腹も身の内。
母美代さんの胃は、どの様になっているのか。
日曜日の今朝の起床は10時半。
11時過ぎに朝食を食べ始め、終わったのは13時。

デイのない日のご飯の支度は、自分でさせます。
昨日の朝、あたしが用意したおかずを残してしまい、冷蔵庫の中へ。
今朝は忘れずにそれを出していましたが、チンすることもなく冷たいまま食べようとしていました。
「チンしないと、美味しくないよ」

他におかずの用意をしたかというと、何もなし。
その代わりに、ご飯はてんこ盛り

食べ終わった美代さんは、お仏壇にあるイチゴ大福を手に取り、
「これ、食べでもいいのが?」

「いいけど、薬は飲んだの?」

飲んでいなことを知っていましたが、敢えて訊きました。
すると、また訳の分からないことを言い出しました。
薬はまだ飲んでいない。
ご飯が少なくて、お腹がいっぱいになっていない。
だから、大福で腹を満たしたい・・・のようなことを。

てんこ盛りにできていたのですから、炊飯ジャーには、十分なご飯が入っていたいうことです。
それなのに、お腹がいっぱいになっていないと言う。
「ご飯、沢山あったはずだよ。何で少なく盛り付けたの?」

「・・・・・・」

結局、大福が食べたかったのでしょう。
素直に「食べたい」と言えばいいのに。

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薬は大福の後で飲ませましたが、その際も色々と。
今日が日曜日である事を確認した美代さん。
ピルケースを持ってきて、
「土曜日は空っぽだ。したら、いづの、飲めばいいのだ?」

曜日確認ができているのに、日曜日の分を飲むという考えにならない。
こういうところが認知症なのでしょうね。

そして、
今は昼だから、昼の分を飲むのかと、訊いてきます。
起きた時間が遅いので、食べる時間も遅くなるのは仕方のないことですが、
朝食としての食事なのか、昼食としてなのかの判断もできなのです。
朝・昼・夜と、一日3回飲まなけらばならない。
テーブルへも貼り紙しています。

3回飲まなけらばならない。
例え昼だとしても、今は1回目だ・・・とはならないようです。
「今は昼だけど、起きて最初のご飯だから朝の分だよ。3時頃に昼の分を飲んでよ」

時間配分ができないのだから、しょうがない。
解ってはいるのですが、イライラします。

デイのない日の薬には、本当に頭を悩ませます。
今日に限ったことではなく、毎回々同じ説明の繰り返しで、出るのはため息。
ため息一つで幸せが一つ逃げる・・・らしいですが、
わが家の幸せって、マイナスになっているんじゃない!

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長生きの太鼓判を押された美代さん。
薬とは、それこそ長~いお付き合いになるはず。

「薬、全部飲み終わったの?」

「このながのは飲んだ」(中)

「ロトリガは?」

忘れていたとは言わず、「まだ飲んでいない」の返答。

ピルケースの中の薬を飲んで終わりの考え。
別々になっているから忘れるんだ。
そろそろ別の方法を考えようか。
でも、
自分の意思で飲むという時期を、もはや過ぎているのか。

「はぁ~」
また一つ幸せが逃げたヮ。


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