抜けた差し歯の後の、調整をした入歯。
調整した箇所が痛く噛めないと言うので、昨日、歯科医院へ。

その前に。
水曜日、デイケアで歩行車の練習をしてきた美代さん。
玄関先で、スタッフさんさんが仰るには、
「ブレーキやロックの掛け方が、どうも判らないみたいですね。まぁ、少しづつ練習ですね」

あれほど「ブレーキのかけ掛け方なら分かる・できる」と
豪語していたのに、やはり忘れるようです。

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商業施設の一角にある歯科医院へは、あたしの足なら5分でいける距離。
練習がてら歩行車で。

出かける前に、ブレーキ・ロックの掛け方を練習。
そして、いざ出陣。
100メートルも進まないうちに、疲れたを連発。
その都度休憩なのですが、ロックの掛け方が判らない・・・
いいへ、忘れている。

少し歩き始めると、今度は進まない。
何故?と思うと、平坦な道でブレーキを掛けている。

当たり前だけど、押さないと進まない。
そして、押すから進む。

慣れていないこともあるのですが、
自分が押しているにも関わらず、進むのが怖いと言うのです。
「ねぇ、何にもない所でブレーキ掛けないで。進まないよ」

「したって、勝手に進むがら・・・」

坂道ではないのだから、勝手には進みません。
そうこうしているうちに、緩やかな下り坂。
「おっかね!進む・・・」

それこそブレーキを掛ければよいものを、こういう時には、
ブレーキの掛け方が判らないと言う。

結局、歯科医院に着くまでに要した時間は、20分。
歩くより、少しは時間短縮になったかなぁ。

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受診が終わり帰り道。
商業施設で迷子になりかけた美代さん。
あたしの前を歩き出し、出口ではない方向へ進むのです。
「そっち違うよ、出口じゃないよ。戻って」

「ん?そが」

どこから入って来たのかも、自分がどの辺りに居るのかも、
判らないと言っていました。
因みに、この歯科医院への通院は3回目。

頭の中に地図を描くことが、できなくなっています。
徘徊が始まったとしたら、漏れなく迷子になること間違いなし。

昨年の今頃は、こちらの商業施設の外周500メートルほどを、
1周~2周できるほどの脚力がありましたが、
今では、100メートル・200メートルを歩くのもやっと。
日に日に弱っているように思える脚力とは無縁に、
痛い痛いと言いながらも、食欲が落ちることはなく、体重だけが増える。
悪循環ですヮ。

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        食べることが生きがい

帰宅後。
あっちが痛い・こっちが痛い。
「なして、こったにいだいんだべ(こんなに痛いんだろう)

普段使わない場所に力が入っての筋肉通?でしょうか。
それにしても、筋肉痛がすぐに来る美代さんの身体は超若者?

この日の夜の入浴が最悪。
長くなりますので、次回へと。

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