先週の木曜日に母美代さんの部屋にエアコンが設置されました。

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昨年の7月半ばに肺炎で入院。
退院したのは8月の始め辺りで、19日間の入院でした。
退院時、熱中症が危惧されたのでエアコンを購入したのはいいのですが、取り付けは混みあっていたので暫く待たせられました。

やっと部屋についたのはいいのですが、寒がりの美代さんは窓からの自然の風と扇風機で十分の様で、以後暑い期間に冷房を点けることはなく、秋から冬にかけても暖房としてフル回転したのは数日で、リモコンの使い方を教えてはいましたが、自分で点けることはなく、止めるときだけは自分でできていました。

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以前住んでいた集合住宅は、高気密高断熱がしっかりしていたので、美代さんも特に寒がることはなかったのですが、越してきたこの家はとにかく寒いのです。

建付けも歪み、隙間風も普通に入ってきます。
トイレと洗面所の窓には緩衝材(通称プチプチ)を貼りました。
気持ちの問題かもしれませんが、少しは風よけになっているような・・・

昨夜、8時には寝ると言い出した美代さん。
部屋の暖房を入れていなかったので着替えるには寒いと思い、スイッチを入れようと部屋へ。

・・・ん?暖かい・・・

そう、ちゃっかりと暖房を入れていたのです。

「ねぇ、何時頃に入れたの?」

「なぬよ?」(何よ)

エアコンの暖房のこと!」

んとな~・・・おべでねども、1時間ぐらい前だがもしれね」
(え~とね)

憶えていないけど1時間くらい前には入れた・・・
当たっているのかも、だって程よく暖まっていましたもの。

流石にタイマーの入れ方を覚えるのは無理なので、これはあたしの仕事。
起きる時間を逆算して、ピッピッ。

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母美代さん。
物忘れが激しくなり、さっきのことも忘れるようになっていますが、
寒さを防ぐための防御本能が働くのでしょうか、リモコンの使い方をマスターしたようです。
でも、携帯電話と同じ様に使い方を忘れることも出てくるでしょうね。

気候が穏やかになる頃には、暖房の使用はストップになります。
夏の暑さが気になる頃には、再度リモコンの使い方をレクチャーです。

勿論、その時は冷房で。