昨日、歩行車で歯科医院へ行って来た美代さん。

疲れた・あっちこっちが痛いを連発。
それでも、入浴はすると言うので「じゃぁどうぞ」

「体調がすぐれないときは、無理して入らなくてもいいよ」
と、何度も言っているのに・・・。

デイの無い日の入浴は、ひとりでするようになった美代さんですが、
洗うのは、顔と下のみで、あとは湯船に浸かり温まるだけ。

夜用パッドと、肌シャツを用意してあげ、19時前くらいに浴室へ。
「ちゃんと、温まってね」

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いつもなら、15~20分ほどで上がってくるのですが、
今日は遅いなぁと思いながら洗面所へ。
と、先に美代さんから。
いだのが?ふろがら出れねでだ・・・出してけろ
(いたのか、出してくれ)

中を覗くと、湯船のへりに掴まりしゃがんだままで立ち上がれない状態。
「何としても、立でね。立だせでけろ」

汗だくで、へりにしがみついている美代さんの両腕を掴み、
上に引き上ようとしたのですが、膝が動かないと言うのです。
ならばと足に触ると、
いだい、ダメだ触るな。自分でやる」(痛い)

・・・はぁ?なら何故にあたしを呼ぶ?・・・
「なら、あたしは行くよ」


「だめだ、いぐな。出してけろ」

こんなことの繰り返しが10分もあったかな・・・あたしも汗だく。
美代さんは昔から、人に身体を預けるのが苦手。
でも、そんなことを言っちゃぁいられない。
このままでは、ゆでだこから風邪ひきさんになってしまう。

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         たこさんウインナーで失礼

湯船に入り、美代さんの後ろから脇の下に手を入れ持ち上げ、
やっとのこと立つことができたのですが、今度は湯船から出られない。
はぁ~・・・。
こうして・ああしてをやってあげ、何とか脱出成功。

美代さんとあたしの体重差、7キロ。
介護は体重ではないと言いますが、
素人のあたしはどうしても腰に力が入る。
慢性ぎっくり腰を抱えているあたし・・・
少々ダメージを受けていました。

そして今日は、予約していたタイヤ交換日。
気をつけてはいましたが、4本目を持ち上げた際に鈍い痛みが。
はい、やってしまいました(泣)
本格的なぎっくり腰ではないけれど、まぁそこそこ痛む。

普段、腰痛を感じることはないのですが、
ぎっくり腰という爆弾は、いつ爆発するかが判らない。

湯上りの美代さんに訊いてみました。
「ねぇ、顔とお股は洗ったの?」

返事は・・・NO。
先にお湯に浸かり温まろうと思ったようですが、
とすると、美代さんが湯船に浸かっていた時間は、何分間?
たとえ半身浴状態でも、湯あたりしますヮ。

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老人の入浴は週4日あれば十分と言っていた、ケアマネ。
美代さんにも、この話は何度もしています。
それでも毎日入ろうとする美代さんを、引き留める手立て。

考えなければ・・・ですね。

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