先にお箸を持ってしまう美代さん。
食べ物への執着はお見事です。

3月に定期診察を受け、MRI検査の結果は良好で、引き続き減塩に努めるように言われていますが、あたしの頭の中では、悪魔がささやいています。

★脳の中に詰まりもないんだから、薬・・・止めてみてもいんじゃない!★
★薬飲んでいても、もの忘れするんだから、止めてみてもいんじゃない!★


介護友のだーすけさんの90歳になられるお父様も、もの忘れの薬を飲んでいたそうですが、すっかり止めたそうです。
だからと言って特段の変化も観られないと仰っていました。
だーすけ様のお父様は口数も少なく、とてもおとなしい方のようですが、対して美代さんは「お願いだから黙ってて!」と、懇願することさえあるくらいのお喋り好き。

もの忘れの薬を止めて、おとなしくなるのならそれでいい。
でも、脳梗塞予防を止めて中途半端に寝込まれたなら、それこそあたしの負担が増えるだけ。

悪魔のささやきは、あたしの心の叫び。

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美代さんの物忘れは確実に進行しています。
それでいて、要らぬお喋りも多く苛立たせるようなこともしょっちゅうです。(本人にとっては必要なお喋りでも、あたしにとってはただの独り言)
耳が遠い訳ではないのですが、理解力が低下しているので一度では聞き取れません。
2度3度の説明であたしの声はどんどん大きくなり、あたかも怒鳴っているかのようになるのです。
そして挙句には「そったにおごるな!」と、言われる始末。

いっそのこと、何もかも判らない状態になってしまったら・・・
そんなことまで考えてしまう、今日この頃です。


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