引越しの手伝いに来てくれた長女のユカが帰ったのが、先週の火曜日。
もう10日以上が経ちました。

一昨日でしたか、ユカが帰って10日になるね・・・みたいなことをしんみりと言ったあたし。
すると美代さんは、

「は?ユカがこごさ来てだってが?・・・」

「え?憶えていないの?寂しいって言ってたよね」

「あぁ、そだそだ、来てらった。今思い出した」

今思い出した・・・
本当に思い出したのか、あたしに話を合わせているのか。
真実は判りません。

先週の土曜日。
19時を過ぎると値引きが始まるので、桐ちゃんのお刺身を買いに、某イオンへ。
帰宅後に美代さんから一言。

「おめ、誰ど行って来た?」

ここに住んでいるのは、美代さんとあたしだけなのに、誰と買い物に行くと言うのでしょう。
当然一人で行ってきたのですが、

「サキの声した。おめ、サキど行ってきたのが?」(サキはあたしの次女)

引越しの前に住んでいたのは〇町で、今は〇〇町。
同じ古河市内での移動です。

以前の〇町の時にも、ユカが居た。と、言うことがありましたが、ここでも同じ様にサキが居たと、言い出しています。
居るはずのない人間が居ると感じたり・見えたりするのは、幻覚や妄想でしょうかねぇ。

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越してきて2週間が過ぎたことを教えると、

「いづ越してきたのがもわがらねども、なしてこごさこねばならねがったのが?」

ここに越してこなければならなかった理由は・・・
それとなく美代さんには伝えていますが、ブログに記すにはまだ心の整理ができていませんので、追々ということに。

理由は、何度か伝えてありますが、例の如く忘れるのですね。
以前住んでいた集合住宅の居心地の良さを、美代さんなりに比べているようです。
あたしの愚かさ・甘さからの引越しなので、あたしにしてみれば自業自得なのですが、とばっちりを受けた形の母には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

それでも住めば都。
狭くて寒い家ではありますが、孫たち(あたしのむすめ達)にも気兼ねなしに来てもらえるはずのこの家で頑張っていくしかないのです。

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あたしには見えない・感じない、美代さんだけに感じる孫の存在。
一緒に住みたい・暮らしたいの想いからなのでしょうか。

でもね美代さん。
あたしはあなたと40年も一緒にいたけど、母娘って、ある程度離れている方が案じられるのよ。
だから、たまに会えるくらいが関係的には丁度いいのよ。

ユカはオレのこどもが・・・?と、言っていた美代さんですが。
子どもでも孫でもどちらでもいいから、一緒に暮らしたい・・・
それが美代さんの本音で、その想いが強い上での妄想・幻覚の様な気もします。