朝から寒い一日です。

昨日のデイケアリハビリ会議はいつもと変わりなく、同じように過ぎました。
「頑張っていますよ。肺炎入院で落ちた体力・筋力を戻すように、リハビリをしています」

理学療法士は毎回「頑張っていますよ。良くなっていますよ」こう、言ってきますが、あたしにすればどこが?です。

退院から3ヶ月過ぎ、入院前よりも筋力低下は否めない。
然るに、現状維持。常に現状維持。
年も年なので、現状維持できていれば御の字なのでしょう。

美代さんは杖歩行。
理学療法士は、毎回ピックアップウォーカーやシルバーカーを進めてきます。
杖歩行では心許ないので、四つ足の歩行器を勧めてきます。
これも、美代さんの安全の為だということは判っていますが、
本人にその気がないのです。
一応、解りましたということで、ケアマネと相談することにしました。

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長谷川式認知症スケールでの最近の点数は24点だったそうです。
点数だけを見れば、ホントに認知症なの?ですが、
この点数結果を観て、施設医は、
「この方はアルツハイマーではありませんよ」

言い切っていました。
あたしは、断言されたことをとても不思議に思ったのですが、あとでケアマネが「アルツハイマーの様には見えませんよ」と、言いたかったのでは・・・と、フォローしていました。

ケアマネが仰るには、たとえば五角形での診断に替えたとして、輪がどのような形になっているのか、少なくなっている部分がどこであるが重要だと。

そして、アルツハイマー型認知症は十人十色で、環境にもよると。
一気に進行する方もいれば、母美代さんのように一見何でもないように観える人と、まぁ本当にそれぞれだと。
何でもかんでもしてあげ、何もさせないと、進行が速くなる人がが多いとも言ってました。

更にケアマネは、手を抜く・・・のんびりとした気持ちで接する。それが、介護の秘訣なのだ。とも仰っていました。
それができていたら、悩みませんヮ。

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● 認知症とアルツハイマー型認知症の違い
アルツハイマー病は認知症の原因疾患の一つです
アルツハイマー病を発症すると、記憶障害の症状が見られ、進行にともなって場所や時間、人物などの認識ができなくなる「見当識障害」の症状が現れます。身体的機能も低下して動きが不自由になったりします。進行の度合いには個人差があり、わずか数年で寝たきりになってしまう人もいますが、10年経っても自立して穏やかに暮らしている人もいます。
アルツハイマー病の根本治療はまだ出てきていませんが、抗認知症薬で病気の進行を遅らせることができます。
https://www.ninchisho-forum.com/knowledge/kurashi/006.html

美代さんの場合、線を引いている部分にあたるのではないか・・・。
診断を受け、丸2年が過ぎています。
確実に進行していると感じていますが、それはミリ単位での進行のようです。

ケアマネは最後に、
「自分の時間を持つために、多少のお金は掛かりますが、ショートステイの利用を勧めます」
とも、仰っていました。

にゃんズを連れて、2~3日のドライブ旅行に行くのもいいのかもしれません。


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