おめさば、おがしぐみえるがもしれねども、オレだって考えで動いでるのだ」(お前には)

やっていることがちぐはぐで、何故今それをしなければいけないの?
ということがしばしばで、指摘をすると上記のような返答。

アルツハイマー型認知症の母美代さん。
先日、新しい携帯のことを載せましたが、どうしても旧い方を使おうとするのです。
待ち受け画面は真っ黒。
当然です、充電していないのですから。
仮に、充電されていたとしても、圏外状態なので使うことはできません。
すべてのデータを新しい方に移し替えたことも教えていますが、如何せん忘れてしまいます。

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勿体ない精神が働く、リハパン問題。
デイケアやデイサービスの日の朝は、必ず交換してねともう何度も言い聞かせていますが、思い込みもあり、なかなか交換しようとはしません。

入浴時に、リハパンの脇をびりびり破かれるのだから、新しい物を穿いていったら勿体ないと。
一緒に入浴する利用者さんのリハパンが破られているのを見て、自分のリハパンも破られ捨てられているという思い込み。どうせ捨てられるのなら汚れたものを穿いて行く、自分なりの考え方だと言います。

バッグの中には、交換用のリハパン1枚・尿とりパッド2個を入れてあります。
尿とりパッドの交換は結構な頻度でありましたが、リハパンの交換は片手ほどもないのです。

「なして、破られでいねどわがるのだ?」(破られいない)

リハパンの交換は、母世代の人間には勿体なくてしょうがない。
気持ちは解るので、少しくらいの汚れには目をつぶってもらうようにお願いしています。
バッグの中のリハパンはいつも残っているから、捨てられてはいないと説明すると、

「ほ、そだのが。オレさばわがらねがらな」

まぁねぇ、タオル類の入れ替えやリハパン・パッドの補充はあたしがしているのだから、美代さんには判らなくて当然と言えば当然だけど。
他の利用者さんのが破られていると、自分の物まで破られているとの思い込みは、アルツ特有でしょうかねぇ。

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引っ越してきて2週間が過ぎていますが、未だに室内迷い婆様。
母の部屋はLDKの隣で、玄関先からも入れます。
玄関脇のトイレに行く際には、自分の部屋から出て行き用が済むと台所から入ってきます。
ぐるっと一周。
脱いだスリッパは自室の前に置き去りで、履いていたはずのスリッパが無いと大騒ぎ。
これも、考えての行動だと本人は言いますが・・・。

「今やっていることはコレ。そして、次にやることはコレ。今のことを中途半端にして次のことをやると、忘れてしまうよ」

「そったなごど、おめに言われなくてもわがってら」

・・・あ、そうですか!・・・

頭が悪くなったと嘆きながらも、ちゃんと考えて行動していると言う美代さんですが、あなたの考え・・・間違っていますから。

何が正解で・何が間違いか。
美代さんには、大きな問題ではないようですが、一緒にいるあたしにはどうしても気になってしまうのです。

今日は、3ヶ月に一度のかかりつけ脳神経外科の定期受診日。
12月に、脳のMRIを撮っていますが結果は今日聞かされます。
そして、半年に一度の骨粗鬆症の注射と薬2週間分の処方もあります。

薬の種類が増えると混乱する美代さんですが、ちゃんと考えて行動してもらいたいものですヮ(嫌味)


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