今日から、毎週木曜日はデイサービス。

先日の担当者会議で、老人は・・・認知症患者の睡眠は浅いと聞きました。
デイケアやデイサービスを受ける際、夜に寝なくなるのでお昼寝はさせないでほしいと言う家族が多いと。

母美代さんは逆です。
昔から寝不足に弱く、疲れや睡眠不足で体調を崩し、頭痛・嘔吐を繰り返しで寝込むこということが、度々でした。
ここで暮らすようになってからの2年間は、農作業もないので、寝込むことはなかったですが。

昨夜は、知らないところへ行くという緊張感もあったようで、いつもより早く・・・8時半前の就寝で、今朝は7時を回る頃に起き、体調は善さそうでした。

デイケアでは、毎回迎えの連絡が入るのですが、今度のデイサービスは迎えの時間が9時30分から50分の間と、決まっています。
このことも、ちゃんと何回も話してあるのですが、やはり忘れるのです。

9時を過ぎた辺りに、迎えの時間を訊いてきました。
便をもよおしたらしく、時間に余裕があるということで、心置きなく済ますことができたようです。

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そして!問題はこれから。
ベランダではためいている洗濯物を見て、
「今日の天気はいいのが?」

「なんで?」

もじもじしながら、
「シーツ・・・汚した」

濡れている部分の下にティッシュを敷いて、おしっこを吸収させようとしていました。
「なんで、もっと早く言わないの?!」

「おごられるど、思った・・・」

子供の発想と同じでしょうか・・・。
美代さんの失禁の回数は増しています。
パッドをするのを忘れ、新しいリハパンを汚したこともありますが、
今朝は、脱いだリハパンを袋に入れたはいいが、ヨッコらしょ、
と、座った途端に尿漏れしたと。
そして、怒られるのが嫌で自分で処理しようとしたと。

あたしだって怒りたくはありません。
でも、ついつい大声になってしまうのです。
幼児なら仕方ありませんが、いい大人がお漏らし・・・そして、隠す。

認知症と、過活動膀胱・切迫性尿失禁のダブルパンチ。
手を貸すことだけが優しさではない。
自尊心もあることなので、できることは自分で。

な~んて、思っていましたが、そろそろ限界ですね。
体調が良いときは自分で交換させていましたが、
夜だけではなく、朝の交換も看てあげなければならない。

美代さんと同居する際、失禁対応のおねしょシーツを購入しましたが、
通気性が善くないようで寝汗をかくことが多く、使ったのは数回のみ。
それ以降は、ペットシートをお尻の部分のみに敷くようにしました。
洗うこともなく汚れたら捨てる。簡単です。

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シーツ交換を黙って観ていた美代さんに、なぜ着替えの際に言わなかったのか、再度訊きました。
「言っても、言わなくてもおごられるど思った・・・」

どうせ怒られるのなら、言った方が善い?
と、思ったかどうかは分かりませんが、
・・・そうよね、どっちにしても大声は出たわよね・・・

怒られると思う・・・そこは解っているようです。
物忘れ・言い繕い・隠す。

色々と増えてきています。


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