昨日は節分でしたね。

わが家の豆は、落花生。
こどもの頃から、ず~っと落花生。
TVに映し出される豆が、とてもこまいことを不思議に思っていました。
なぜ、落花生じゃないの?
あの豆は・・・何?
大豆であることを知ったのは、中学・・・高校辺りだったかな。

地方性・・・なのかもしれませんね。

幼い頃から、イベントごとは亡き父の仕事でした。
「鬼は~外~~。福は~内~~。鬼のめんたまぶっつぶれろ~」(目玉)

各部屋に、5~6粒ずつ撒いて回っていました。
あたしたち姉妹は父の後を追い、撒かれた豆を拾い集めることが、
楽しかったですね。

落花生は、殻を潰す際に飛び散ることが多く、手作りのゴミ袋を、
一人に一つ作ってました。
そう、広告のチラシなどを利用して、作ったのがこちら。

DSC_0454


DSC_0455

マイゴミ袋。
食べ終わったら、そのまま潰してゴミ箱へ。

このやり方は、むすめ達にも教えてましたが、保育園でも折り紙作りは
していたようで、折り方を間違えた際は、逆に教わることも・・・
年齢の数だけ食べる・・・が一般的のようですが、
落花生は、やめられないとまらない(何かのCMみたい)
食べた者勝ちで、夫を始め競って食べていました。

スポンサーリンク

夫を亡くし一人暮らしとなってからも、豆まきはちゃんとしていました。
でも、ある時期から掛け声は、
「鬼は外、福は内」ではなく「福は内、福は内」

わが家に鬼はいない。
福だけが留まってくれたら、善。
みたいな、考え方ですね。

夕方6時過ぎ「福は内・福は内」の掛け声で豆まきです。
当然ですが、美代さんは座ったまま。
トイレ以外に撒いて回り、
回収した落花生は、居間の炬燵テーブルの上へ。

「晩ごはん前だから、食べないでね」

「わがってら」

食事の用意を始め、そろそろ出来上がる時間の頃、
美代さんは洗面所へ。
ご飯前なのだから食べちゃダメ。
な、はずなのに口をゆすいでいた。

「ねぇ、食べちゃダメって解ってるって言ってたよね!」

「言った・・・ような・・・」

「確かに言ってたよ。なんで食べたの?」

ひでよ(だから)

「ひでよ?野口英世は通じないよ!」

「ククク、ヒヒヒ」

ひでよ(だから)・・・なんで食べてしまったのか、
食べてはいけないと解っていたのに、食べてしまったと。
おまけに、野口英世のワードにハマり、ひとり笑い。

午後5時を過ぎたら、固形物は禁止にしています。(飴玉含め)
毎回、口を酸っぱくして教えています。
まあまあ、守れませんが。

思考は幼児と一緒で、目の前に食べ物があれば、我慢などできない。
置いた、あたしが間違っていたのでしょうけど
ほんの少しくらい、我慢出来なかったの・・・

大人として接するのか、幼児と思えばいいのか。
善悪、悪とまでは言いませんが、
やって良いこと・ダメなことの判断も付かなくなってきている。

大人子どもの美代さんの世話(介護)は、疲れます。


スポンサーリンク