あたし、にゃんズの母のブログでは、母美代さんの言葉はそのまま載せています。訛りや濁点が多いので、読みづらいとは思いますが、どうか宜しくお付き合いください。

今日も穏やかな古河です。
風もなく、陽射しが心地よい。

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昨日、デイケアから帰ってきた美代さんから言われました。
おどごのひとがら、にぢようびにどごがさ行ったがきがれで、買い物さ行ってきたって言った」(男性理学療法士、どこかに)

「そう。何か言われたの?」

あたしと一緒に行ってきたのかと訊かれ、一人で行ってきたと答えた美代さんに、理学療法士は、危ないので、絶対に一人では出かけないこと。
と、言ったそうです。

日曜日、美代さんはどうしてもカイロが欲しいと出かけて行き、結局買ったものはカニカマと納豆でしたが、今日部屋を覗くとあるはずのない飴玉がありました。
飴玉を買ってきたことは、秘密にしたかったようです。
(バレるのに・・・)

3ヶ月ごとのデイケア・リハビリ会議でも、一人歩きはさせないようにと言われています。
はい、解りました。と答えているあたしですが、心の中ではメンドクサ・・・と、思っていました。

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美代さんは要介護1。
認知症であることと、杖歩行での認定だと思っています。
体力的な問題はありますが、杖歩行でもゆっくり時間をかければ、充分歩けるのです。

本人はおっかね・おっかね(おっかない=こわい)を連発しますが、とにかくゆっくりでならできるのです。

今年の1月に風に煽られての転倒で、左手の甲を骨折しています。
それ以後、理学療法士からは事あるごとに、ついて歩くように言われてきました。

あたしが買い物をする際には、誘っても断るくせに、必要でもないものをわざわざ買いに行こうとする母親の補助。
正直言って、本当に面倒くさいと思ってしまいます。

必要なものは、食材を始め全て揃えているので、わざわざの買い物は要らないのです。
外歩きをしたいのであれば、なぜにあたしの誘いを断る?

「ハヤブサみたいな幼児ならついて回るけど、美代さんはれっきとした大人だよね?道路横断にしても判断できるよね?あたしは、どこまであなたの面倒を看なきゃいけないの?」

「それはオレもわがってら。だども、あそごのおどごが言うがら・・・」
(デイケア・理学療法士)

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物忘れは頻繁になっていますが、しっかり帰って来ますし、自分の住んでいる建物の判断もできています。(一昨年越してきたので、住所は憶えていませんが、杖に名前と年齢、連絡先は記しています)
外出時は、必ず携帯電話を持つようにも教えています。
らくらくホンなので、登録している番号を押すだけであたしのスマホに繋がるのです。

転ばぬ先の杖・後悔先に立たず
先手を打つ・・・何かがあってからでは遅い・・・。
と、言うことでしょうか。
あたしは、薄情な娘です。

今日の様に穏やかな日にこそ、敷地内を二回りするくらいでもいい運動になるはずなのに、美代さんがその気になることはありませんでした。